4月5日6日はSSTのトレーナー研修に参加できてよかった。
高知までの高速は、二車線になっているし、
トンネルばかりだったけど遠く感じなかった。
今年はSSTに関心を寄せていて、
研修会が開かれたら、何度でも参加したい。
学んだものを理解し 使えるようになるには、
何度も学び、何度も練習しなくては・・・
旅行代理店の社員がバスの手配を忘れているのに気が付いて
遠足を中止にするために、高校に自殺予告めいた手紙を送ったニュースと
イベント運営を担当した会社の社員が、出店を断わられた有名店の名前で、
他店のパンを販売していたニュースをあいついで聞いた。
大勢の人に迷惑をかけてしまうのが怖かったのか、ミスを責められるのが怖かったのか、
「順調に進んでいない」ことを、報告するタイミングを逃してしまった結果
二次人災を引き起こしてしまったわけで。
私もミスに気付いた後の、ヒリヒリするほどの感覚を思いだしてしまう。
「失敗した時の謝り方」は、SSTの重要なスキルに選ばれている。
つまり、私も得意じゃない!ってことで。
それでも自己肯定感の高い人ほど、簡単に謝罪できるのは
「私には私の価値があり、必要とされる存在」
「たとえ失敗しても私の真の価値は減らない」
「周囲の人は協力してくれるし、ミスをした私は誰よりも働き最善を尽くす」
と考えることができるからだと思う。
普段から、「俺ダメ人間」と自分のことを否定している人が
失敗などしてしまったら、周囲の人が責める何倍も、自分を責めるし、
存在しない声が四六時中批判するのだから 存在の「消滅 」につながります。
「小学生でも、間違えたら ごめんなさいと言える」という発言があったけど、
その小学生が、家族から愛され 失敗しても許される環境に居るからだと思う。
SSTは、行動療法のひとつで
褒められることで、行動パターンを変化させることができるというもの。
だから、トレーナーは褒め上手 !
「褒める」は具体的でなければ、「お世辞」になっちゃう。
結果を褒めると、こうしなさい!というメッセージになるといけないから
過程・経過で良いところ探しをした方がよいのですって。