あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

蜷川実花 展 ー地上の花、天上の色ー(東京オペラシティアートギャラリー)

2008-12-31 13:08:52 | アート系


「蜷川実花 展 ー地上の花、天上の色ー」へ行ってきました。

今回もなんとか最終日に駆けこみとなってしまいました。

蜷川さんはやはりご自身のみが使えるマジックをたくさん持ってるので尊敬しています。

写真を見て、あっ、これは蜷川さんのだって分かるじゃあないですか。

でも、意外にそういう写真家って少ない。

だから、同様の理由で荒木経惟さんも大好きなんです。

いつかはわたしの撮った写真を見て、あおひーの撮った写真だよねと言われたいんですよね。なんていうのはまあ、余談ですが。

さて、展示は時期やテーマによって区切られていました。

花、金魚、造花などなど。

やはり色彩の強烈さに圧倒されます。

蜷川さんは善くも悪くも支配したいんだと思います。

コントロールの全権を自分の感性に預けて。

今回、新作がすごく気になりました。

Noirなるタイトルのシリーズ。

冊子にはこう書かれてありました。

  まぶしいほどの光の中、静かに滲み出す闇。
  その闇を捕まえるたびに感じるかすかな恍惚。


色彩は強烈に見えるものでも、よく見るとそこに濁った暗闇が見えてくるのです。

ずっと激しい色の写真を撮ってきたからこそですよね。

でも、不思議と嫌ではないのです、この闇の影の黒さも。

このシリーズだけでの展示も見てみたいなあと思いました。

金魚の部屋はプロジェクターで金魚の映像を流してあって、くらくらしました。

最後にアイドルやら有名人のポートレートがありましたが、みなさんじっくりと見られてて時間がかかりました。

誰もが蜷川カラーに染まるのですが、その中で草間彌生さんだけがブレてませんでした。さすがです!

会場は女性でいっぱい。

あのキラキラした写真は美術ファンに留まらず幅広い支持が得られていますね。

見られてよかった!

前述したとおり12/28で会期は終了しております。


というわけで今年はこれでおしまいです。

本年はお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします!


<関連記事>
「NINAGAWA WOMAN」蜷川実花写真展(スペース[O:])
蜷川実花学習帳
蜷川実花「永遠の花 2」(小山登美夫ギャラリー)
蜷川実花 写真展「floating yesterday」

NINAGAWA WOMAN
蜷川 実花
講談社

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ドレミファソラ、

2008-12-30 17:54:57 | あおひー写真


仲良くならぶ水鳥たち。

ぼんやり撮ったら、音符みたく見えた。

ドレミファソラ、

あと2羽いたらオクターブだったのになあ~。

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まっすぐに伸びているもの

2008-12-29 22:30:00 | 日々のこと

ひとのかげ


送電線の鉄塔


吊り橋


曲がらず くさらず まっすぐに
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2008年展覧会ベスト10!

2008-12-28 09:48:46 | アート系
さあ、年も押し迫って参りました。

ということで毎年恒例の展覧会ベスト10。

「内容としてよかった」、「何度も通ってしまった」、「衝撃が大きかった」なんて具合に何を基準にするかによってランキングは随分と変動しそう。

そこで決めました。

今回は「純粋に楽しいなあ」と思った展覧会ベスト10にしちゃいます。

しちゃいますったらしちゃいます!

というわけで独断と偏見でこうなりました。


第1位 あおひー 写真展「いつかのどこか」(元麻布 gallery613)
   ・あおひーは個展を開催します!11/24~11/30@元麻布 gallery613
   ・あおひー 写真展「いつかのどこか」スタート!
   ・あおひー 写真展「いつかのどこか」について書かれたブログ
   ・Photoback版「いつかのどこか」を作成してみました

すみません!
楽しいという基準で言ったらこんなに楽しいのはなかったもので、第1位は拙個展とさせていただきました。でも、単に楽しいだけではなくって、仕込みをやってる時はすごく不安定でギリギリだったのです。やはり、見せるほうって難しい。今後も展示は行う予定ですのでよろしくお願いいたします!

