ステントグラフト

大動脈ステントグラフトの施行医の症例がようやく集まりましたので、先週早速書類を提出しました。
ここがＰＴＡの多い病院で感謝しています。
この先まだまだ研修やら何やら必要で資格をもらえるまで先は長そうですが、とりあえず、やれることはやりました。
来年あたりからは、当院でもステントグラフトを開始したいと望んでおります。
カテーテル操作はやはり内科の先生が専門ですので、共同で持ちつ持たれつでいければと思っております。

まだまだ

はじめてのＡＶＲは遮断が135分と大記録をたたき出しましたが、２例目は１０５分と少し縮まりました。といってもＡＳとＡＲの違いなんだろうが、基本的に遅いのである。
しかし、今はまだ、スピードよりも確実性重視ですので、最初の１０例ぐらいは時間を気にせずにやって行こうと思います。
２例目の手術でも感じたことは、やはり弁切開と糸賭け、大動脈閉鎖に時間がかかりすぎていることです。ってメインの全部やんか。
弁輪の見極めが難しいです、それと針の持ち替えが多すぎる。大動脈壁はいつも上下で均等に縫えておらず、必ず下があまり気味になってしまう。
次回からは気をつけて行きたいところであります。

休日当直

今日は休日の当直であります。
日中はちらほらお客さん来て忙しかったけど、暗くなってからはトンと静かになりました。
しかし、暇とはいえ、なんか病院に拘束されているというのは、いつ呼ばれるかわからず精神的に休めないものであります。
一昔前は、何でも来いという気持ちでやっていましたが、最近はめっきり当直と思うとやや気がめいります。

先週はなんとか乗り切ったと思ったら土曜の夜に解離がきちゃって朝までオペ、週末は当番ではなかったので、久しぶりにのんびりと庭の畑にでも手を入れようかと思っていたが、結局、睡眠サイクル狂ったままで、週末はひたすら食べて寝て食べて寝てで終わってしまった。結局１１件の手術がありました、もう患者の顔と名前が一致しなくなってきた。
それでも先週はＡＶＲとＡＡＡと二つの手術を担当させていただきました。
今週は今のところ５件の手術でありますが、そのうち２つは再手術症例であり、しかも初めてお目にかかるが高安病？だったりして、やっぱり大変そうであります。
今週もＡＡＡが入っているので担当させえていただきます。
最近はＡＡＡは小切開でチャレンジさせていただいていまして、やはり術後が全然違うなーと実感しております。まだまだ症例を選んでの試みですが頑張ります。

来月から分院が開院ということもありまして、外科チームも３人の医者が抜けてしまします。
どうなることやら、誰かうちで一緒に働きませんか？、まじ助けてー。