国家試験科目の一つなので、合格を常に意識していますが
知識をぎゅうぎゅう詰め込むよりも
自信を育てることが、私の仕事だと思うので
専門用語を わかりやすい説明で納得してもらおうと工夫します。
一番身近な例として、人間関係を例えにすると関心を持ってくれる感じです。
例えば、中枢神経の説明のあとで
「みんなが、学園祭に出店するとして
やる気満々の誰かが、頑張ってくれたら助かるよね。」
「助かる」「期待する」「任せとく」
「でも、そのうち 勝手に暴走し始めたら困らない?」
「うっとおしい」「やめさせたい」
「許容範囲を超えたら、どの集団でも、その働きをやめさせる人が登場します」
「俺や!」「まあ、まあ、まあ、まあ、っていう人?」
「A君のおかげで、とりあえずストップしました。 さあ、これからどうするの?」
「みんなで話し合って続きをします」
「クラス委員のようなまとめ役の人が登場してきて
全体を把握しつつ、互いのバランスを考えます。
細胞レベルでどのようにやり取りしているかは、
皆さんが一つ一つの神経細胞になってみれば、
想像しやすいかもしれませんよ 」
人間関係を比喩に使うのは、
みんなが参加できることと
どさくさにまぎれて、
身体の構成に無駄な物が一つもないように
社会に無駄な人は一人もいない。
目立たなくても どの人もちゃんと役割を担っているんだ。
と繰り返し伝えるチャンスになるからです。
さっき、新幹線で中学生が自殺したニュースが流れました。
本当に、悲しい出来事です。