地ものの活きのよい海老が手に入ったら
塩ゆでにして ビールを飲むのが父は好きでした。
今日は私も、懐かしい夏の味をたのしみました。
7月頃から 冷たいものが歯にしみるけど、虫歯を抜かれるのは嫌
この葛藤の中にいた母ですが、とうとう受診を選びました。
昨日、歯科医の治療説明によると、
前歯の6本全部、神経の所まで蝕んでいるそうです。
3本の歯の神経を取り、1本グラグラしていた歯を抜歯。
今夜は、<うどん>か<おじや>にして飲食を控えてとのこと。
<おじや>って、どう作るんだっけ?
これから、虫歯治療を始めますが長引きますよ、とのことでした。
先生も可愛い受付嬢も、精一杯の大声で、
母を通り越して 後ろにいる私と会話するので、
母は面白くなかったのでしょう。
「なんも聞こえん!」「何、話しよんの?」
と、お話の途中でも 参加しようとするので
母の正面から、大きく口を動かして
「補聴器の、スイッチを、入れてるの?」
「ピーピー音がするから、今は切っとる」
「お母ちゃん、それ、耳栓になっとるよ」
車の中で、先生のお話をメモに箇条書きにして説明しました。
聞こえないだけで、読めば理解はできます。
デイサービスの人に見せたら、
抗生物質を昼食後に飲むことが理解しやすいでしょう。
メモは、デイに持参するファイルの薬入れの中に入れました。
母は忘れんぼさんなので、治療ノートを作って
このメモも貼り付けておきます。
受付の女性に、大切な伝言があれば 書き込んでもらいましょう。
90歳になっても、無視されるのは辛いですもんね。
大人の一人として、普通に接してほしいのだと想像します。
私も年をとったら そう願っています。