ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

朝の小話・その1

2010-06-18 | 2~3歳




 早朝に河原や付属した公園を走り回っていると、その時刻特有の出来事に遭遇することがある。

【その1】職質事件

 これまで2回ほどお巡りさんのお世話(?)になった。今朝のこと。

 土手の上からハイビームでゆっくりゆっくりと降りて来る車がいる。アリエスと歩き終えて後部座席に乗せ、私は頭を突っ込んでシートベルトをしたりタオルでアリエスの顔を拭いたりしていた。お尻と足が車の外に出ていた状態だ。さて帰ろうと頭を出してみると、お尻の後ろにピタッとパトカーが止まっているではないか。おわーびっくりしたっ。警官達はパトカーのドアを開け、厳しい視線を向けている。ハイハイ、どうせ怪しいですよ。ぽつねんと停車して、近づいてみれば他県ナンバーでスモークのかかった窓。警告灯を回さずそっと近づいて、なんだったら捕まえようとしたんでしょ。しかーも。普通オトメと判明したら、「あぁお嬢さんでしたか、いやいやー」となるでしょ。なのに私が顔を出したら、ますます怪しいと思ったでしょっコラーっ。「落ち武者かよ」と思ったなオラーっ。

 ・・・犬の散歩ですけど。アリエスがそうだそうだと後押し。ワン!やっと合点が行ったような表情になり、私のジト目に耐えられなくなったのか、警官達は急にあわてだして言う。「いやっあの定期パトロールですから!変質者とかいるといけないし。携帯持ってます?何かあったらすぐ連絡してくださいよ」・・・ふーん。犬、見せましょうか。「あーいえいえ結構です」・・・こんぐらいデカですけど、会っていってくださいよ。「あっ大丈夫です、それではそれでは」

 人物はあせっていたが、車だけは警察の威厳を見せながら、パトカーは去って行った。いつもパトロールしてくれていること、ほんとはありがたいと思ってますよ。