バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

マイ・ピュヒナー覚書

2009年12月14日 | 楽器
○改造個所及び調整箇所
・音孔パイプ交換(6本)。エボナイト→銀。内面突出のウォーターチューブ仕様。
・低音(D/E)の音程調整。
・硬化タンポの交換。
・息もれ箇所調整。
・ボーカル角度修正。

○改造後の効果
・ウォーターチューブによって音孔からの水戻りがなくなる。
・音の響きが増える。倍音がよく聴こえる。
・音色の変化。今までの明るく華やかな音色の傾向が少なくなり、落ち着いた丸みのある音色の傾向が増える。
・全音域にわたって音質のむらがなくなる。特に3オクターブ目のEs、Fは細くなりやすかったがかなり改善された。
・音質のむらがなくなったことで、音のつながりが良くなった。
・息の抵抗感が増す。心地よい抵抗感があるため、クレッシェンド・デクレシェンドともにしやすくなった。
・低音(D/E)は今までより確実に音程が取りやすくなり、上擦りがなくなった。

○課題
・音のつぼが変わったため、早く新しいつぼに慣れること。
・楽器自体の音色の傾向が変わったので、それに合ったリードの作製。今までのリードすべてが使えなくなったわけではないが、合わなくなったリードもあるので、これからどの方向を目指していくか、要検討。
・ボーカルは今まで通りVCDEを主体としていきたいが、他のボーカルでどんな反応をするのかまだ試していないので、試した上で、曲によって使い分けが可能かどうか検討。

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