笑顔浴

優しい時間

寄り添う鍛錬

2013年11月11日 | Weblog

土曜日の午前中は、事例検討会でさまざまな事例を学ぶ。

相談者が窮地から脱した勇気をもらい

先輩方の温かい声掛けを身に着けたいと願う。

価値観にとらわれず、優しいまなざしで

相手の存在を尊重し、受容し、応援したいと願う。

 

事例を学ぶと、心理カウンセラーが活躍するというよりは

見守っている間に、相談者側で変化が起きてる。

本人の変化、家族や職場の人の変化、突然の環境の変化

困っていたことが改善すると、短期間で終結する。

何年も時間がかかる場合は、納得するまで諦めないからではないかしらん。

それは、人生の質を高める努力の一つだと思う。

そういう時間が必要ということかもしれない。

やがて、自然に変わってゆくので

変わらないで居ることの方が、難しいのではないかと感じている。

だんだん、相談者の持っている生きる力を信じられるようになってきた。

 

会場を移動して、午後から産業カウンセラー実践講座に参加した。

互いに相談者役とカウンセラー役になってロールプレイを録音。

毎月1回 連続3回のテープをおこし、来年2月に事例か逐語のいずれかを提出する。

テープを10回以上再生していると、嫌でも自分の癖が見えてくるので

年々苦しい作業になってきた。

なぜ、このタイミングでこの質問を入れたのだろうと反省しつつ

どういう対応だったらよかったかを考えてみる。

解決を急いで操作的ではなかったか?

相談者が自由に語れる安心感を提供できたか?

技法のスキルを高めるトレーニングは、

無条件で相手を受け入れる鍛錬であり

それは、結局、私自身と向き合う時間になってゆく。

相談は、人と人との交流だから

影響しあいながら成長できるということかもしれない。

 

 

 

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