恐怖 2006-12-11 20:51:26 | 術者、勉強になった症例 先日、弓部置換の分枝1本と中枢側吻合のチャンスをいただいた。手順こそ頭に入っているものの、いざとなると、細かいルールがわからず、センター長の言うがままここ掘れワンワン状態であった。やや出血は多かったものの、その後の経過は順調にきている。しかし、大げさかもしれないが自分の手に命がかかっているとなると突然、恐怖と向かい合うことになるもので、いつかは自分ひとりでやれるようにならなくてはいけないのだが、そのためには確実な技術とそれに基く自信を持たなくてはいけないと感じた。