バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

アドラー

2012年07月03日 | 日記
今週、ピュヒナーを釼持バスーンワークスさんに調整に出すことになった。

調整に出している間に、オケの練習が一回あり、それはアドラーで参加することになるので、一昨日から久しぶりにアドラーを吹き始めた。

昨年使ったボーカル(ヤマハP)とリードで吹いてみるが、これがなかなかうまくない。昨年はこれで吹いたはずなのだが、どうもしっくりこない。まずは、リードをいろいろと試してみる。去年のリードで使えそうなものは数本あった。次にボーカルを替えてみる。現在使っていないボーカルを試してみたところ、候補は2本になった。

1本は、ヤマハのPタイプ、ハミルトン、1.5。もう1本はヘッケルVCDE1(洋銀)。Pの方が音がクリアだが、VCDEの方が今吹いているピュヒナーに感じが似ているので、こちらに決定。このボーカルなら、現在VCDE1(真鍮)用に作っているリードの方が合うだろうと思い、出番待ちの新しいリード3本をおろして調整する。

アドラーはとても素直な楽器というか、ボーカルやリードに大きく左右される印象がある。合わないボーカルやリードだと息も入らず、音もまとまらず、音程も取りにくい。

リードはボーカルとのマッチングもあると思うが、傾向として振動しやすいリードでないと楽器が鳴らないようだ。ピュヒナーだと多少振動が少なくても吹けるが、アドラーだとまったく音にならない。なので、調整もできるだけ振動が多くなるように残してあったハート部分と根元を中心に削る。

これで1年通して吹いていればもっと鳴ると思うのだがいたしかたない。
コメント
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