企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

鳴門の渦潮が見頃らしい

2005年04月06日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
今、ちょうど鳴門の渦潮が見頃とのことだ。鳴門海峡に渦巻く、渦潮。紀伊水道と瀬戸内海との潮位の差が、渦を巻き起こす。巨大なものだと直径が20メートルにも及ぶらしいです。ちょうどこの時期、潮位の差がある時期だそうで、大きな渦を見ることができるのだそうだ。観潮船に乗って、渦を間近で見ると、それはすごいとのことですよ。
らしい、と書いたのは。。。徳島に生まれて18年を過ごしたのだけど、残念ながら、いまだに渦潮を見たこともないし、祖谷のかずら橋にも行ったことがないからです。同様に、うなぎ博物館にも行っておらず、大塚国際美術館にも、阿波の郷にも、行っていないのだ。まぁ、向こうで大人になって生活をしていないから仕方がないのかもしれないが、今となっては行こうにも行かれない、とっても残念でならないですね。
いつでも行ける、と思っているところこそ、なかなか行かなかったりして。経験は、できるだけしておくべきだったなぁ、といまさらながら感じています。だからこそ、足を運べる距離の人には、ぜひ、鳴門の渦潮を見てきて欲しいですよ♪。今行けるなら、すぐにでも。一年に、そう何度とは、渦潮が大きくできる時期はないのだといいますから。
ぶらぶらしているうちに、家でごろごろしているうちに、数時間なんて経ってしまいます。でも、数時間、例えば4時間あれば、神戸から渦潮を見に行って帰れるくらいなんだしね。

京都は観光シーズンが始まったようで、ホテルを予約するのが大変になってしまいました。私は1年半くらい前から、ほぼ毎週のように京都にも出張に行っていますが、上のように、経験したい、と思いながら、なかなか京都の有名な場所には行けていません。仕事関係で足を運んだ、相国寺、清水寺くらい。いまだに、二条城を見ていないのですね。読者の皆さんには、そんな残念な気持ちを味わっていただきたくないですよ。
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退職金の平均は2435万円?誰の平均なんだろう?実態が知りたい

2005年04月06日 | 企業の一般的な話
成果主義の導入が進み人材の流動化が進む中で、相変わらず退職金というのが、賃金において大きな役割を担っている。紹介するニュース記事は大学を卒業して就職し、60歳で定年になった人の平均の退職金支給額だ。この調査自体は、経団連の会員企業などということだから、大企業が中心と考えていいのだろう。22歳で入社し、60歳となった人ということだから、1966年入社というあたりの人々なんだろう。その人々の退職金というのが、2435万円だった、というのがこの調査結果なわけだ。
そもそも、中小企業の中には、退職金なんてものがないところもある。また、退職金規程があっても、中小企業を転々としている人なんかは、退職金自体、そう多くもらえるわけではない。そもそも勤続年数が大きく関係するような体系になっていると考えられるからだ。
退職金については、いろいろといわれることがある。退職時の年収(基本給部分)の約5倍とか、退職金の税金が安いとか、60歳定年で年金を受けられるまでのあくまでつなぎ資金だとか、また、人によっては退職年次の住民税を支払うための原資だったりもする。上記について、この平均という金額を見てみたい。まず、この退職金が5年分の基本給というのは、60歳という年齢、そして、多くの場合導入されている役職定年という制度を考えるに、まぁ妥当なところなんだろう。基本給で500万弱、賞与や手当てを入れれば600万強。平・係長クラスで定年をむかえた場合は、それくらいに落ち着くと考えてよいと思う。次に、つなぎ資金としての側面。ちょうど5年分というのは、年金が出るまでの期間でもあり、手当て・賞与、そして1年間の住民税を引いても、住宅ローンなどが終わっていれば、さほど厳しい金額ではないだろう。この年齢になれば、多くの場合教育のためのお金はかからなくなっているわけだし、それくらいは適切と思われる。
以上は、中規模以上の企業にかかわる話、それも定年した、たぶん平均値である係長といったところの場合だ。部長クラスともなれば、もっと多いだろうが、逆に、部長で定年になる人って、普通はほとんどいないと思われる。(まぁ、もと部長で部長待遇なんていわれる人は多くいるだろうけれど)
さて、この退職金、老後を考える上で、どう使えるのか?という観点から見ると、微妙な金額である。夫婦二人とすると、5年の生活費+アルファであり、あまり贅沢はできないだろう。また、退職金で、住宅ローン・リフォームローンの残債を精算するというのもよくある話だが、そうすると、年金受給までが非常に厳しくなってくる。では、運用するか?と考えてみても、素人の、それもこの程度の金額で運用できるのは限られており、リスクも高い。プライベートバンクなんかは相手にしないし、かといって、金利も安く、食いつぶしていくしかない状態。
まさか、この低金利がずっと続くとは思わないが(ローンを抱える身としては、金利が安い方がうれしいのだが)、計画的に運用しないことには、この金額では老後の生活設計が立たないのは確かだろう。そして、年金はもっともっと減るといわれている。今の年金制度って、長生きした人ほど多くもらえるわけで、その点からしても、とても不公平だと思うのだが、どうかな?老後の20年分をひとつの目安として、まとめて支給して、自己責任でやれ、とすると、年金財政も破綻するし、また、個人でも破綻する人がたくさんでてくるのだろうか?
今回の平均値からは、実態は全く見えてこない。どういう生活が、本当は待っているのか、そしてそのために今から何ができるのか、考えるための材料がほしいものだ。


大卒で60歳定年、退職金は2435万円…経団連調査 (読売新聞) - goo ニュース


2005年04月03日(日)

大卒で60歳定年、退職金は2435万円…経団連調査

 日本経団連が発表した2004年の退職金・年金に関する実態調査によると、60歳で定年退職した大卒男性への退職金支給額は、2002年の前回調査比3・1%減の2435万円にとどまった。
 退職金支給額は1992年調査の2638万円をピークに減少を続け、2400万円台となったのは1990年調査以来14年ぶりとなる。
 日本経団連では、バブル崩壊後、賃上げが進んでいないことと、勤続年数を重視していた退職金の算定方式が、成果主義を重視する制度に変わりつつあるためと分析している。
 調査は、経団連会員企業などに2004年9月に行い、272社が回答した。

なお、最新のデータは経団連の以下のPDFを参照してください。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/024.pdf
コメント (2)
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