バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

試行錯誤

2017年11月26日 | リード
 相変わらず、試行錯誤が続いている。

 友人に紹介してもらった硬度と密度が計測されたケーン10枚(前回よりも密度が一段低いもの)を組み立てる。




 5枚はFoxKK、5枚はFoxSHでシェイパーをかけてある。このところ先端の削り方を少し変えて試しているので、どちらのシェイパーも使ってみることにした。

 現在試している削り方は、メイキングマシンを少し調整し直して、これまでよりも削れる範囲を広くしている。




 左がこれまでの削り方、右が現在試している削り方。かなり、リードの振動が変わり、吹奏感(抵抗)も音色も変わる。抵抗が減って吹奏感は軽くなるが、音の重厚感はかなり減り、音量も減る。がっちりと太い音色で鳴らしたい方にはたぶん向いてない。

 この削り方で一番効果が出たのは、ピュヒナー初号機のD3問題。

 初号機は、D3がひっくり返りやすく、その対策を色々と講じてきた。ボーカルを合わせたり、楽器に少し細工をしたりして、だいぶ改善したが、万全ではない。リードも合うリードと合わないリードがあるので、合うリードを安定して作るにはどうしたらよいか思考錯誤している。おそらく、合うリードの「サイズ(長さ)」「シェイパー(形)」「厚さ(削り)」があるのだろうと思う。

 今試している削り方だと、このD3が安定しやすい。たまたまなのかもしれないので、しばらくこの削り方を試してみるつもりだ。音色や音量も他の箇所で調整ができるのか、思考錯誤は続く。 

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