はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

中越沖地震に思う

2007-07-18 | ニュースから
2007年7月17日(火曜日)
 またもやおきた中越沖地震で、多くのかたが被災した。
前回の地震の恐怖が再び、よみがえり精神的ショックから
たちなおれない人も、多いのではないだろうか。

 亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、
1日も早く、ライフラインが回復し、安心できる状態に
もどることを願っている。

 想定外のゆれで、原発の耐震性や安全性が問われている。
敦賀3・4号機も耐震性の見直しで工期が延長しているが、
各地で起こる震度6強の地震のニュースに、地元市民の不安は
増すばかりだ。

 樫曲の処分場も、学識経験者は想定外の地震の揺れは
計算にいれていない。
はなから、震度6以上の地震は起こらないものと
決めてかかっていたから、中程度の地震では、
ゴミの山は崩れることはないなどと、断言したのだろう。

 自然界は、人間の英知をしても想定できない力を持っている。
しかもその自然界を人類は科学の進歩によって破壊し、開発してきた。
地球温暖化という魔物を生み出し、自然界に想定外の事象を
起こさせているのも、人間の仕業だ。

 核のゴミの行き着く先も見えないまま、あらたに軽水炉の研究に
国は、税金を投入するという。
 2008年から15年までの8年間で研究・開発、
2025年の実用化をめざすそうだ。
電力会社や原子力メーカーとの共同開発で、600億円の予算は
官民折半で負担。(7月13日時事通信)

 このニュースの環境問題で再評価という見出しに、
    えっ!えっ?えっ!
だって、3・4号機の増設は、国定公園の自然景観を破壊して
建設しているのに!
 2号機の建設の時には、樫曲の山をけずって採石した土砂で
埋め立てたのに!
 その採石場の穴に、処分場ができたのに!
 
 何が環境問題で再評価なのよ!
原発のために破壊される自然は、環境問題じゃないの?
と、久しぶりにニュースで、頭に血が上ったわたしでした。



 
コメント
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