はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

第3のルートは、姿を消すのか・・・

2015-03-16 | 中池見

今朝の各新聞で大きく取り上げられた新幹線ルート・・・

一応、運輸機構は第3のルート案も提案したようだが、

委員会がそれをけったとは・・・なんか出来レースのような気がする・・・

北陸新幹線、認可ルート見直しへ 中池見湿地問題

http://digital.asahi.com/articles/ASH3H4S2MH3HPGJB001.html

ラムサール条約に登録された中池見湿地(敦賀市)を北陸新幹線建設予定ルートが通る問題で、建設主体の鉄道・運輸機構は15日、同市内で専門家による環境事後調査検討委員会の最終会合を開いた。国が工事認可した「認可ルート」と、事前に環境影響評価環境アセスメント)を実施した「アセスルート」の自然環境への影響が議論されてきたが、委員会は「アセスルートの方が影響が小さい」とする提言をまとめた。機構はアセスルートを基本にした新ルートの検討に入ることを明らかにした。

 建設ルートを巡っては、機構は当初想定していたルートで環境アセスメントを実施。その後、集落を分断するなどの理由でルートが一部修正され、約100メートル湿地寄りのルートが2012年に国に認可された。

 委員会は13年末から会合を4回開き、動植物の生態系や湿地の水位などへの影響を二つのルートで検討。最終会合後の会見で松井正文委員長(京大大学院教授)は「アセスルートの方が自然環境への影響は極めて小さかった」と説明。「アセスルートを基本に、より影響が小さい方法で工事を進めてもらいたい。環境モニタリングは新幹線開通後も続けてほしい」と述べた。機構からは湿地を大きく回避したルート案も委員会に示されたが、カーブが大きく新幹線ルートとしては現実的ではないという認識で一致したという。

 提言を受け、鉄道・運輸機構大阪支社の斉木功・工事第三部長は「認可ルートで工事を進めることはあり得ない。アセスルートを基本に速やかに新ルートを検討し、国に変更認可申請をしたい」と表明。国は北陸新幹線の敦賀延伸を3年前倒しする方針を決めているが、「(ルート変更しても)大きな影響はないと考えている」とした。

 一方、自然保護団体は湿地を通らない別のルートの検討を再三、機構や国に求めてきた。NPO法人「ウエットランド中池見」の笹木智恵子理事長は「アセスルートに戻ったところで湿地に悪影響を及ぼす」と指摘し、「アセスルートで工事を進めたら、条約を守らないという前例を世界に示すことになり、日本は国際的な信頼を失う」と警告している。(大野正智、堀川敬部)

 

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3月15日(日)のつぶやき

2015-03-16 | 脱原発
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