緑色をした早生みかんが店頭に並びました。
7月の西日本豪雨で山崩れがおきた畑で収穫した
小ぶりの蜜柑も<復興蜜柑>として出荷が始まるそうです。
「少しでも収入になれば助かる・・」と
インタビューに応えておられた男性の想いに
見つけたら私も買いましょうわい。
昨日は、前期試験後の気の抜けた授業になりました。
28人中3人が病欠、季節の変わり目で体調が乱れたのでしょうか。
教科書の内容が、お客様からよく質問を受ける
髪や肌の健康増進についてなので、関心を持ってほしいのですが
教科書が文字の洪水で、眠くなるのでしょう。
座学よりも美容師とお客のロールプレイにしたほうが
臨場感がでるかなあ、と企んでいます。
起立、礼!で着席したとたん
「先生、やっぱり教科書がなかったんよ」
「3月に国家試験があるから、無いままでは心細いね」
「うん、コイツの本、コピーさせてもらう」
「1冊分のコピーかあ、金額も労力も バカにならんなあ~」
「うん・・」
「私が使ってない教科書でよかったら 使う?」
「マジすか? やべー!」
どこがヤバいのか、ちょっとわかりません。
追試を受ける学生が一人だけいて、
「期末試験の解説をしてほしい」とわざわざ、ご依頼がありました。
2009年9月から非常勤講師を引き受けて9年めに初めて?
放課後に補習の約束なんて、もう、嬉しくてたまらない!
「なんだ、私わかったよ!」というタイミングで
正解を自分の言葉で説明してもらうと
おお、理解できてる、すごーい!
40分の補習が達成感で終われて本当によかったです。
2限目に10人以下の小人数のクラスに行くと、
フェイスtoフェイスの貴重な環境です。
「先生、お腹がいたーい」と、申し出があると
他の学生には申し訳ないのですが、説明は一旦停止。
「今、下痢してる?」「No!」
「便秘してる?」「ノーノー」
「冷えたのかなあ、お腹を温めてみようか?」
「湯たんぽ!」
「そー湯たんぽ!」
学生が配布プリントを仕上げている間に
職員室でペットボトルにお湯をいれて持参します。
「あったけ~ ありがとう」
「どういたしまして」幸せな気持ちです。
本日は、他にも訴えがありました が、解決に至れませんでした。
「先生、寒い! 俺の立毛筋がこんなに収縮しとる」
「ジャケットを取りに行っていいよ」
「持ってない」
「クーラーをちょっと切ろうか?」
「いかーん!俺ら最適温度なのに」
「こまったわねえ、どうしたらいいかしら?」
「もういいよ、先生」
「先生、脚が痒い!たまらん」
「脚、見てもいい?」
「いいよ」
「痒いた痕が赤くなってるね、ぽつぽつは片足だけ?」
「両方にでてる、肩や腕にも」
「広範囲なのね、虫にかまれたのかなあ 何だろう」
「俺、アトピーある、でも副腎皮質ホルモン塗りたくない 全然、治らんし」
「そうなんだ・・困ったわねえ、どうしよう」
「もういいよ、先生」
ごめんね、力になれなくて。