世の中は、数の力で成り立っている。
たったひとりでは、何も変えられないし
足跡さえ、残らない。
そんなことは、百も承知だけど
数が多いからと言って、
それが正しいことだとは言い切れないことが
まかり通っているのも事実である。
たったひとりで、生きているつもりはないけれど
ひとりが好きなのもわたしだ。
近ごろ、「生きる」ことについて考えている時間が増えた。
禅問答みたいに高尚なことではない。
孤独を愛しつつ孤高の人を目指すつもりもない。
地球上のおよそ78億人のなかのひとりである「わたし」
吹けば飛ぶようなちっぽけな「わたし」が
この世に存在する意味は・・・
アホなこと考える暇があったら、さっさと仕事せんかい!
と、頭の片隅から誰かが怒鳴っている。
その誰かさんも「わたし」・・・