おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

下峰名の棚田 幾多世代の石積みに敬服至極

2013年11月16日 00時00分00秒 | 農村

写真1 V字の両側に棚田、底にコンクリート製三面の用水路・排水路と農道


写真2 5段の棚田。形、姿、大きさの異なる石を積む石垣。通称ノヅラヅミ


写真3 小型トラクターで、ぎりぎり耕起できる幅の棚田


写真4 4条~5条植えの棚田(上段)。7条~11条植えの棚田(下段)。歩行型運搬機、イノシシが掘り起こしたような跡


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 千々石断層に連なる山や崖
 その中腹に、本日紹介の棚田があり、住宅がある
 棚田と住宅は雲仙市愛野町から国道57号・島原街道を進み、千々石海水浴場へ下りきる左側の山腹
 処は雲仙市千々石町丙・下峰名(ちぢわちょうへい・しもみねみょう)

 棚田はV字状山腹の両側に築かれている(写真1~写真4)
 石を積み(ノヅラヅミ・野面積み)、等高線に沿うような幅狭の棚
 V字の底に三面コンクリートの幅狭の深い用水路・排水路(かつての細い沢)
 この時季、浅水が駆け下っている

 階段状に連なる棚田は、俯瞰すると逆V字状あるいは八の字状に急傾斜を下る
 八の字の起筆部を上部、終筆部を下部に分け、本日は上部を紹介

 世代を超えて急傾斜に石積みする当地の人々に、ただただ頭が下がる

 引用・参考文献等:弊ブログ2012年11月20日08月09日05月06日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2013年11月07日
 撮影地:長崎県雲仙市千々石町

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