企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

東武鉄道 つきのわのFRANCA

2004年11月29日 | 過去の不満たらたら記事
東武東上線つきのわ駅の近くに、住宅地が開発されている。広告がたくさん貼られているため、見たことがある人も多いだろう。ここの住宅、確かに値段は安いが、どれくらい売れているのか、非常に怪しいと考えている。沿線の開発であるから、鉄道がバックアップしているのだろうとは思うのだが、どうも、そうではないらしい。
近隣の人でないとわからないだろう。つきのわ駅の利便性からまとめたい。東武東上線は池袋から寄居をむすぶ通勤系の路線だ。各駅停車、準急、急行、そして本数は非常に少ないが特急が走っている。日中の時刻表では、一時間あたり、各駅停車が8本。準急が4本、急行が4本。このうち、つきのわに停車するのは、急行の3本しかない。0分、30分、45分発の電車だけだ。池袋からつきのわまでは、急行で一時間。正直、そんなに近くないと思う。そして、この急行は、たいへん混雑している。
確かに通勤圏だとは思うし、自然が近くにあるとも思う。とはいえ、東上線の混雑(特に急行列車)を知っていると、あえて、川越市よりも先の、つきのわに住宅を買いたいと思うだろうか?
東上線関連では、乗り入れている有楽町線、そして有楽町新線(こっちは、東京メトロの新線に連絡し、池袋、西早稲田、そして先は渋谷まで接続するらしい)将来的な接続環境の変化の中で、つきのわの利便性はよくなっていくのかもしれないが・・・。たとえば、大江戸線と東上線の接続、JR川越線(八高線)の増発などといっしょにならないと、つきのわの利便性は向上しないだろう。
都心回帰のトレンドの中、いつまでつきのわが、今の価格で開発を続けられるのか・・。鉄道にとっては、グループ会社での不良資産の問題が起きているのではないかなぁ、と感じてしまう。
ウェブには、東武東上線関係のページが結構あるようだ。そのあたりも参考にして、FRANCA購入希望者はしっかり考えてほしい。
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