はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

市民の声を聴くということ

2018-05-12 | 議会

秋田県の鷹巣町は99年当時、日本で最先端を行く

福祉の町だった。

99年4月、ケアタウン鷹巣がオープン。

 

住民参加型のワーキンググループが中心になって

「ケアタウンたかのす」の計画が策定され

建設された施設は、全国から注目を集めた。

 

福祉でまちづくりは、平成の大合併で頓挫することになった。

現在、鷹巣町は合併で北秋田市になった。

 

ケアタウンたかのすがどのように、作られていったのか

ドキュメンタリーの映画を観たことがある。

 

そのなかで、目を引いたのは、

施設の部屋やトイレなどのモデルハウスを建て、

当事者である住民たちに使ってもらい

その意見の一つひとつを尊重し、取り入れたたことだ。

 

今、敦賀市では新庁舎の建設に向けての事業が

急ピッチで進められている。

 

各階に必ず設置するだろう多目的トイレには

ぜひともモデルトイレ個室を展示し、

当事者である

車いすのかたや、乳幼児を抱えた保護者のかたに

実際に使ってもらい、意見を反映させてもらいたい。

 

多目的トイレはできたけれど・・・使い勝手が悪くては

何の意味もなさない。

これこそが、市長かかげる「市民の声を聴く」実践版だ。

 

 

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