あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

パンク

2022-02-27 19:24:00 | 悲しい話
午後はのんびり温泉、サウナに水風呂、整体受けて身体を整えます。
今月から整体の着替えが有料になったのである、着替え持ってからの忘れて200円取られる。流石にジーンズではできませんので。

今日は暖かいので自転車でウロウロ、帰りに買い物して帰ったら、途中で後ろから変な音、何か倒れたかなと振り返っても、何もない、なんだろなと思いながら、漕ぎ出したら、後ろのタイヤのパンクでした。家までちょっと距離あったのでショック!
これから暖かくなってくるので、自転車のニーズ増えるのである。
明日、オペ無いし、仕事抜けて持ってくかな。


シリコン

2022-02-03 20:18:00 | 悲しい話
連日のオペで、なんか例の仙腸関節周りの痛みがあって、今日も朝風呂であったまって、太陽礼拝だけやって出勤です。
歩き出したけど痛いので、久々に自転車通勤。
寒いけど楽ちん。

今日は上行AVRで、AVRだけ若手にやってもらいました。
前回の反省を活かして名誉挽回してもらいたかったですが、人工弁のカフへの糸かけが、なんと中のシリコンに貫通してなくて薄皮一枚しかかけてないではないか。それも1針とかではなく、たくさん。
とほほ。
これでは弁が飛んでいってしまうよ。
気がついてよかったです、すぐにやり直して、しっかりとシリコンに刺入してもらいました。
現場でついつい、うるさくいってしまいましたが、印象に残るぐらい言わないとね。
次こそ頑張ってほしいのであります。
血管は縫いやすくて28度の脳分離併用で循環停止は18分。
出血もなく4時間ほどで無事に終了、閉胸の時に外科の若い先生が覗きにきてくれて、バトンタッチです。仙腸関節痛くて立ってるの辛かったので、助かりました。ありがたやー。
覚醒確認したかったけど、ピンホールなのでナロキソン使って覚醒、2時間ほどで抜管です。
しばらくするとまた、ピンホールになってきて、再びナロキソンです。半減期短いからな。
最近ナロキソン使わないと目が覚めないことが多いかな。
まー、循環停止症例なので頭問題なくてよかった。


また来年

2022-01-28 19:22:00 | 悲しい話
2月に予定されていた心臓血管外科ウインターセミナーが一年延期との連絡が先日来ました。
まー、今のコロナの状況では仕方なし。というか当院でもとてもいける状況ではありませんので、関係者の方々は大変でしょうが、延期になってくれて助かりました。
うちもオペ関連のスタッフ10数人参加予定で、みんな演題出してましたので、誰か1人でもコロナにかかれば、まずオペ室稼働しなくなる可能性がありますので、迷惑はかけられません。
来年には流石に落ち着いていると思われます。


昨夜も降ったようで

2022-01-14 18:15:00 | 悲しい話
朝起きたら、また外が真っ白です。
どうりで寒い。
今年は雪の量も多くてスキーにはもってこいですが、第6波でちょっとスキー場には近寄れません。
最近は寒くて布団から出れませんが、今朝は早起きできて、2時間ほどたっぷりヨガできました。

今日は2fene1debTEVARと静脈血栓除去の予定でしたが、家族にコロナが出たとのことで、濃厚接触者のご本人隔離されてしまい、2例目はキャンセルになりました。
このペースでコロナ増えると、おそらく、こういったケースこれからも出てきそうです。

第6波

2022-01-06 21:32:00 | 悲しい話
ついに第6波が来てしまいました。
県内も一気にレベル3以上に跳ね上がり。
今月スタートの研修医の歓迎会おさらばだ。新年会もね。
みんな、ちょっと気が緩んでますもんね。
でも、今年の年末は少人数で、小分けで忘年会もやれたし、少しは気分転換になったかなー。

閉塞

2011-10-27 19:32:11 | 悲しい話
先週の4本バイパスの造影をしましたが、残念なことにSVG-#4PDが閉塞していました。もともと術前の造影ではっきりしなかったので、あれば吻合するという予定でしたので大きな問題なないのでしょうが、残念です。上司はflow demandがなかったのだろうと慰めてくれましたが、今となっては、はっきりとした原因はわかりません。PCIができそうでありますので退院前にお願いすることにしました。
術中に確認できれば修復も可能ですので、正直、フローメーターなり何かしらの道具がほしいところです。
これまでもIMAは100本ぐらいで閉塞はありませんが、SVGは30本ぐらいで3本閉塞しています。
SVGの閉塞にはいくつかの原因があり、中枢・末梢の吻合の問題、グラフト自体の問題、ねじれやキンク、coronaryの問題とありますが、いずれにせよ吻合した時点で結果は決まっているのだと思います。
心機能としては大きな問題は残りませんが、患者さんは命を懸けて手術に挑んでますので、SVGといえど何とかして開存率100%を目指したいですね。

労働意欲

2007-05-14 18:26:23 | 悲しい話
2ヶ月の休暇を取り、4月から復帰したものの、ものの1週間ともたずに苦しくなり再び休んでしまった。
やはり環境を変えて、少しペースを落としてリハビリをするのが良いと考え、前の施設に戻らせていただくこととなった。

