バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ケーン組み立てとピュヒナー初号機の帰還

2019年11月15日 | 楽器
 先日プレガウジャーをかけたケーンを80枚ほどガウジングし、硬度計で測り選別してから、とりありず10枚、設定を変更したプロファイラーにかけ、組み立てた。途中1本割れてしまったので9本。





 これで様子をみて良ければ、残りもプロファイラーにかける予定。

 D3問題を何とかするべく、剱持バスーンワーク様にてカスタマイズを依頼していたピュヒナー初号機が、本日戻ってきた。



 今回は、楽器を改造するのではなく、主にボーカルのカスタマイズという形になった。

 結果、かなりの改善があった。それと同時に「私自身の奏法」の問題の方が大きいこともご指摘いただき、D3を安定して吹くための方向性もご指導いただいた。

 私の奏法の問題点の一つは、リードをくわえる位置。ふだんかなり深くくわえるのだが、もうほんの1㎜浅くくわえてはどうか、ということで試してみるとかなり変わる。音色も変わる。これは練習して口に覚えさせないとすぐにもとの位置に戻ってしまうので、今後の練習課題だ。

 そしてもう一点は、楽器をかまえる角度。リードが口に入ってくる角度が口にして対して直角に入りすぎている、ということ。これはバランサーを付けるようになってからかなり楽器を立ててかまえるようになっていたためかと思う。ボーカルのカーブの具合によっても違うが、フックをかけるバランサーの穴の位置を変更して、これまでよりも楽器を寝かせて吹くようにすると、息の入る方向が変わり、D3の安定につながる。

 これまではD3がひっくりかえるのが怖くて、吹き込めきれずD3の音程も低くなりがちで、響きもよくなかったが、ちゃんと息をいれて正しくD3がとれて、倍音もちゃんと鳴るようにすることが、今後のもう一つの練習課題になった。

 剱持バスーンワーク様に深く感謝です。  
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