あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

三角形の安定性

2007-10-21 21:37:01 | ちょっといい話、へー
先日、久しぶりに大学病院時代の仲間とモツ鍋を食べに行った。
大学時代の仲間とこうして集まれるのも、なかなか無いもので昔話は尽きることなく、朝方4時まで飲んでしまった。
聞いた話では、今の残っている当時の看護婦さんたちはみんな主任になっていて、びっくり。

そんな主任の1人も、当日来てくれて、すごく印象的な話をしてくれた。
それは、人生では3つのことに重点を置くのが一番良いというお話。
人生で大切なもの、1つはもちろん自分自身、そしてもう1つは男なら普通は仕事、それからもう1つは趣味なり、家庭なり、、、。
つまりは三角形が一番バランスがよく、人生が安定するとのこと。
これが、2点の直線ではぐらぐらと揺れてしまうし、四角形や五角形と増えるごとに、バランスは悪くなるということ。

その彼女の場合、自分、仕事、それからフラメンコを長い間習っており、三角形をキープしているとのこと。
仕事を一番には絶対しないようにしているし、例え仕事でつぶれそうになっても、趣味のフラメンコとその仲間が支えてくれるから大丈夫なのだといっていた。
うーん、なんか納得。

僕の場合も自分の人生振り返ってみると、いろいろ辛いことはあったけど、三角形が作れていたときは、1つが辛くても、もう1つが支えになって乗り越えてきたのは確かである。逆に病魔にやられた頃は、自分と仕事の二つしかなくなっていて、中でも仕事に重点を置きすぎて、自分自身も無くなってしまうギリギリのところだったと思う

それからもう1つ、その彼女も僕も同じB型の血液型なのだが、彼女いわく、B型の人間は不器用なので1つのことをやりだすと、そればーかりになってしまい、他のことができなくなってしまうんだとか、だから時々休憩を入れなくっちゃいけないらしい。
確かに当たっているような気がする。
ダラーと生きるよりはメリハリのある生活が好きだなー。
ばーっと仕事して、ドカンっと休む、そんな生き方しかできないんだよねー。
ウサギとカメがいるとすれば、ウサギさんタイプですね。
だから、今は人生で休む時期だと思えばいいと、これがB型の生き方なのだといわれました。
なんか、その彼女いちおー年下だけど、しばらく会わないうちに、大人になってしまったみたいで、逆に僕がいつまでも成長せずにいるのかもしれないが、みょーにお姉さんに思えてならない一日でした。

最後のほうは何故かテキーラをショットガンで飲みだして、べろべろになった。

当然、翌日は頭痛くて、農家にボランティアに行く予定であったが、昼まで布団からでれず、キャンセルさせてもらった。
まー、この点、ボランティアというのは仕事と違ってお金のやり取りが無いので休んだとしても責任が軽くて、いまの自分にはいいのだろう。