スキナー本を読み返していて、読み間違いに気がついた。私は、スキナー本では第2ワイヤーと第1ワイヤーの位置関係でピッチが決まる、とあったので、私は第2ワイヤーの位置を変更することによりピッチの調整がされると思い込んでいた。
ところが、スキナー本の解説では、第2ワイヤーの位置は固定され(チューブ底面から18㎜、チューブ30㎜の場合はカラーから12㎜)、第1ワイヤーの位置(ティップ先端からの距離)によってピッチが調整される、とある。さらに第1ワイヤーの締め具合いも関係する。
ブレード長と、先端から第1ワイヤーまでの長さを変えた場合のリードピッチの変化を一覧にした表を見ると、ブレード長が同じ場合、第1ワイヤーの位置が広いほど(先端からの距離が遠くなるほど)、リードピッチが低い。
私は、第2ワイヤーの位置ばかりが気になっていたので、リード先端から第2ワイヤーの位置を変更することでピッチの調整を試みていた。スキナー本では、先端から第2ワイヤーの位置もピッチに関係するらしいので、あながち間違いではないのかもしれない。ただし、スキナー本では先端から第2ワイヤーの位置を変えるには、ブレードの長さの調整によっているらしい。
私の場合、ブレード長は26㎜と決めている。確たる理由があってこの長さにしているわけではないが、何か一つ固定しておかないと、比較ができずにいつまでも安定してリードが作れないと判断したため。なので、先端から第2ワイヤーまでの位置を変更するには第2ワイヤーの位置自体を変更しないとならない。そのため、スキナー本通りの調整はできないので、あとは自分なりに応用していくしかないと思う。
さて、昨夜、第2ワイヤーの位置を1㎜ずつ変えた(カラーから11.12.13㎜、各3本)リードを吹いてみた。リードの出来としてはあまり良いものができなかったが、中でもましなものをそれぞれ1本ずつ選んで、まずはチューナーで計測。
結果。この3本でみるかぎり、違いがある。11㎜のリードが一番高く、以下チューナーの目盛りで約1目盛りずつ下がる。13㎜のリードでは真ん中のEの音がぶら下がり気味になる。音色は、当然ながら11㎜のリードが一番明るく軽い感じで、12、13㎜のリードは音が太い感じがする。
これまでも12、13㎜でセッティングしたリードもあるが、削り方やシェイプの形に変化を付けてEが下がらないようにしてきた。今回は、どのリードも第2ワイヤー以外は削り方もシェイプの形もできるだけ同じにしたため、音程のとりにくいリードになったと思われる。
サンプルが少なすぎて検証になっていないかもしれないが、自分の感触では第2ワイヤーの位置でピッチが変わることは確かだと思う。
これに加えて、リードの全長(自分の場合は、ブレード長を固定しているのでチューブの長さ)でもピッチや音色が変わることが確認できれば、ブレードの削り方を変えずに、第2ワイヤーの位置とチューブ長の組合せでピッチや音色を意図的に変えることができるかもしれない。
吹奏感(リードの抵抗感、重さ)については、おそらくブレードの長さと削り方によることが多いと思う(そう思っているだけで確証はない)ので、そうであれば、第2ワイヤーの位置(加えて第1ワイヤーの位置)とチューブ長の変更によって、吹奏感を変えずにピッチ調整や音色調整ができるのではないだろうか。
例えば、太い音色が欲しいときは、チューブを短くして第2ワイヤーの位置を広くとるとか、低音のピッチが上擦らないようにしたいときは、チューブを長め(チューブを短くすると低音域のピッチが上がりやすい。ただし、私の先日のお試し結果による)にして第2ワイヤーの位置を狭くとるとか…。
…まだまだ妄想の域ですな。
ところが、スキナー本の解説では、第2ワイヤーの位置は固定され(チューブ底面から18㎜、チューブ30㎜の場合はカラーから12㎜)、第1ワイヤーの位置(ティップ先端からの距離)によってピッチが調整される、とある。さらに第1ワイヤーの締め具合いも関係する。
ブレード長と、先端から第1ワイヤーまでの長さを変えた場合のリードピッチの変化を一覧にした表を見ると、ブレード長が同じ場合、第1ワイヤーの位置が広いほど(先端からの距離が遠くなるほど)、リードピッチが低い。
私は、第2ワイヤーの位置ばかりが気になっていたので、リード先端から第2ワイヤーの位置を変更することでピッチの調整を試みていた。スキナー本では、先端から第2ワイヤーの位置もピッチに関係するらしいので、あながち間違いではないのかもしれない。ただし、スキナー本では先端から第2ワイヤーの位置を変えるには、ブレードの長さの調整によっているらしい。
私の場合、ブレード長は26㎜と決めている。確たる理由があってこの長さにしているわけではないが、何か一つ固定しておかないと、比較ができずにいつまでも安定してリードが作れないと判断したため。なので、先端から第2ワイヤーまでの位置を変更するには第2ワイヤーの位置自体を変更しないとならない。そのため、スキナー本通りの調整はできないので、あとは自分なりに応用していくしかないと思う。
さて、昨夜、第2ワイヤーの位置を1㎜ずつ変えた(カラーから11.12.13㎜、各3本)リードを吹いてみた。リードの出来としてはあまり良いものができなかったが、中でもましなものをそれぞれ1本ずつ選んで、まずはチューナーで計測。
結果。この3本でみるかぎり、違いがある。11㎜のリードが一番高く、以下チューナーの目盛りで約1目盛りずつ下がる。13㎜のリードでは真ん中のEの音がぶら下がり気味になる。音色は、当然ながら11㎜のリードが一番明るく軽い感じで、12、13㎜のリードは音が太い感じがする。
これまでも12、13㎜でセッティングしたリードもあるが、削り方やシェイプの形に変化を付けてEが下がらないようにしてきた。今回は、どのリードも第2ワイヤー以外は削り方もシェイプの形もできるだけ同じにしたため、音程のとりにくいリードになったと思われる。
サンプルが少なすぎて検証になっていないかもしれないが、自分の感触では第2ワイヤーの位置でピッチが変わることは確かだと思う。
これに加えて、リードの全長(自分の場合は、ブレード長を固定しているのでチューブの長さ)でもピッチや音色が変わることが確認できれば、ブレードの削り方を変えずに、第2ワイヤーの位置とチューブ長の組合せでピッチや音色を意図的に変えることができるかもしれない。
吹奏感(リードの抵抗感、重さ)については、おそらくブレードの長さと削り方によることが多いと思う(そう思っているだけで確証はない)ので、そうであれば、第2ワイヤーの位置(加えて第1ワイヤーの位置)とチューブ長の変更によって、吹奏感を変えずにピッチ調整や音色調整ができるのではないだろうか。
例えば、太い音色が欲しいときは、チューブを短くして第2ワイヤーの位置を広くとるとか、低音のピッチが上擦らないようにしたいときは、チューブを長め(チューブを短くすると低音域のピッチが上がりやすい。ただし、私の先日のお試し結果による)にして第2ワイヤーの位置を狭くとるとか…。
…まだまだ妄想の域ですな。