あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

リウマチ

2013-01-28 18:08:33 | Weblog
ウインターセミナーでは、たくさん飲んで、ちょっと滑って、たくさん温泉入りました。みな、発表もそこそこで、お仕事はお仕事で、楽しませていただきました。
発表はしょぼい演題ばかり、5つでありましたが、カラオケ大会で商品2つ、スキーのタイムトライアルで商品2つと計4つの商品をゲットしまして、当院、遊びに関しても優秀なスタッフが多いようであります。
来年もぜひ、コメディカルをつれて参加したいと思います。
来年は荒井先生のところらしいが、志賀高原とのことで、楽しみです。

さて、今週は弁膜症が2つ、本日は懐かしのリウマチであります。
私でも自分での執刀はおそらく数えるほどしかないかな、、、、今日の方は、弁輪近くまで石灰化も強くて、MACも疑われており、キューサーのレンタルとしましたが、結局必要はなく、ホッとしたところであります。しかし、弁も弁化組識もガチガチで、後尖もbasal choldaだけ残して切除しました、それでも23mmがギリギリであり、ちょっとひやっとしました。
10年ぐらい前ですが、今や京大の教授となった坂田先生がフェロートレーニングプログラムの講義で、最初のうちは弁置換の時には、後尖もしっかりとるべきだと、言っていたのを思い出しました。

TAPとMAZEも追加して、遮断109分、CPB150分、オペ230分とまずます、80代の婆様ですので、骨からの出血が止まらず、やや閉胸にもたつきましたが、無事終了です。
昼飯食べて、2時間ほどで抜管に至りました。ホント、目が覚めれば、とりあえず、あとは何とでもと思ってしまいます。

今週は、あとは僧帽弁形成のみ、うまくいくといいのですが。