goo blog サービス終了のお知らせ 

おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

4月中旬、美味「とちおとめ」の出荷は続く

2013年04月25日 00時00分00秒 | 農業
写真1 写真2

写真1 石嶋元朝氏の美味「とちおとめ」。「栃木県産 とちおとめ 栃木のいちご JAうつのみや 全農」のパックで出荷・販売される。
    「道の駅 しもつけ」でも販売中

写真2 「とちおとめ」は白い花をつけ、着果を続ける。

写真3 写真4

写真3 選果は6名で実施中。今日は日曜日、娘さん、お母さんにあまえる。
写真4 娘さん、お父さんの背中であまえる。

人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

 3月、耕土嵐などで農村歩きの定路を完歩できず。
 4月中旬、久しぶりに、石嶋元朝氏の美味「とちおとめ」の選果室を訪ねる。
 当日は、摘んだ量が多く、出荷箱が積み重ねられ、6名で選果中。
 「とちおとめ」を2パックいただく(写真1)。ありがとうございます。

 引用・参考文献等:当ブログ2013年01月24日2012年12月26日同月19日同月05日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年04月14日 撮影地:栃木県下野市町田
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なに なさってんですか86  ヒヨケを造ってます

2013年04月24日 00時00分00秒 | 農業

写真1 ワラノーの稲わらを使い伝統的遮光具のヒヨケを製作中のEさん。その手順は写真3→写真4→写真1→写真5


写真2 写真3

写真2 ワラノーの脇に麦わら帽子の女性独り。声をかけようか、かけまいか、・・・
写真3 ヒヨケ造り

写真4 写真5

写真4 ヒヨケ造り
写真5 できあがったヒヨケの束


写真6 ヒヨケはこのように被せる、と教えるEさん



写真7 Eさん宅のユウガオ定植用の拵え。ヒヨケも置いてある


人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

1.干瓢巻きの干瓢、産地は栃木県
 皆様は、寿司屋さんで干瓢巻きをご賞味されたことがあると存じます
 その干瓢の国内産地は栃木県、滋賀県など数少ない
 栃木県でも産地は限られ、下野市、壬生町、上三川町など
 干瓢はユウガオの果実・フクベを剥いて干した食材

 4月中旬・下旬は、干瓢産地下野市などではユウガオ定植の時期
 定植したばかりのユウガオ苗を寒さや暑さから護る工夫がなされる
 暑さから護る工夫の一つが、本日のヒヨケ

2.ユウガオ苗の陽避け・ヒヨケを稲わらで造る
 2013年04月14日、ユウガオ定植用拵えを見て撮るために歩を進める
 歩行先は壮年農業専従者K氏の畑
 K氏とは農村歩きで知り合った

 約1km歩くと、K氏の畑ではないが、前方にワラノーが並ぶ
 その脇で仕事中の、麦わら帽子を被る小柄な女性独り(写真2)

 躊躇するも、こんにちわー、今、なに、なさってんですかー
 顔を上げてくださったのは人生ベテラン女性
 お名前はEさん、70歳になるとのこと

 次のように教え、実演してくださる(写真1・写真3~写真6)
   今造っているのは、定植後のユウガオ苗に被せて陽を避けるヒヨケ
   苗を防寒用の四角錐状ビニールで覆い、さらにビニールトンネルで覆う
   したがって、天気がよいと苗は蒸れる。それを、このヒヨケで防ぐ
   直接被せるのではなく、四角錐状ビニールの上に被せる

 すなわち、身近にある稲わらを活用する伝統的遮光具のヒヨケを製作中のEさん

 注1 ワラノー:干し稲わらをパゴダ・仏塔状に積み重ねて保存する秋の造作物
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年04月14日 撮影地:栃木県下野市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なに、なさってんですか85  ドジョーでーす

2013年04月23日 00時00分00秒 | 余暇

写真1 出来秋、水の流れない用水路に頭を突っ込み、何やってんだろう?


