笑顔浴

優しい時間

褒め上手

2014年05月04日 | Weblog

 

4月5日6日はSSTのトレーナー研修に参加できてよかった。

高知までの高速は、二車線になっているし、

トンネルばかりだったけど遠く感じなかった。

今年はSSTに関心を寄せていて、

研修会が開かれたら、何度でも参加したい。

学んだものを理解し 使えるようになるには、

何度も学び、何度も練習しなくては・・・

 

旅行代理店の社員がバスの手配を忘れているのに気が付いて

遠足を中止にするために、高校に自殺予告めいた手紙を送ったニュースと

イベント運営を担当した会社の社員が、出店を断わられた有名店の名前で、

他店のパンを販売していたニュースをあいついで聞いた。

大勢の人に迷惑をかけてしまうのが怖かったのか、ミスを責められるのが怖かったのか、

「順調に進んでいない」ことを、報告するタイミングを逃してしまった結果

二次人災を引き起こしてしまったわけで。

私もミスに気付いた後の、ヒリヒリするほどの感覚を思いだしてしまう。

 

「失敗した時の謝り方」は、SSTの重要なスキルに選ばれている。

つまり、私も得意じゃない!ってことで。

それでも自己肯定感の高い人ほど、簡単に謝罪できるのは

「私には私の価値があり、必要とされる存在」

「たとえ失敗しても私の真の価値は減らない」

「周囲の人は協力してくれるし、ミスをした私は誰よりも働き最善を尽くす」

と考えることができるからだと思う。

 

普段から、「俺ダメ人間」と自分のことを否定している人が

失敗などしてしまったら、周囲の人が責める何倍も、自分を責めるし、

存在しない声が四六時中批判するのだから 存在の「消滅 」につながります。

「小学生でも、間違えたら ごめんなさいと言える」という発言があったけど、

その小学生が、家族から愛され 失敗しても許される環境に居るからだと思う。

 

SSTは、行動療法のひとつで

褒められることで、行動パターンを変化させることができるというもの。

だから、トレーナーは褒め上手 !

「褒める」は具体的でなければ、「お世辞」になっちゃう。

結果を褒めると、こうしなさい!というメッセージになるといけないから

過程・経過で良いところ探しをした方がよいのですって。

 

 


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