笑顔浴

優しい時間

覚悟を決める

2011年12月12日 | Weblog

 

12月9日の夜は、アサーショントレーニングの2回目でした。

何度も受講しているうちに、自然にアサーションの思考回路を辿り始めます。

ちょうど、道のない野に けものみちができるように

時間をかけて、ゆっくりと 頼りない道らしきものが見えてきます。

 

「言いにくいことをお願いするときは、

断られた時の提案を3つくらい用意してからにしましょう」

私はここの部分が甘くて、

「私の方が正しいのだから、よもや断られることはあるまい」と

伝えてみたらNOと言われ、パニックで怒り爆発~になっていました。

お互いに納得する落としどころを考えてから後に、声をかけなくてはね!

 

(トレーニング例)お隣の柿の木の枝が 塀を越えてこちらにはみ出してる。枯葉が花の上に積もって嫌だ。

私「お宅の柿の落葉が我家の庭に落ちています。

  花が埋もれて困っています。はみ出している枝を切っていただけますか」

お隣さん「はい、そのうちに」

私「あのう、私が切らせていただきます。」

お隣さん「まあ、そういわず、枝の柿の実を食べてもらっていいですよ」

私「ありがとうございます。できれば落ちないように葉っぱをとらせていただきたいのですが」

お隣さん「勝手にしてください」

ネットを張ってくださいと命令するよりも、自分が動く提案のほうが相手は受け入れやすい。

勝手に枝を切るのも一つの方法だけど、

そこでお隣とは決別するので、それなりに覚悟を決めなくてはならない。

自分の花の場所を植え替えるのもよい。

 

「相手にNOと言う権利がある」と最初に考えるのが、アサーティブな考え方で

それは「私もあなたも、NOと言う権利がある」と考えるからです。

「なんで、断るんよ!はみ出してるんやで」と怒っている時間は、

私の不都合さで、相手の権利を忘れてる時間かもしれません。

時間を置いて、たびたび交渉すれば、叶うこともあるでしょう。

 

潔よく、思い通りにならなくてよし!と覚悟を決めると

少なくとも、その場の気分で逆上して大喧嘩は回避できそうです。

その上で、私のことを知ってもらうために伝え続けるのです。

どこかで、互いにおりあえますように

 


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