笑顔浴

優しい時間

学生とかかわる方針 1

2014年01月13日 | Weblog

一月は行く 二月は逃げる 三月は去る

駆け抜けるように過ぎる季節ですね。

桜が咲く前に、完了すべきことが いっぱいあります。

 

冬休みが終わったので とりあえず

①今週の授業の予習や準備を始めています。

②来月の後期試験問題と追試験問題を作成する。 

③「あなたが作る試験問題」の集計と配布資料を作成する。

 (学生が提出した問題で模擬テストを作成したり、一部は本試にも採用します。

  出題者名いり問題を配ると、喜んでくれます)

④後期試験攻略プリントを作成する。

(重要なポイントを整理し、暗記してもらうチャンスにしています)

これらも、そろそろ着手しなくては。

 

学生たちと関わる方針は、今年もあまり変わりません。

授業の方法も、ほとんど変えません。

就職後も、自ら調査する姿勢を育てたいので

各自で教科書を調べて記述する作業を大切にします。

「あなたの出逢ったお客様が、病人だった場合に

その人の為に、活用できる知識をメモしなさい」という課題は

即戦力をねらったものです。

 

単語を並べただけの簡潔なメモから

小さな文字で枠をはみ出して裏にまで書かれたものまで。

みるみる新しいプリントを仕上げていく人がいる一方で

第2回目から、全く提出してない学生もいます、

たった1つの空欄が埋まるまで出さない 完全主義者です。

かと思えば、白紙提出か!と思うほどなのに 平気な学生もいます。

自力で調べる学生が多い中、それを待って写すちゃっかり学生もいます。

自分から声を掛けられない人は、小さな疑問で ペンが長い間、止まっています。

その疑問は、だいたい私の印刷ミスでして、申し訳ない。

「これ、わからん~」と甘えにきてくれたら

「ごめん、ごめん」と会話が持てて嬉しくなります。

年中、謝ってばかりの講師です。

 

「助けたり助けられたりして、私たちは暮らすので 

 レポートを借りられる才能を認めますが、ここで恩返しを誓いなさい。

 また、見せたくない人は、 断る練習にちょうど良い機会です。

 たまには、断る才能も磨いて 互いに交渉しあい、人間力を育んでください。  

 私の評価は、手段を問わず、提出の有無のみです。

 将来、 皆さんを指名するお客様が 評価くださることでしょう」

 と、ワタクシ流の信じて待つという、勇気付けをしています。

 

 いびきをかいてる学生には、ジャケットをかけてやります。

 眠ったふりや、 ゲームをして 防衛しつつ過ごす学生もいますが

 不登校だった学生が、音楽に集中することで、声を遮断し

 教室に居る緊張を軽減していると知りました。

 レポート作業に参加しない学生の したくない できない には 

 それぞれの理由や言い分があるので、席を回って

 個別に声をかけるチャンスにしています。

 

 ただ、国家資格を持つことも将来の幸福につながるわけで

 やるときには、ヤルに違いない!でも 

 いつ、やる気をだしてくれるのか?

 あと1年なのに、挽回できるのか? 

 今からお尻を叩いて勉強させた方が本人のためではないか?と 絶えず葛藤します。

 私が、学生を信じる力が減ると、どんどん不安が広がります。 

 焦ったところで、結果は私の思い通りにならないことが多く

 春の国家試験がだめなら、秋の国家試験をめざし、翌年も

 国家試験が実施される限り、挑戦すればよいだけのことです。

 私がそうであるように!

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