第2位  「金刀比羅宮 書院の美 ~ 応挙・若冲・岸岱から田窪まで」(金刀比羅宮)

展示自体は芸大美術館で見ていますが、やはりあのこんぴらさんの階段を駆け上がりその作品が本来収まっている場所で見るという行為がすごく贅沢なことだと思いました。ホワイトキューブは絶対に敵いませんからね。応挙の虎、若冲のお花、少しひんやりとした畳の上で見るからこそのものでした。

第3位 フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち(東京都美術館)

結局、会期中に4回も足を運んでて我ながらびっくり。しかも、初日と最終日の両方に行ってたり。やはり圧倒的な技量をみせつけてくれるフェルメールの作品たち。「小路」を前にすると体温が若干上がるかも。

第4位 小特集「若冲を愉しむ」(京都国立博物館)

対決よりもこっちの若冲のほうがツボでした。金曜の夜間開館で十二分に堪能してきました。今もあの時の空気って思い出せます。果蔬涅槃図、百犬図と超弩級の作品が常設の一部に展示されているというすごい光景でした。

第5位 特別展「対決-巨匠たちの日本美術」(東京国立博物館)
       前編後編

やはりこういう分かりやすい切り口というのは大事です。誰が見ても楽しめたと思います。この展示では蕭白が若冲よりも勝ってるなと思った自分にびっくり。山口さんの想像で描いた各絵師がとっかかりとしてよかったと思います。

第6位 町田久美─日本画の線描(高崎市タワー美術館)

やはりあのシンプルな線に魅せられてしまい、高崎に2度行く事に。今回のポスターは何と無料で頂けたことがびっくり!あと、タワー美術館は係のひとがみんないいひと。こんな印象のいい美術館はそうそうありません。しかし、町田さんの作品があれだけの点数を一度に集まった様は尋常ではなかったです。

第7位 ジュリアン・オピー(水戸芸術館現代美術ギャラリー)

夏の大人の遠足ということで楽しかったのはもちろんですが、オピーにはやられました。最小限の構成でばっちりと決めてくれて外れがないのです。しかも、想像以上の手法がポンポンと出てくる。しかも、ポップで楽しい。ひとつ注文するとしたら、廉価版の図録を作って欲しいなと。

第8位 特別展「大琳派展-継承と変奏-」(東京国立博物館)

よかったのですが、どうしても対決展を見た後だとインパクトは少し弱くなったかなあと。あと、この時期は個展の仕込みでなかったらもうちょっとゆっくり行けたかと思います。とは言え、やはり心浮き立つ内容でラインイン。風神雷神4種そろい踏みはなかなか見られませんものね。

第9位 村田朋泰展ー夢がしゃがんでいるー(平塚市美術館)

ホワイトキューブ撲滅委員会特別賞です。あれだけのスペースである美術館を徹底的に作家のカラーに染め上げた展示って無いのでは?AtoZで架空の街を楽しんだ者としてはこの村田さんの展示は相通じるものがあるなあと感じたのです。

10位 「石田徹也―僕たちの自画像―」展(練馬区立美術館)

ある部分で見るものに負担を強いるのですが、それは決して嫌なものばかりではありません。唯一絶対にして、今後決して新作を見る事は出来ないのです。だから、せめて今残ってる作品には目を通しておきたいのです。

というわけでかなり偏りのあるランキングとなりました~。
来年もまた楽しい展覧会に行けますよーに


<みなさまのベスト10>

とらさん 2008年の「美術展ベストテン」
Takさん 2008年 展覧会ベスト10
Takさんの奥様 かみさんが選ぶ「2008年 展覧会ベスト10」
KINさん 雲の切れ間に散りばめたダイアモンド~今年のアート展10本!
さちえさん 2008年展覧会ベスト5CommentsAdd Star
ogawamaさん 2008年 美術展ベスト10
palpalさん 2008年 展覧会ベスト10
lysanderさん プレイバック 2008 (美術篇)
一村雨さん 今年の展覧会ベスト10
イッセーさん 2008年 展覧会ベスト10
朱奈さん 今年の締めくくり
はろるどさん 2008年 私が観た美術展 ベスト10
ruruさん 2008美術展ベスト
memeさん 2008美術展ベスト
mizdesignさん キーワード 2008
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束芋 ハウス(ギャラリー小柳)

