おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

不耕起・有機栽培の赤米が稔る <八王子里山クラブ報告18>

2012年10月03日 00時00分00秒 | 諸活動

写真1 穂が深紫の赤米


写真2 穂が深紫の赤米(上方)と穂がまだ黒くない黒米(下方)


写真3 左上は穂が黄金色の現代米、手前はまだ穂が黒くない黒米、右上は穂が深紫の赤米


写真4 稔実(籾)から赤紅の細い芒(のぎ)が長く伸びる赤米


写真5 芒(のぎ)は伸びない黒米


写真6 芒(のぎ)は伸びない現代米
 

写真7 赤米の稈(茎)は現代米より高く伸びている


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1.八王子里山クラブは古代米と現代米を不耕起・有機栽培
 筆者を含む八王子里山クラブ員は、2012年6月10日、赤米と黒米の古代米ならびに現代米の粳米と糯米を手植えした。
 手植え前に鍬やスコップなどで土を軟らかくして均す程度の不耕起栽培。農薬は使わず、化学肥料も使わない純粋な有機栽培。
 処は東京都の西部、秋川街道沿い、八王子市今熊にある上川口小学校裏の谷戸。水が年中溜まる、いわゆる湿田、谷戸田。

2.古代米の赤米は赤紅の細い芒(のぎ)を長く伸ばす
 赤米の稔実(籾)の外皮(籾殻)は深紫、紫黒などの色合い(写真1~写真3)。
 赤米は稔実(籾)の先端から赤紅の細い芒(のぎ)を長く伸ばす(写真4)。
 同じ古代米の黒米と現代米は芒(のぎ)を伸ばさない(写真5・写真6)

3.古代米の赤米は稈(茎)を高く伸ばす
 赤米は黒米や現代米にくらべて稈(茎)を高く伸ばす(写真7・写真2.写真3)。すなわち長稈の品種。
 以上の特徴をもつ赤米をはじめ黒米と現代米がイノシシ害や台風害に遭わず、10月13日に予定どおり刈り取りできることを願う。

 引用・参考文献等:当ブログ2011年10月03日同年12月28日2012年06月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年09月29日 撮影地:東京都八王子市
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