あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

昼間っからへべれけ「酒と映画の会」(ギャラリーカタカタ~季織亭)

2006-01-21 23:33:10 | お気に入りの店(季織亭@経堂)
いやあ、最高です。
ついさっきまでふとんに突っ伏していた、あおひーです。

今日はこの雪の中だというのに、お酒大好きなひとたちが大集合!

というのも、ギャラリーカタカタで開催された「酒と映画の会」に参加してきました。

まず、「南部杜氏」という映画を鑑賞です。製作が昭和62年なのでだいたい20年前のフィルムです。

まず、諏訪監督から説明がありました。今日はビデオプロジェクターでの上映なんでオリジナルよりも画質が落ちる旨、とても残念そうでした。

この映画は岩波の記録映画で、大正から昭和初期の南部での酒造りを再現した内容になってます。

30分くらいなんですが、とにかく内容がすごいのです。

木桶で昔通りのやり方でお酒を造るのがどんなに大変か。それにしても、感動するのはこの命の一滴をつくり出すのに、自然に対する畏怖の念を抱いてる杜氏さんはじめ酒蔵の皆さんの姿。

神社にお参りはもちろん、出来上がった時にも蔵の中に小さな祠みたいのをつくり、「おかがで良い酒ができました。ありがとうございました」と言うところなど、お酒の生産が自然などのもろもろの条件によって成り立ってることがとても伝わってきました。

酒造りの姿ってなんていいんだろう。作業をする度に、独特の唄をうたいながら進めていく様は楽しんでるようにも、儀式を執り行ってるようにも見えるのです。

そして、もろもろの行程を経て、透明の液体が絞り出されてきた時には、それが本当に美しいものに見えて仕方ありませんでした。
撮り方とかじゃなくって、それまでの作りだす過程の素晴らしさが結実していたからです。

と同時に、目の前でお預けになってるお酒が飲みたくってたまらないって感じでした。

ようやく、上映も終了し、さあお楽しみです。

今日は10種類ものお酒のきき酒をしてきました。
ほんとなら、きき酒って100とか飲むので、口に含むとすぐに捨ててしまうものなのですが、ここではみんな飲んでしまいます。

今日は朝から雪で正直、寒い中行くのはいやだなとか思っていたのですが、とってもよかったです、雪見酒!!

なかなか東京でこういったロケーションで飲める機会もありません。

今回飲んだ中では「七福神の門外不出」が美味しかったです。
そのままでもよかったのですが、お燗してもらうとさらに香りが増してくちあたりがよくなりました。

今回もおつまみは季織亭さん。
サラダひとつとってもグレードの高いもの。

たった2500円で飲みまくり食べまくりで最高でした。

それといいのは、初対面のひとといろいろとお話できること。こうやって皆、おいしいお酒と肴で気分は上々なわけです。

さあ、酔っぱらって帰ろう。。。と思ってたら、季織亭にそのままなだれ込む感じに。

そうこうしてるうちに、一升瓶を2本も預かってしまったから行かぬわけには行きません。てか、むしろ行っちゃえー。

そして、リミッターを遥かに越える量のお酒をさらに季織亭でしこたま飲んできました。

ちゃんと座ってだと、また落ち着いてお話出来てよいのです。

冬の休日。最高の一日になりました。

写真はギャラリーカタカタの中できき酒用に用意されたグラスです。
今日の寒さが伝わってくるのでこれにしちゃいました
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コニカミノルタ、カメラ撤退について

2006-01-21 19:42:10 | 日々のこと
ついに恐れていた事態になりました。
コニカミノルタがカメラの撤退を発表しました。

先日、ニコンがフィルムカメラからの撤退を発表しましたが、こちらはデジタルに絞るということだったので、残念だけど仕方ないなあという気持ちでした。

ところが今回のコニカミノルタの撤退についてはフィルムカメラだけではありません。
デジカメはおろか、なんと旧コニカから引き継いだフィルムの生産自体からも撤収とのこと。

一体、何のために老舗カメラメーカー2社が経営統合したのか?それくらいにgっかりです。

特にフィルムについては先日、アグファが撤退したばかり。
さらにコニカミノルタが撤退してしまったら、残るはフジフィルムとコダックの2社だけになってしまいます。

これまで赤(アグファ)・青(コニカミノルタ)、緑(フジフィルム)、黄色(コダック)4色あったフィルムは、緑と黄色だけになってしまうのです。

ミノルタといえばαシリーズでAF一眼レフの元祖として名を馳せたメーカーです。
国内の5大メーカーといえば、キャノン・オリンパス・ミノルタ・ペンタックス・ニコンの5社だったわけです。

これが4社に減ってしまうなんて信じられません。

しかも、コニカもヘキサーなどいいカメラを作ってただけに残念でなりません。

写真は私が唯一所有するコニカミノルタの製品です。
といっても統合前ですのでミノルタブランドですが。

先日から売ろう売ろうと思いつつもマニュアルが発掘出来ずにいた最中の今回の発表でした。

わたしは一眼レフでは20年来のペンタックスのユーザーなのですが、今回の件で人ごとではなくなりました。

頑張れ!ペンタックス!

日本製初の一眼レフと言えばペンタックスの旭光学です。

なんとか残してもらいたいものです。無くなってしまうと、寂しいのです。
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東京に雪が降ってます

2006-01-21 06:54:19 | 日々のこと
ふと寒さで目覚めて、外をみると一面、真っ白に。

東京にすんでいる者にとってはやはり珍しいものです、雪は。

せっかくだから外に出てみよう。

無印のダッフルコートを着て、コンビニまでデジカメ片手に歩いてみます。

土曜の朝の6時だからまだ起きて動いてるひとも少ないのでしょう。

靴の跡があまりついてません。

雪のないいつもなら歩いた跡も特には残らなくって、誰がどう歩いたかなんて分からないけれど、今なら辿っていけそうです。

さすがに実際に追跡はしないですが、そう考えるとなんだか面白くなります。
足跡のひとつひとつはどこか行くべきところ、もしくは帰るべきところへとずっと続いてるわけで、それが雪で目に見えるようになってるかもしれない。

さあ、だんだんとひとが出歩くとこのキレイな白がどんどんと崩れてくでしょう。
それとも、降り積もる雪のスピードのほうが早いのか。

希有なことは楽しんじゃおう。
ふだんちゃんと暮らせてるから、そのご褒美ってことで
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