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メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール5~GENKAI

2007年03月01日 21時06分03秒 | FF11
書こうと思いながら放置していた「メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール」。約1年半ぶりに書こう。
過去記事はこちら。

メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール1~世界の広さを知らない朝
メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール2~共に戦う仲間がいて
メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール3~嗚呼!バージョンアップ
メモリーズ・オブ・ヴァナ・ディール4~隣り合わせの骨と青春

2002年9月。レベルキャップが55に引き上げられた。
50から55へ。わずか5レベルではあるが大きな意味を持つ引き上げだった。当時は今以上にレベル上げ以外できることが少なく、駆け足に50まで突き進んだ者たちにとって目標の喪失を生みかねなかった。それがこのレベルキャップ引き上げで今回のみならず今後もレベル上げが続くという確信を持つことができた。
だが、それは修羅の道とも言えた。レベル上げのためのレベル上げといった状況であり、そこにしか楽しみを見出しにくいシステムだった。レベル51以降は必要経験値もかなり大きく増え、また当時はレベル差による経験値取得のマイナスがひどかった。

このレベルキャップ引き上げに伴い導入されたクエスト「限界への挑戦」は、その後のレベルキャップ引き上げクエストを「限界クエ」と呼ぶようになるきっかけとなり、更に北米ユーザーさえもGENKAIと表記したりとFFXIを代表するものとなった。このクエストは悪評高かったサポートジョブ取得クエストと同じく、特定の敵からのドロップアイテム3種類を集めるというものだ。それまで虐げられていたごく少数のシーフが脚光を浴びることになったが、それ以上に敵の取り合いとドロップ率の悪さから苦難と呪詛の声が目立ったクエストだった。

当時私はキャップには届いていず、要塞地下でレベル上げしながらボムを狩る人々を見ていた。こちらの危機に手助けしてくれる人たちもいたが、レベル上げPTをボムの自爆の巻き添えにする人たちもいた。
自分がこのクエストに挑戦したとき、苦労したのはエクソレイの粘菌だった。当時はまだクロウラーの巣が狩場として普及しておらず、右も左も分からない中で少数しかいない敵を取り合うというシビアな展開が辛かった。
この限界クエはその後も手伝いで何度も参加した。今でもFFXIの大きなネックのひとつになっていると思う。

レベル50前後は当時ダボイのみと言っていい状況だった。オートリーダーで赤魔道士を上げていたが、トレインの脅威もさることながらオーキッシュ・チャンピオンに絡まれないことが至上命題だった。それでもダボイは楽しい方だ。サイクロンで連携にも参加していたし。その頃は詩人が少しずつ認知されつつあって、私もプッシュしていたが、赤魔が詩人に食われるとも知らず……。
ダボイ後はフェ・インの地下。そこへ行くまでが大変。行ってからも大変。キャンプ地点も限られている中、激しい取り合いとコウモリのアッドに阿鼻叫喚となる。神経を使う狩場だったから本当に嫌だった。それでも、55に到達した。初のキャップ到達。嫌々なのにレベル上げに行ってしまう日々。何なんだろう。レベルキャップになりたいと思わせる魔力があった気もする。でも、55になっていたからこその出会いがあったのも事実だ。


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