笑顔浴

優しい時間

魔法の箱

2010年02月01日 | Weblog
私の住んでいる地域では水不足が深刻で、毎年、渇水の脅威に怯えます。

そこで、
■食器洗い機に切り替えてください
■もっと節水に関心をもってください
という政策で、食器洗い機に2万円の補助金を支給してくれます。
(予算は3千万円、~2010年3月までの購入分)

食器洗い機がすごいのは、朝ひる夜の食器を全部1度に洗うと
使う水は、バケツ1杯=トイレを一回流す量でいいんです。
トイレは風呂の残り湯を使っているので、これで一段と節水に協力できます。

残念賞で購入して応募したけど、時期が遅くて
先着順の補助金は期待ウスとききました
またまた残念!になりませんように祈ります。

さて、設置に来られた男性が
「僕にとってこれは、魔法の箱よ」と話してくれました。

結婚してから食事のたびに嫌な気分になり
美味しく楽しく食事をしたことが無かった。
(田舎の風習もあったと思うけど)
洗いあげは女がするものだと決め付けて、ちょっとでも
頼まれると男として認められていないと腹がたち、夫婦喧嘩。
ビールじゃ おつまみじゃと次々に食器をつかうと
「誰が洗いよん?新しい皿を使うな!」と妻の猛反撃にあい夫婦喧嘩。
離婚の危機に、食器洗い機を買ったら
いがみ合ってきた夫婦なのに、あれ以来一度も喧嘩していない。
魔法がかかったみたいじゃ。

あー、めでたし、めでたし。
誰かがしないと回らないから、やりたくないけどせざるをえない。
そんな経験はどなたにもあるでしょう。

私もしぶしぶやっていること、あります。
でもそんな時でも「ありがとう、ごめんね」なんて声をかけてもらうと、
なんだか嬉しくなっちゃうので、不思議。

私達は、知らない周りの人にも、
いっぱい「アリガトウ」を伝えたほうがいいですね。
男性のお話をききながら、想いました。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする