バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

メンテナンスと滑り止めとアドラー

2012年07月09日 | 楽器
先週、剱持バスーンワークスさんへピュヒナーをメンテナンスに出した。今回は磨り減ったストラップリングの交換と全体調整をお願いした。ストラップリングは、今までよりも少し太めにしていただけるということで、磨り減ることには変わりがないが、長持ちするということだった。調整に関しては、右手関係がおかしくなっている、とのことで順次調整していただくことに。

ピュヒナーを調整に出している間、アドラーを吹いているのだが、ピュヒナーよりも少し管が太く楽器も重いので左手がどうも安定しない。ピュヒナーには左手が当たるところに革の滑り止めをつけているので、同じように滑り止めをつけることにした。



何か簡単に代用できるものがないか探したところ、ハイヒールの滑り止めで薄く使いやすそうなものがあったので、早速ネットで購入。



足型のシートを切り取り、



楽器へ貼る。弱粘着シートということで簡単に剥がすこともできる。





なかなかよい。

昨晩、このアドラーを持って第九の練習に参加。1年に1週間程度しか吹かない楽器なので音の抜けがよくない音域があるのはしかたないが、低音域はしっかり響くし音程も悪くない。いつもこの楽器を1年ぶりに吹くときは最初どうなることかと焦るが、ちゃんと吹き込んでいれば問題なさそうだ。この価格帯の楽器としては良いと思う。

ただ、前にも書いたがアドラーは1本1本の性格がまったく違うのでどれを選ぶかが重要なのと、ボーカルとリードが極端に反映されるような気がするので、それらの選択も大変だと思う。

これで次の練習までにはおそらくピュヒナーが戻ってくると思うので、アドラーを吹くのはまた1年後になりそうだ。
コメント (3)
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