おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

アカボシゴマダラ 美しい されど外来種

2013年08月30日 05時04分30秒 | 昆虫

写真1 黒地に白の縞 赤の斑紋 美しい アカボシゴマダラ夏型


写真2 黄の口吻を伸ばすアカボシゴマダラ夏型 写真1と同一個体


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 2013年08月20日、アスファルト歩道に蝶1頭。
 歩み寄ると植込みに移る(写真1・写真2)。
 黒地に白い斑紋、縞状に見える。
 後翅に赤い斑紋。
 その名はアカボシゴマダラ
 07月14日以来の再会。
 処は量販店ダイエーの脇。
 さて、アカボシゴマダラは「独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース」に次のように記されている。
 本種は、人間によって自然分布域以外の地域に移動させられた外来種。
 移動先で定着または帰化し、その地域の生態系・農林漁業・人間の健康や日常生活などに対して影響を及ぼすことがある。
 「外来生物法」では要注意外来生物に指定されている。
 移入分布は、神奈川県、東京都区内で記録され、2010年以降は埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県と関東全域へと拡大  中。近年、静岡県、山梨県でも目撃情報がある。
 移入元は大陸中国と考えられ、侵入経路は“放蝶ゲリラ”による人為的放蝶と考えられている。
 侵入年代は1995年(埼玉県、一過性),1998年(神奈川県、繁殖・定着)、2011年(茨城県)。
 影響を受ける、競合する在来生物は、オオムラサキ・ゴマダラチョウ・テングチョウなど幼虫期にエノキを利用する蝶類。

 引用・参考文献等:*独立行政法人 国立環境研究所 侵入生物データベース *当ブログ2013年08月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2013年08月20日 撮影地:埼玉県久喜市桜田
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