2008-12-27 19:10:15 | アート系


「束芋 ハウス」に行ってきました。

束芋と聞くと、すぐに行きたくなるのです。

彼女の映像のリズムって毎回ブレがなくていいんですよね。

決して気持ちのいい爽やかなタイプのものではないのですが、不思議と見入ってしまう。

今回の展示はメインの映像作品「dolefullhouse」とそのモチーフのドローイングが10点弱と壁紙が破れちゃってるのが一点。

冒頭の写真はパンフというか冊子2種類。

下の冊子には束芋を大学時代に教えていた田名網敬一さんの文章が載っています。

上の冊子はひらくとこんなふう。

「dolefullhouse」の画像が載ってます。

左の画面が多くなスクリーンに投影されていました。

さて、まず「あれ?」と思ったこと。

映像に出てくるのはドールハウスをモチーフにしたつくり。

ですが、人形は「doll」のつづりのはず。

と思ってい阿部てみると「dolefull」というのは「悲しい、陰気な」なんていう意味だそう。

「dolefullhouse」は6分半程度で映像はループしています。

ドールハウスの扉を開けると水が流れてでてきて、何も配置されていない小さな部屋にミニチュアの家具を配置していきます。

延々と背後で流れているのは水のゴポゴポいう音。

人物自身は映らないのですが二本の腕がその存在を示しています。

順々にミニチュア家具を並べているのですが、時々この腕が腕をかきむしるのです。

そして、また淡々と作業に戻ってく。

ドールハウスの窓をノックする怪しい物体。腕は窓を開けて、タコを中に入れてドールハウスから出してしまう。

しばらくして、ミニチュアの鉄のナベをテーブルへ。

このナベには先ほどのタコ(大きさからすると随分と小さくなってるので同一のものかどうかも怪しいのですが。。。)が入ってて、ナベから出てきて消えてしまう。

すると今度はその伸ばした触手が勢いよく血管のようにドールハウス全体を包み込み、脈動する度に現れるのです。まるで病のように。

ミニチュアのベビーベッド(赤子がいるかどうかは分からない)が置かれた直後、また腕をかきむしる仕草。

しかし、今度は止まらない。どんどんこの動作のスピードが加速し、ストップして腕は画面からフレームアウト。

とその瞬間、ドールハウスの3段目と2段目の左右から腕が壁を尽き破って家具をなぎ倒す。

腕は引っ込んでしばらくすると、壁紙がはがれて中から出て来たドアが開く。

何故だか、そこには脳髄が。

さらに奥の扉が開いて、水が流れてくる。

すると一番下の段にはむき出しの筋肉、内蔵が現れてくる。

さらに中断の脳髄もどういうわけか巨大化しちゃってる。

ここでドールハウスの扉が閉まるという流れ。

見てて思ったのはドールハウスが世間体とかプライドみたいなもので、腕の動きがセルフコントロール的なことなのかなあと。

家のきれいな壁紙の裏にある人体的な構造は本音とか本質とかっていうことなんでしょうかね。

だとしたら、溢れ出る水は涙みたいな感情の堰のメタファー?

なんて、勝手にいろいろと深読みしちゃえるのが束芋作品の楽しみ方だと思っています。

ちょっと前述した破れた壁紙というのは、このイメージで破れた中には血管とか人体モチーフが描かれています。

あと、ドローイングもよかったです。

なんか、今回のは視覚トリックなしのエッシャーみたいだなあと思いました。

「dolefullhouse」は3回繰り返してみちゃいました。

どうなってるのか知りたくて止まらなくなるんですよね。

来年2/14まで。
※ただし12/28~1/7までは休廊


<関連記事>
束芋 ヨロヨロン、2回目(原美術館)
束芋 ヨロヨロン(原美術館)
束芋さん、すごい!(KIRIN ART PROJECT2005)
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棚田康司 展「十一の少年、一の少女」(ヴァンジ彫刻庭園美術館)

