ここのところ、立て続けに2例、パスポートの早期閉塞があり、どうしたもんかと考えていた。
術中はドップラーでしっかり血流が保たれているので、吻合自体には問題はないとおもわれ、一番の問題はやはり、SVGの中枢吻合が垂直にたってしまうことで、心膜・胸骨を閉めた際に折れてしまうのかなーと。
世の中の報告では、ほんとかうそか知らないが早期の開存率は手縫いとほとんど変わらないとされているが、2例とも、大動脈前面には打ち込めず、やや右側面に打ち込んでいることも関係あるのだろうが。
閉める際には折れないように、糊で一番良い走行に固定してはいるが、それでも閉めたあとはわからなくなってしまいます。
なにか枕のようなものを置いてくるか、周りに何か巻いてくるか、なんかしらの折れない工夫が必要だなとかんじていました。
今日、バイト先で外来の合間にたまたま読んでいた雑誌に目を通していたら、やはり、すでにやっている方がいました。
心膜を茎付で2cmほどの幅で、中枢吻合部にロール状に巻いて折れるのを予防するというものでした。
成績については書かれていませんでしたが、やはり、同じように苦い経験から考えているのだろうと思います。
今度早速やってみようと思います。
術中はドップラーでしっかり血流が保たれているので、吻合自体には問題はないとおもわれ、一番の問題はやはり、SVGの中枢吻合が垂直にたってしまうことで、心膜・胸骨を閉めた際に折れてしまうのかなーと。
世の中の報告では、ほんとかうそか知らないが早期の開存率は手縫いとほとんど変わらないとされているが、2例とも、大動脈前面には打ち込めず、やや右側面に打ち込んでいることも関係あるのだろうが。
閉める際には折れないように、糊で一番良い走行に固定してはいるが、それでも閉めたあとはわからなくなってしまいます。
なにか枕のようなものを置いてくるか、周りに何か巻いてくるか、なんかしらの折れない工夫が必要だなとかんじていました。
今日、バイト先で外来の合間にたまたま読んでいた雑誌に目を通していたら、やはり、すでにやっている方がいました。
心膜を茎付で2cmほどの幅で、中枢吻合部にロール状に巻いて折れるのを予防するというものでした。
成績については書かれていませんでしたが、やはり、同じように苦い経験から考えているのだろうと思います。
今度早速やってみようと思います。