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徹夜――Prime Galleria HG 購入記4

2009年12月12日 18時22分43秒 | デジタル・インターネット
初期不良等の不安もどこ吹く風のように、PC自体は非常に好調。旧PCからのデータの移設や新PCの各種設定にやたら時間が掛かるのは仕方がない。
旧PCはWindows XPとMeのデュエルブート。Meは起動が早く、動きも軽いがXPからでないとシャットダウンができないという致命的な弱点があった。XPは重く、フリーズも多くなってしまった。ただネットの閲覧だけでもMeでは対応できないコンテンツも増えてきたので、XPも欠くべからざる存在ではあった。メモリやHDDの容量不足もあり、かなり苦しみながらの使用が長く続いた。軽く、早いというだけで、もう新PCを手放しで称えたくなってしまう。

しかし、新PCにも不満はかなりある。それはハード的なものよりもソフト上のものが多い。
ハードでは、キーボードとマウスが不満。1000円くらいのUSBキーボードをPS2に繋げてFF11用で使っているが、それと似たような感じ。タッチが重い感覚があるので、旧PCのキーボードと交換しようか迷っている。マウスは昨日ボタンの割り当てができないと記したが、ドスパラのサイトからドライバをDLして解決したかに思えた。だが、実際にはちゃんと使えたり使えなかったりでかえってイライラしてしまう。こちらも旧PCのマウスとの交換も視野に入れている。古いマウスで汚いし、マウスの方は決して悪い感じじゃないんだけれど。

ソフト面で真っ先に挙げられるのは、起動したアプリケーションのウィンドウのサイズや位置が記憶されないこと。これはどう手を出せばいいやら困惑している。閉じたアプリケーションを再び開けると、たいてい小さなウィンドウになっている。毎回大きくし直すのは結構な手間だ。

一時、Windows 7のProfessionalにしようかと迷っていた。理由はWindows XP Modeの存在だ。だが、Homeでもディスクがあれば可能だと知った。ネット上の報告では、Windows Virtual PCよりもSunのVirtualBoxの方が反応が良いと評判だったので、まずはそれを入れてみた。これはスムースに成功。次に、Virtual PCに98を入れようとしたが、うまく行かず、結局XPをこちらも入れてしまった。
実は普通のスピーカーだけでなく、ミニコンポもPCに繋げて使うことができるシステムがあった。かなり古いもので今のOSではドライバが対応していない。しかし、Virtual PCのXPの仮想ドライブからドライバを入れたところ7でも使えるようになった。これは大きな収穫だ。
一方、98またはMeを仮想ドライブに入れようという試みは成功していない。VirtualBoxで、OSのCDをISO化したり、起動ディスクのフロッピーをイメージ化して対応したが、どうやらCDのドライバの読み込みで止まってしまうようだ。持っているPCゲームの古いものはXPでさえ利用できない。例えば、Might & Magicの場合、6はXPでも動くが、7は全く駄目だし、8もほとんど動かない。マイトマは時折思い出したようにプレイしたくなるので、できる環境は保全しておきたいところ。とはいえ、旧PCは贅肉をそぎ落としてスリムになったので、Meか98専用マシンとしてゲーム用にすれば良さそうだ。

現状はIMEを使いやすく修正したり(Google IMEにも関心はあるが、FF11とは相性が悪いらしい)、よく使うソフトを使いやすく整えたりといった地味な作業が続く。Windows 7の性能もまだよく分かっていないし、DVDのライティングなど具体的な行動が必要になればまた課題も出てきそうだ。ドスパラでPS3が外れたら300ポイントもらえるので、PCの購入とそのポイントを使って地デジチューナーを購入予定。それを繋げればまた新たなトラブルの種も現れるだろう。
旧PCから飛躍的に性能がアップしたため、今は快適さが優先している。だが、それに慣れてくれば、細かな問題点も増えるだろう。できるだけそれを放置ではなくクリアしていきたい。必要に迫られればけっこう何でもできるものだしね。