近々発売される『雪男は向こうからやって来た』の見本が昨日届いた。
この本は、わたしが2008年に参加した雪男捜索隊の話が、だいたい約半分を占めている(残りの4割は、捜索地であるヒマラヤのコーナボン谷で続いてきた雪男目撃談と、それを追い求めた人間たちの記録。あとの1割はその他)。その捜索隊の高橋隊長が、わたしの本を購入して、隊の支援者に報告書がわりに送ってくれるというので、昨日、その分をサインしてきた。
その数、235冊。さらに個人的にお世話になった取材先に配る分も含めると、サインしたのは300冊ほどに達した。さすがにこれだけの分量をこなすと、最後は芸能人みたいに書体が崩れ、自分でも何を書いているのか分からなくなる。角幡唯介という画数の多い名前を、わずか5秒ほどでスラスラと書いている自分に、思わず成長を跡を感じた。
『雪男』の発売は26日。すでに読んでくれた人は、『空白の五マイル』より面白い、という人がほとんどだ。というか全員だ。それはそれで複雑ではあるのだが。
なお集英社のPR誌「青春と読書」9月号に関川夏央さんが書評を書いてくださっている。また10月号には、『雪男』についての私のエッセイが載る。さらに9月6日に発売される「kotoba」で森達也さんが書評で取り上げてくださるという。ありがとうございます。
気になる人はゲットしよう。
青春と読書 http://seidoku.shueisha.co.jp/seishun.html
kotoba http://shinsho.shueisha.co.jp/kotoba/
この本は、わたしが2008年に参加した雪男捜索隊の話が、だいたい約半分を占めている(残りの4割は、捜索地であるヒマラヤのコーナボン谷で続いてきた雪男目撃談と、それを追い求めた人間たちの記録。あとの1割はその他)。その捜索隊の高橋隊長が、わたしの本を購入して、隊の支援者に報告書がわりに送ってくれるというので、昨日、その分をサインしてきた。
その数、235冊。さらに個人的にお世話になった取材先に配る分も含めると、サインしたのは300冊ほどに達した。さすがにこれだけの分量をこなすと、最後は芸能人みたいに書体が崩れ、自分でも何を書いているのか分からなくなる。角幡唯介という画数の多い名前を、わずか5秒ほどでスラスラと書いている自分に、思わず成長を跡を感じた。
『雪男』の発売は26日。すでに読んでくれた人は、『空白の五マイル』より面白い、という人がほとんどだ。というか全員だ。それはそれで複雑ではあるのだが。
なお集英社のPR誌「青春と読書」9月号に関川夏央さんが書評を書いてくださっている。また10月号には、『雪男』についての私のエッセイが載る。さらに9月6日に発売される「kotoba」で森達也さんが書評で取り上げてくださるという。ありがとうございます。
気になる人はゲットしよう。
青春と読書 http://seidoku.shueisha.co.jp/seishun.html
kotoba http://shinsho.shueisha.co.jp/kotoba/