2008-12-26 22:30:00 | アート系

熱海でMOA美術館を堪能した後は、新幹線で三島へ。

初めてのヴァンジ彫刻庭園美術館に行ってきました。

棚田康司展「十一の少年、一の少女」と題された展示は、常設の作品の狭間にうまく収まっていました。

冒頭の写真は庭から見た窓の中の少年。



やはり、繊細な印象を受けました。

↑このチラシの「父になった少女、母になった少年」、未分化な少年少女の性。

おそらくこの両者の顔を差し替えても成立してしまいそう。

棚田さんは今回の展示のために2年間をかけて12体の彫刻を作成されたとのこと。

どの作品もしっかりとした木を彫って制作されたものなのですが、なんともはかない感じがするのです。

なんていうんだろう、大人になるまでのさなぎの期間、人生におけるほんの一瞬の時間を形に留めているからこそ立ち上る感覚なのでしょう。


名前にあるように庭園の佇まいがすばらしかったです。

この手前にある石なんかも石庭とはまた異なるのですが、ごつごつとした不釣合いなバランスが不思議と心地よかったりするのです。


こんな庭園でアフタヌーンティーなど楽しみたいですよね~。


庭園にはヴァンジの彫刻が点在しています。

こういうハッキリとした造形のもあれば、想像をかきたててくれるようなものまで幅の広いジュリア-ノ・ヴァンジの作風が楽しめます。


というわけでもう一点。

こういった現実の構造をいじってイメージを拡張したような作品は見る位置によって異なったみえかたをしてくれます。

常設だけで十分に楽しめる内容でした。

すでに12/25で会期終了です。
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所蔵 淋派展 ー装飾美の世界ー(MOA美術館)

2008-12-25 21:40:11 | アート系


はろるどさんの記事を見て、ついつい行ってきちゃいましたMOA美術館。

lysanderさんも熱海に行かれたそう。

12/23はちょうどお休みだったのでどこかに行きたいなあと。

まあ熱海だったら新幹線でバビューンと行けばなんとかなるかなあと。
ついでに三島でヴァンジにも行けるしいいかなあと思ってみたものの、静岡のルルルは終わってた

まあ、でも2カ所見れてば十分です。MOA美術館の淋派展は12/24まで、ヴァンジ彫刻庭園美術館の棚田康司展は12/25まで。このタイミングを逃すと後がありませんでした。

まずは熱海から。

駅からタクシーでついて建物に入るとそこからが長かった~。

はるかなエスカレーターの連続。こんなに上るとはちょっとびっくりです。

淋派で持ってるの全部出しちゃえって感じの展示でした。

今回は光悦と抱一にハマりました。

光悦の金泥銀泥のは今年、東博でさんざ見たはずでした。

ところがとんでもないのがあるものですね。

花卉摺絵新古今集和歌巻なる巻物。

和歌がメインですがその背景となる金泥銀泥で描かれた槍梅、藤、竹、芍薬、蔦。

冒頭の金泥で描かれたまっすぐに伸びた梅の枝ったら!

