昨日のAAA破裂の患者、呼吸状態も落ち着いているので抜管しようとCCUへ行ってウイニングをしていると、隣の内科の患者がこれからPCPS抜くので、今日は抜管しないでくれと、ものすごい勢いでクレームをつけられ、一瞬ひるんだが、
呼吸状態も落ち着いているし、意識もしっかりしているし、これ以上挿管している方の意味が分からないと思い、何かあっても面倒見ませんからねとガミガミいうNSの無責任な言動を無視して抜管。
30分様子を見ていたが特に問題なかったので、医局へ戻ると、すぐに病院から携帯が、今度は夜勤のリーダーから、抜管した後患者の状態見ましたかとの事、いつも以上に見たつもりなんですけど、電話で話していても面倒なので病棟行くと、患者は別に問題なし。
いつもはこんなことでは呼ばれないはずだが、なんで電話きたか分からんが、ようはタイミングが悪かったと、結果的には抜管もPCPSの方も問題なかったが、忠告を無視して抜管したことに対する、あてつけというか注意というか。
確かにその後を見てくれるのはNSなので、いくら意見が違っても、けして逆らってはいけないのか。
こちらは日曜だろうが夕方だろうが、いつもどおりにやっているつもりだが、病院全体としては人員不足や他の患者との兼ね合いやらNSの御機嫌やら、そういうことまで考えて行動しなくてはいけないのかも。
しかし、ものには言い方というものがあると思う、顔を合わせたとたん人を不愉快にさせるような言い方をされると、こちとても、ムッとくるし、日曜日に出てきているので、できればやることやってさっさと帰りたいのが正直なところである。
なんか、怒りはおさまったが、だんだんと悲しくなってきた、別に悪いことをしたわけでも失敗したわけでもないし。
しかも、無茶はした?かも知れないが、やるべきことはやっていたのにそれを知ってか知らずか、リーダーさんにまで怒られたのには、へこむ。
見てる人は見てるとおもって正しいと思うことをしてるつもりなのに、自信喪失
。
体のわりに、結構デリケートだったりして
こんなことでまだまだ、達人への道は遠いのー。
もっと強い人間にならなくてはいけないのか、でも、嫌な人間にはなりたくないし。
みんなで仲良くやって行きたいと思う僕は、お子様か。