はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

額田王「恋ふらむ鳥は」

2020-08-31 | ジェンダー関連

毎日新聞で連載中の「恋ふらむ鳥は」がおもしろい。

ヒロインは額田王である。

 

今風に言えば、大海人皇子と結婚していたけれど、

離婚してシングルマザーになり政治家を目指す女性だ。

恋多き女だったという説もある。

 

なんたって恋の歌が多い・・・

「恋ふらむ鳥は」も額田王の

古(いにしへ)に恋ふらむ鳥はほととぎす

けだしや鳴きし我(あ)がおもへるごと 

からの表題だ。

 

中臣鎌足とわたりあったり政治の中心に食い込んでいくさまは

なかなかに痛快!

1350年ほど昔の物語なのに、2020年の現在より

ずっと女性が政治の世界で輝いていたなんて・・・

 

さて現在の政治の世界では

菅官房長官が総理になる確率が高いらしい。

ワンポイント・リリーフで解散総選挙になる?

はたしてコロナ禍のなかでの選挙は可能なのか?

 

額田王のような女性政治家が

なかなか出現しない今の日本・・・ちょっと哀しい。

 

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