この潔さはちょっとすごいかも。

巻物ですから当然右から左へと視線が動くわけです。

梅の枝が斜めに勢いよく1メートル以上に渡って描かれています。

いやいや、いきなり頭をガツンとやられてしまいました。

光悦の巻物はまだ続いてたのですが、まさかまたも素敵なのに出会ってしまうとは思いも寄らず。

今度は「鹿下絵新古今集和歌巻」なる巻物。

金泥で描かれた鹿が軽妙です。

巻物の一部を切り取って掛け軸にしたのがかかってるのですが、そちらの筆致がもう鹿の楽しく跳ねてる感じがばっちりで釘付けになりました。

まさか、光悦でこんなにいいのがあるとは。。。

光琳、宗達はいまひとつこれぞというビビッとくるような作品に出会えず。まあ、好みもあるのでひとぞれぞれかと思います。

その後に待ち受けていたのは抱一。

掛け軸3つ並びの「雪月花図」、「藤蓮楓図」はやはりいいです。

「雪月花図」は左から松、月、桜花。

松は枝に積もった雪の落ちんとする様が、ひとの腕がかしいでるようにも見えて面白いのでえす。

月は水墨なモノトーン。

桜花は派手さはないが葉の茶色が引き立っています。

こうやって3幅並べてみるとほんとバランスがいいんですよね。

「藤蓮楓図」はもうちょっと派手。

左から楓、蓮、藤。

楓は真っ赤ですが、幹のたらし込みが味わいありますね。

蓮は一見地味ですが、よくみると葉脈が金で描かれてて見事なできばえです。

藤は小さな花が鈴なりになってるのが可憐です。

抱一はやはり草花が一番しっくりときますね。

時間を気にして駆け足で回ってしまいましたが、ゆっくりと鑑賞したいですね。


庭からはこんな眺めが楽しめます。

モーターボートが勢いよく、沖に向かって白い航跡を描いてるところでした。

さて、この後は三島のヴァンジ彫刻庭園美術館へと向かいます。
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ペンギンくんのクリスマスツリー2008@新宿サザンテラス

2008-12-24 21:33:10 | Suicaなペンギンくん

今年も出てると耳にしてたものの、なかなか行く事が出来ませんでしたが、ようやく昨日見てきました。

去年のと比べると色のトーンがブルーになったおかげでだいぶ印象が異なります。
(関連記事:ペンギンくんのクリスマスツリー2008

昨日はイブイブでなおかつ祝日ということもありすごいひとでした。

「あ、Suicaのペンギンだ」とか「かわいい~」なんて言葉が聞こえてきて、我が事のようにうれしくなってしまいます。


今年もちょっと離れたところに別部隊のペンギンくん。

1羽ずつ、光のリングをまとってるのが素敵です。


このぽってりとしておなかがたまりませんね~。


このお星様のステッキで願いを適えてください!


タイトルが'08~'09となってるところを見ると年を越しても、まだこのイルミネーションがみられるみたいです。

ああ、こんなペンギンくんのクリスマスツリーを飾ってみたいものです!
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ペンギンくんがいっぱい!

2008-12-23 23:28:17 | Suicaなペンギンくん


先日、個展の際にお会いしたガバさんから送って頂きました。

どうもありがとうございます!一足早いクリスマスプレゼントを頂いて、かなりうれしいのです。

スリーエフの懸賞のSuicaのペンギンくんぬいぐるみ。

いや~、60センチあるだけあって相当なボリュームです。

奥のは以前、NEWDAYSで購入したペンギンくん。

これでも相当にでっかいなあと思ってたのですが、こうやって比べてみると全然小さい!

さらに奥にはペンギンまねぎ。あおひー邸では、この「冷房中」が通年かかっているのです。さすがに今は暖房中。

このおおきなペンギンくん、迫力があってなんだか部屋の大黒柱みたい。
我が家のいいシンボルになりました
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Photoback版「いつかのどこか」を作成してみました

2008-12-22 22:16:47 | アート系
Photobackというサービスをご存知ですか?

Photoback
http://www.photoback.jp/

サブタイトルは「あなたの写真が本になる」。

ページに写真をアップ、文字を入れてレイアウト。そして、注文すると写真集が出来上がるというサービス。

それだけではありません。

その写真集の内容をWEBで公開することも出来るのです。

ということで、Photoback版「いつかのどこか」はこちらから。
http://www.photoback.jp/introduction/home.aspx?pbid=PBER-1865320812211507430

あおひー 写真展「いつかのどこか」の写真にテキストを加えてみました。

こういうのもまた、ありかなあと。

写真集も注文したものの到着するのは年が明けてから。

いろんなひとに見せて、どんな反応が返ってくるのか興味のあるところ。

というわけで写真のほうの展開もまだまだ続きますよ。
お楽しみに~
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「石田徹也―僕たちの自画像―」展(練馬区立美術館)

2008-12-21 22:09:12 | アート系


「石田徹也―僕たちの自画像―」展にようやく行ってこれました。

会期前からずっと行こうと決めてはいたものの個展のほうでいっぱいだったので落ち着いてからにしようと思ってたのです。

実は以前に静岡県立美術館県民ギャラリーでの石田徹也―悲しみのキャンバス展に行った際に記帳したからだと思うのですが、案内が送られてきてたのです。

最初、個人名だったのでそれとは知らずに開けてみると、今回のチラシと招待券が一枚。差出人は石田さんのお父様でした。

石田さんの作品は何度見ても引き込まれます。

なんでしょうね、この感じは。現代で生きることの痛みに満ちあふれてる作品と向き合うのはそれなりの覚悟が要るのですが、決して嫌な感じではなく、むしろこの感覚を知覚していたいという気持ちなんですよね。