写真2 軍手で泥を掘り、冬眠に入ったドジョウを捕まえている。


写真3 これ、このとおり、ドジョウがいっぱい。


人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

1.春のホリサライに秋のドジョウ獲りを思い出す
 2013年4月14日、美味イチゴ「とちおとめ」生産者、
 栃木県下野市町田の石嶋元朝氏宅ではホリサライが行なわれていた。
 その際、水の流れない用水路の泥から冬眠中のドジョウやザリガニが掘り起こされた(当ブログ2013年04月15日)。
 冬眠から起こされたドジョウを見て、私は次のようなドジョウ獲りを思い出した。

2.秋、水の流れない用水路でドジョウ獲り
 2008年秋、稲刈り期、水の流れない支線用水路に入り、何やらやっている男性(写真1)。
 次のように教えていただく。なお、< >は私の質問。( )は私の補足説明。他は男性の教え。
 
  <こんちわー、なにを、なさってんですか> ドジョーでーす(写真2)。
  <ドジョウ鍋か、なんか、なさんですか> いや、しない。俺は獲るだけ。
  <獲って、餌> いや、餌じゃない。かって遊んでるだけ。
  <あー、ドジョーがいるんだ> うん、けっこう、獲ってる人いるんだぜ。
  <ミミズかと思った、はー、ドジョーか> うん、だいたいくれっちゃうもん、獲って。
   獲るのが好きなだけであって。
  <貰った人は、餌か、なんか> いや、食べるみたい。卵とじとか、あーゆので。
   で、ほら、天然だから、みんな喜んでるよ。
  <宇都宮から来たんですか> いや、地元、上三川だ。
   だから、(獲る人が)けっこういるわけなんだけど。
   けっこう獲ってる人いるみたい、そこ、獲ったらば、跡あったから。
   (ドジョウガが)けっこういるんだ、こーやってね(写真3)。
  <いるんですね> おれ、獲るんが楽しみだから、あっち、こっちめぐって獲って歩いてけんど。
  <ヤナガワ高いですよ、酒のつまみに頼むと> あー、そうなの。
   亡くなったおじさんが好きだったんで、1回目持って行ったんだ(仏前に供えた)。
  <あー、こーゆとこにいるんだ> うん、みんな、知らないから、獲んないだけ。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年09月28日 撮影地:栃木県河内郡上三川町下梁






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼでチドリアシ コチドリ

2013年04月22日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 目の縁周りが金色、コチドリ、田んぼの中

写真2 写真3

写真2 早く行ってよー! おじさん (写真1と同じ個体)
写真3 小石と紛らわしいコチドリ

人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

1.田んぼで右に左にちょこちょこ、チドリアシ
 水の少ない基幹用水路から、ピー、ピー、ピーと飛び立つ小さな鳥、コチドリ。
 姿かたちの割には太くて高い鳴き声。
 下りた田んぼの中を、右にちょこちょこ、左にちょこちょこ歩く、いわゆるチドリアシ。
 止まるたびに周りをきょろきょろ(写真1・写真2)。

2.農道や田んぼの土色に似て見つけづらいコチドリ
 本種は日本のチドリでは最も小さく、主に夏鳥として飛来。
 河原などの小石や砂などを掘り営巣し、繁殖。
 親鳥は巣に外敵が近づくと、擬傷行動で卵や雛を守る。
 卵と雛の色は周りの小石や砂などに似る保護色。
 親鳥も遠目には農道や田んぼの土の色と同じようで区別しづらい(写真3)。
 学名:Charadrius dubius チドリ科

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2013年04月14日、写真3;2008年06月24日 
 撮影地:写真1~写真3;栃木県下野市町田







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作土嵐を防ぐ麦、その中にビニールトンネル

2013年04月21日 07時09分00秒 | 農業

写真1 作土嵐防止の麦、見た目も美しい。ビニールトンネル内にはカボチャを植えてある 


写真2 若者が畦の雑草ナズナを草刈機で切り払っている。ナズナに負けたクローバーが農道に1株見える。写真1と同じ麦畑


人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください

 今年2013年03月、栃木県下野市の作土嵐は凄かった(弊ブログ2013年03月12日同月11日
 それを防ぐために、市役所や農協、県農業振興事務所・普及指導員は動いていた
 たとえば、農協は希望者に麦種を無料提供

 それに応えた畑が写真1の麦畑
 当畑で草取り中の人生ベテラン男性は次のようにご教示
   農協が屑麦を種として提供したので播いた
   麦はトラクターでひっくり返し、作土の中へ入れて肥料にする
   麦の中のビニールトンネル内はカボチャ
   「道の駅 しもつけ」で売る

   今の若者は俎と包丁をもっていない
   だから、すぐ料理できるように、カボチャは4つに分け、中の種などを除いて売る
   そうしないと売れゆきが悪い
   世の中変わった

   孫に頼んで、今、畦に生えたナズナを伐り払っている(写真2)
   畦にはクローバーを播いたが、春の七草ナズナに負けた
   ナズナは雑草

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年04月14日 撮影地:栃木県下野市町田

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする