はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

100万回生きたねこ

2008-08-26 | 読書ナリー

2008年8月26日(火曜日)
今日は久しぶりに外出
敦賀市公設市場の向かいかっわにある
ビジネスホテル・クオーレのなかにある味彩箸の
デザートタイム・ビュッフェです。

ちいさなかわいいケーキやプリン、クロワッサンにロールパン、、
飲み物などの種類も豊富で、1人700円とリーズナブル!
もちろん、バイキング
店内は若い女性のすがたばかり・・・

ケーキはほんとにミニサイズなので全種類食べられそう。
しかも、あっさりとしたお味に、もう1個食べたいと
ついつい手が出てしまう・・・

14:00~16:00の時間限定

今度はぜひ、1000円でバイキングの
ランチタイム・ビュッフェにもいきたいな~
だれか誘ってね!

ここまで来たからには、もうすこし遠出しようと
木崎通りのカボス(書店)に車を走らせました。

無性に佐野洋子さんの絵本に会いたかったから・・・

子ども向けのコーナーで、目を凝らして探しました。

「さかな1ぴきなまのまま」
「だってだってのおばあさん」
ちいさなちいさなイスに腰掛けて、絵本の世界に浸りました。

「だってだってのおばあさん」のあとがきに
こう書いてありました・・・
 ・・・たくさんのおばあさんにこの絵本を送りたいのです。
 でも これ 子どもの絵本でしょうって?
 だって、おばあさんは一番たくさん子どもの心を
 持っているんですもの

両方ともおばあさんとねこが出てきます。
おばあさんは、きっと さのようこさんのおかあさんだわ!
シズコさんなんだわ・・・って思いながら読みました。

それから10分ほどかけて
「100万回生きたねこ」を探しました。
この絵本は家に帰ってから読もうと
たいせつにそっと、車の助手席に乗せました。

おおいそぎで家にもどると、またそっとそっと袋から
絵本をとりだし、フーッとおおきく息をはきだしました。

わたしは、小学校1年生のおんなのこみたいに
声に出して、ゆっくり読みました・・・

100万回死んで、100万回生きたけれど
はじめて泣いたのは、だいすきな白いねこが死んでしまったとき。

100万回泣いて、しろいねこのそばでしずかに息絶えるねこは
もうけっして生き返りません・・・

よみおわったわたしは、しずかに泣きました・・・
もう一度、読み返しても、やっぱり泣いてしまいました。

いつも泣いてばかりいるわたしと
いっぺんに100万回泣いて死んでいくねこ・・・
どっちがしあわせなのかな・・・
コメント (4)
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