さて、今回は東京で行うものとしては規模の大きな展示です。約70点の作品に出会えます。

これまでの展示で毎回気になっていたのが、境界。

部屋の中と外の境界がぐちゃぐちゃになって混在しているのと、人体とマテリアルが合体してるのと。

この境目を超えちゃうのってなんだろうと。

ところが、今回はそのことよりも、晩年の作品が気になって仕方ありませんでした。

石田さんが亡くなった2005年の作品というのは製作されていないようで、最後のほうの作品は2004年でした。

この2003年~2004年の作品がそれまでのものから変容しているなあと。

人体に焦点が絞られてて重みが増してるなあと。

あと、すごく迷いというか模索してるなあという印象を受けました。

もし、生きていらしたらどんな作風に変化してたのか気になるところなのです。

冒頭の写真の「飛べなくなったひと」。

何度見ても、ずしりときます。

12/28まで。


<関連記事>
石田徹也―小さな展覧会(CB COLLECTIN ROPPONGI)
石田徹也―悲しみのキャンバス展(静岡県立美術館県民ギャラリー)
カオスモス'07 さびしさと向きあって(佐倉市美術館)
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ランドマークタワーにペンギン四十七士、集結!

2008-12-20 23:15:49 | Suicaなペンギンくん


ランドマークタワーに行ってきました。

というのも先日、有隣堂の恵比寿店に行ったところ、12/20の13時半からランドマークプラザ展にてさかざきちはるさんのグッズの追加販売を行うという告知がされていたからなのです。

有隣堂さんのホームページには掲載されていなかったので、この情報は載せてなかったのです。悪しからず。

ということで集合時間ちょっと前に有隣堂ランドマークプラザ店に到着。

さっそく、商品を物色です。

あっ、売切れたオルゴールとスノードームが!

さらに木製のはしごで上からペンギンくんが落ちてくる玩具まで。

あとさかざきさん手描きのクリスマスプレートもありました。

欲しいなあ~。

まずは列に並んで、整理番号を受け取ります。

でも、意外だったのは今回は先着ではなく抽選だったこと。受け取った整理番号がさらに整列順に割り振られててそのとおりに並び直します。

いや~、それにしてもひとがこんなに集まるとは驚きです。

整理番号からするとなんと47番まで。なーんてことで季節柄、こういうタイトルにしちゃいました。

よくもこれだけ集まったり。

さて、販売が始まり、ついに順番がきました。


商品を目の前にして相当に悩みましたが、これに決定!

さかざきちはるさんの手描きによるクリスマスプレート。

さあ、これで今日はもう満足です。

でも、この後にペンギンみくじを配るとのことで待ってました。

再度、列に並んだところ、二巡目のお買い物でした。


ということで一巡目には購入出来なかった、さかざきさん直筆のイラスト入りポストカードを購入!

これで157円は安すぎます。

二巡目の販売が終了して、ついにペンギンみくじを引く事に。


ペンギン折り紙に折られたおみくじの結果は。。。。


中吉でした。

うんうん、来年もいい年でありますよーに。


あと、中にはこんなペンギンくんのスタンプが!

なんでも引いたおみくじの種類によって顔が違うのだそう。

さっそく、まわりで引いたひとと比べてみました。ほんと、こういう芸の細かいところ頭が下がります。

今年のペンギンくんグッズ購入戦線は終了です。

来年もまたよろしくお願いいたします!
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アンドリュー・ワイエス-創造への道程(Bunkamura ザ・ミュージアム)