ゴールデンウェーク明けから、以前のA県の病院へ戻ってリハビリ開始。

これまで仕事以外に趣味を持たなかったためであろうが、仕事での目標を見失ってしまった今、物事に対して意欲というものが全くわかないのである。
困ったものです。
両親は元気で、妻子もなし、いくらかの貯蓄もある。
働かなくても何とか生きてはいける。
これがまた労働意欲を駆り立てない原因にもなっているのかもしれない。
一昔前からすれば、贅沢な悩みなのであろう。

なんだかいきなり暗い話であるが、これが正直な気持ちなのであろう。

まあ、ゆっくり戻していくしかない。

あぽいち スタック

2007-02-02 12:10:06 | 悲しい話
あぽいち 先日、うつ病の診断を受けしばらく仕事をお休みして、しばらく治療することとなしました。

まさか自分がと思いましたが、人間意外と弱いものです。
このままでは患者の命に関わる大きなミスを起こしかねないと思い休むこととしました。
おもえば、最近このブログを更新できなくなっていたのも、自分がやんでいたのでしょう。
したがって、このブログも、本日にて終了します。
読者のみなさん、一年半の間、たわいも無いお話にお付き合いいただき、
ありがとうございました。

また、復活できましたら、どこかでお会いしましょう。

ご臨終です

2006-01-22 14:00:30 | 悲しい話
今朝、また1人見取った、今月これで3人目である。なんか行く時はみんな続けていくもんだ。DVRの遠隔期、MRSA縦隔洞炎のSEPSIS、AVR後の塵肺で抜管できずMOFの三人である。
DVR遠隔期の人は、心不全コントロールつかず入退院を繰り返していたが、内科的治療も限界に来ており、いわゆるエンドステージであった。最後は延命処置はせずモルヒネで呼吸苦をとって安らかに眠った。以前癌を扱ってた頃には当たり前のようにモルヒネを使って苦痛の除去をするようにしていたが、循環器に来てからははじめてかも知れない。呼吸器繋がれたり、苦しむよりは、むしろこの方がきれいであると思う。家族の納得が得られているのであれば、死に際はできれば美しく演出したいものである。
縦隔洞炎の方はDMのHDで大変ハイリスク、術後は元気になっていったん退院したものの、胸から膿を噴いて再入院。
すぐに開けてデブリ、洗浄、持続吸引開始したが、すでにsepsisの状態、徐々に意識レベル低下し挿管され、血圧保てずHDもできずである。悔やまれる。
塵肺の方は、何度か抜管挑戦するも再挿管を繰り返し、そのうちMOFが進んでしまった。なんで抜管できなかったのか、この反省を次に生かさなければならない。

とにかく、患者を看取るというのはいいものではない、寿命なら仕方が無いところはあるが、術後の急性期では外科として負け勝負である、仕方ないで済まさず、なぜだめだったか、これに対してフィードバックをかけて、今後少しでも減らさなくてはならない。

ささいなことは気にしない

2005-11-27 19:28:22 | 悲しい話
昨日のAAA破裂の患者、呼吸状態も落ち着いているので抜管しようとCCUへ行ってウイニングをしていると、隣の内科の患者がこれからPCPS抜くので、今日は抜管しないでくれと、ものすごい勢いでクレームをつけられ、一瞬ひるんだが、
呼吸状態も落ち着いているし、意識もしっかりしているし、これ以上挿管している方の意味が分からないと思い、何かあっても面倒見ませんからねとガミガミいうNSの無責任な言動を無視して抜管。
30分様子を見ていたが特に問題なかったので、医局へ戻ると、すぐに病院から携帯が、今度は夜勤のリーダーから、抜管した後患者の状態見ましたかとの事、いつも以上に見たつもりなんですけど、電話で話していても面倒なので病棟行くと、患者は別に問題なし。
いつもはこんなことでは呼ばれないはずだが、なんで電話きたか分からんが、ようはタイミングが悪かったと、結果的には抜管もPCPSの方も問題なかったが、忠告を無視して抜管したことに対する、あてつけというか注意というか。

確かにその後を見てくれるのはNSなので、いくら意見が違っても、けして逆らってはいけないのか。
こちらは日曜だろうが夕方だろうが、いつもどおりにやっているつもりだが、病院全体としては人員不足や他の患者との兼ね合いやらNSの御機嫌やら、そういうことまで考えて行動しなくてはいけないのかも。
しかし、ものには言い方というものがあると思う、顔を合わせたとたん人を不愉快にさせるような言い方をされると、こちとても、ムッとくるし、日曜日に出てきているので、できればやることやってさっさと帰りたいのが正直なところである。

なんか、怒りはおさまったが、だんだんと悲しくなってきた、別に悪いことをしたわけでも失敗したわけでもないし。
しかも、無茶はした?かも知れないが、やるべきことはやっていたのにそれを知ってか知らずか、リーダーさんにまで怒られたのには、へこむ。
見てる人は見てるとおもって正しいと思うことをしてるつもりなのに、自信喪失

体のわりに、結構デリケートだったりして

こんなことでまだまだ、達人への道は遠いのー。
もっと強い人間にならなくてはいけないのか、でも、嫌な人間にはなりたくないし。
みんなで仲良くやって行きたいと思う僕は、お子様か。