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『伝説のオウガバトル』リプレイその2

2007年03月02日 20時22分53秒 | 懐ゲー
その1はこちら
もう少しプレイしてからアップしようと思っていたが、「スラム・ゼノビア」あたりから1マップあたりにかかる時間が増えて、なかなか進まない。なので、今後は2~3マップごとにアップする予定。

☆STAGE08 アヴァロン島『黒騎士』
公式な設定ではないが、第2章にあたるのがこのアヴァロン島から天宮シャングリラまでの部分だろう。祖国ゼノビアの解放はなされ、敵地ゼテギネアに侵攻するまでの話。そして、ともにボス敵は黒騎士ガレスだ。
このマップは中央が山ばかりで、地上ユニットでの進行は手間がかかる。敵本拠付近の教会を拠点に戦うことが基本となりそうだが、敵ユニットの動向をよく見ることが大事だろう。

敵の火力が上がってきて、集中攻撃を受けると耐え切れなくなってきた。HPも増え、なかなか倒し切れない。ゴースト4匹+ゴエティックという嫌らしいユニットもいて、対応に苦労した。敵の進行方向が比較的分散していたので、こちらも網状に包囲して迎え撃つ。
このマップでレベル10に達したウィザードが数名出たが、アライメントが低すぎたり高すぎたりでゴエティックにクラスチェンジできない。アライメントのコントロールは今後の課題になりそうだ。
雑魚敵相手にタロットを使わざるをえなかったこともあって、ボス戦はできるだけセーブしたいところ。しかし、敵は黒騎士ガレスとブラックドラゴン2体。簡単には倒せない。
まずはアイーシャのユニットで突入。両親の仇ガレスとの会話イベント。エンペラーのカードでゴエティックとドールマスターの攻撃回数を増やす。続いてロードユニット突入。カードで死に掛けのブラックドラゴンを倒し、残りはガレスのみ。集中攻撃あるのみ。空振りも目立ったがなんとか削り切った。
ガレスを倒したが、彼とはこれからも戦うことになる。オウガのようと形容される彼はこのゲームの象徴的な敵である。

☆STAGE09 カストラート海『伝説』
進行ルートは二つ。北か西か。敵のレベルはほぼ同じなのでまずはナンバリング通りに北へ向かう。
このマップは大半が海で、島が点在している。自軍の本拠と敵の本拠は陸続きにはなっていない。そのため、飛行系ユニットが重要となる。浅瀬や深海タイプは残念ながらこのマップでも使いやすいとは言いがたい。敵の本拠及びその進行ルートが陸地だからだ。
敵にはオクトパスやクラーケンがいて、敵に回す分にはやっかいな相手だが、位置を見失っていきなり本拠を攻撃されるといった失態でもない限りそう危険な敵でもない。敵のボスはニクシー。水上でないのでこれも怖い敵ではないだろう。
このマップは隠れ拠点が多い。都市8、教会2。シナリオ的に、人間に迫害され続けた人魚の土地ということを表現している。敵=悪では決してないオウガバトルの世界。それを象徴するマップだ。

実戦はオクトパスやクラーケンの硬さに四苦八苦した。攻撃系アイテムを装備していない前衛だと当たっても一桁ダメージ。頼りにしていたドールマスターのアッシドクラウドも雀の涙のダメージだし。
更に、敵本拠付近で戦陣が切られたあと、なんとかなり自陣深くで敵を発見した。敵の深海系ユニットが大回りしてやってきていた。たまたま進軍の遅かった歩行系ユニットがいて発見できたがかなりやばかった。
オクトパスやクラーケンを削り切れず、戦線がどんどんと間延びし、かなりピンチの局面もあったが、こちらの進行速度の差がうまく機能した形だ。ただ火力のあるユニットとないユニットの差がかなり出始めているので、今後はそのバランスが重要になりそうだ。
あと、「死者の指輪」がドロップアイテムに。アライメントの関係でゴエティックをうまく作れずにいるが、ウォーレンをゴエティックにすれば一気にリッチまで駆け上がれる。そうすると死神ユニットって感じの強いユニットができるけれど……。

『伝説のオウガバトル』では、クリア後のマップをもう一度回って、埋もれた財宝を探したり、街などで会話を聞くのが楽しみとなっている。このマップは財宝はないが、オウガバトルについての話が聞けたりと会話は充実している。
そして、何より前述した人間と人魚の関係を示す様々な会話が重い。「しょせん、人間と人魚の共存なんてムリなんですよ。理想は理想。現実とは違うんだ。」それが多数派かどうかは別として、決して消えることのない意見だろう。
人魚の肉を食って何が悪いという声と、人間こそがオウガ(悪鬼)だという声。それにどう答えるか、問われない問いがそこにある。

☆STAGE10 ディアスポラ『罪』
ディアスポラは巨大監獄であり、そこを守るのは元法皇ノルン。ゼノビアの地で戦ったデボネア将軍を慕うノルンはカオスフレームが高ければ味方にできる。
カオスフレームを低くプレイするやり方も一度はやってみたいのだが、高く維持するのと同じように意図的に低く保つのも面倒だ。今回のプレイはベストエンド狙いだが、次にやることがあれば……、まあいつになるやらだが。

マップは普通の森林マップ。山があって歩行系ユニットには厳しいが、それ以外は取り立てて問題はなさそう。ディアスポラの手前のいい位置に教会があるのでそこが拠点になるだろう。敵ユニットで気をつけるのはゴーストのいるユニットくらいか。ドラゴンの硬さも嫌だが、足が遅ければ追撃できるのでなんとかなるだろう。

戦闘は比較的楽な展開。ただ敵の向かう方向が分かりにくいこともあって、解放したラロシェルの街を奪われかけた(アイテムを利用して防いだ)。アライメント調整はそれなりに上手くいってゴエティックが何人か生まれたが、ウォーレンのアライメントは地を這う状態が続く。ドロップアイテムで死者の杖をゲットできたので、このマップで手に入る分と合わせて3つ。ネクロマンサーを作ってようやく火力に自信が持てるようになりそうだ。

ノルンの説得シーン。今回はロードが女性ということで、微妙に会話が違って面白い。まあ前回プレイして十年以上経つので覚えている訳ではないが、それでもかなり印象の異なるイベントだった。祖国の暴虐を知りながらも裏切ることができず、愛するデボネアの弔い合戦として反乱軍に挑んだ女。様々な人の思いを乗せて、物語りは紡がれていく。


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