2008-12-19 23:48:12 | アート系


仕事を定時で終えた金曜日。

こういう時にはやっぱり美術館です。

というわけで「アンドリュー・ワイエス-創造への道程」に行ってきました。

いや~、よかったです。

ハンマースホイといい今年は名前すら知らなかった実力派画家の作品に強く惹かれました。

冒頭のチラシの画像のは「火打ち石」。

もちろん本物の火打ち石ではなくって、でっかい石がそれっぽく見えたのでこういうタイトルになったそう。

習作ではカモメがいるのですが、本番ではカモメという生物が居なくなっています。

この石にかかる鳥のフンがかろうじてその存在を伺わせています。

荒涼とした景色なのに見とれてしまいました。


「幻影」

幻影である人物の輪郭の白く浮かび上がる様が美しい。

部屋の白い壁の破れてる感じが嫌みではなく趣きのあるものとして感じられるのです。

テンペラの作品は丁寧に描かれたのが多いなあと思いました。


「松ぼっくり男爵」

これもそうですが総じてタイトルの付け方が上手いなあと思います。

低い位置から捉えた松の居並ぶ様が迫力です。

その手前にヘルメットいっぱいの松ぼっくり。

ワイエスに墨で松を描いてもらったらどんな風になるんでしょうね~。


「ガニング・ロックス」

この横顔、深みがあります。

あと、ワイエスはこういった暗いトーンの背景がいいなあと思いました。

なんていうんでしょうね、単一の色でないことでいろいろな想像の余地を深めてくれるような感じなのです。

こういうところはちょっと靉光に通じてるような気がしました。


「三日月」

なんだかアメリカではなく日本の景色みたい。

クリスマスツリー越しの三日月。

なんとなく禅な佇まいを感じました。

今回、習作が多かったのですが、見応えのあるものが多かったように思います。

習作といいつつもほぼ完成と同じクオリティのものもちらほら。

会期が残り少ないですが行って損はないと思います。
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Manfrottoの小さな三脚もどき Modopoket

2008-12-18 22:00:14 | 日々のこと

前から狙ってたModopoketを購入しました。

GX100の下でシルバーに輝いてるのがModopoket。


こういうアングルだとよく分かるかな?


三脚もどき。微妙ですがかろうじて四脚ですね。


下から見たところ。


一枚折り畳む。


二枚目を更に折り畳んで、これで収納完了!


正面から見てもそのコンパクトさが分かると思います。

三脚をわざわざ持ってくつもりがなくても、この大きさでデジカメに付けたままで気にならないものならオッケーです。

あと、何よりも見た目がかっこいいというのが大事ですよね。

GX100にはぴったりですよ。

コレいかがですがか、KINさん。

Manfrotto カメラスタビライザー 797 Modopoket

manfrotto

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午前0時のブリザード

2008-12-17 21:52:43 | 日々のこと


おとといの夜中、寒さで突然目が覚めた。

時刻は午前0時。

仕事の疲れもあって夜の10時そのまま布団に落ちてたのです。

原因はエアコンが止まってたこと。

あれ、タイマーかけたっけ?

リモコンでONのスイッチを押す。

反応がない。。。

もう一度トライしたがやはりダメ。

ブレーカーを確認しても問題なし。エアコン本体の中に隠れているスイッチをON、OFFしてみるとダメ。

やばい、本当に壊れてしまってる。

我が家には他に暖房器具がありません。

以前に持ってたコタツはワンルームでは狭くなるのでこの夏に廃棄したばかり。

ああ、なんてこった。

仕方ないので重ね着をしてなんとか夜を越しました。

それが昨日の朝のこと。

その後、不動産やさんに電話して故障したので修理して欲しい旨を伝えました。

すると、数時間後にそのエアコンの製造元の大手電気メーカーから電話が。

ところが、そのエアコンの型式が分かりません。

てっきり不動産やさんか大家さんなら知ってると思いきや、両方とも分からないとのこと。

仕方なく夕方に早退して、自宅でエアコンの型式を確認。

サポート窓口に電話をかけるもつながらない。

7時までの受付。あと、5分でタイムリミット。

祈るような気持ちでコール、するとぎりぎりの時間でなんとかつながりました。

型式を伝えて、改めて工事を依頼。

そして、昨日も寒い夜を一晩越しました。

今日の午前、工事のひとが来てものの20分程度で部品を交換、無事に復旧しました。

いやー、この季節です。

こんなことで風邪を引いてしまってはあまりに情けないですからね。

今は暖かいエアコンに感謝してパソコンに向かっています。

あったかいっていいな~。
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