あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

タナカカツキの太郎ビーム!展(岡本太郎記念館)

2007-04-30 11:09:39 | アート系
受付でチケットを受け取るタイミングで耳を疑いました。

「写真撮影OKです」

ええー!!

なんとこの岡本太郎記念館はカメラフリーなのです。珍しいですよね。でも、美術って本当はみんなの財産として撮影OKにしてもらいたいものです。

タナカカツキはマンガ家にして映像作家という珍しいポジションの作家さんです。

ラフォーレミュージアムで開催されたタナカカツキのタナカタナ夫展でその特異な映像センスにやられてしまったのです。

だから、次回個展のある際には必ず行こうと思ってたのです。

まさか岡本太郎記念館でやることになるとは思いもよりませんでした。

今回は山下裕二キュレーションで企画された展示です。

岡本太郎の作品にタナカカツキの新作映像をプラスするという変わった趣向の内容です。てか、これが可能なのはタナカカツキしかいないでしょう。
オッス!トン子ちゃん

扶桑社

このアイテムの詳細を見る
このまんが、ご存知でしょうか?

タナカカツキの「オッス!トン子ちゃん」。

山下さんの書いた文章にこのくだりが書かれていました。

オッス!トン子ちゃんの中で岡本太郎の作品に感動するシーンがあるのですが、許可をとらずに出版してしまったらしいのです。

山下さんはこのマンガを読んでいて、タナカカツキ氏のことを「これほど真摯に太郎の存在に向き合い、自らの創作に活かしている人はいないのではないか」と衝撃を受けたそうです。(「 」内はチラシにあった山下さんの文章をまま引用)

その後、この本の装幀をしたひとから山下さんはタナカカツキ氏を紹介してもらったとのこと。

このマンガを著作権者である岡本敏子さんの了解を得ずに勝手に出版したことを聞いた山さんは、タナカカツキ氏を岡本敏子さんに引き合わせたそうです。

緊張したタナカカツキ氏に敏子さんは「あなた、凄いじゃない、どんどんやりなさい!」みたいに言ってくれたそうです。

すごい縁です。

そんなつながりでいま、タナカカツキが岡本太郎に挑んでるのです。

展示会場は受付横の階段を上がった2階。

うす暗い部屋の中に太郎の絵画とタナカカツキの映像が浮かび上がっていました。


太陽の塔に映像をあてちゃってる~。

タナカカツキの映像ってひとや動物やわけのわからないいろんなものいっしょくたで楽しいのです。

「豊穣の神話」


左が岡本太郎。ただし未完成。その下絵をもとに映像に書き加えたのがタナカカツキ。

この映像は生命の躍動感溢れる感じがうまく出ています。

実写の子供と3Dで描かれたくねくねとした線が渾然一体となってひとつの世界を形成していて一見カオティックだが破綻していない。

タナカカツキの映像の中央にあるのは2階に上がってすぐのところにあるこのオブジェなのでしょう。


さて、展示は2階の奥にある部屋にも続いています。

1階から吹き抜けになっている通路を渡ると、中は真っ赤な展示室。


「引き裂かれて舞う布」


途中で太陽の塔や太郎のオブジェも登場しますが、これはタナカカツキの作品ですね。

この布がユラ~と空を漂うだけなんですが気持ちいいのです。

形によっっては人のようにも鳥のようにも見えてきます。

太郎が映像で制作していたとしたら。。。こういう形で生命を描いてみたかもしれませんよね。まあ、こればっかりはわかりませんけど。

「いこい」


太郎の下絵の線画にだんだんを色が足されていって映像が動きだしていきます。

白い画面に色が入ってく様が液体を注いでいくよう。

やはりタナカカツキはこういうキラキラした描写が上手いのです。

「タナカカツキの太郎ビーム!展」は充分に堪能出来ました。

ですが、まだ見るところが残ってました。

太郎のアトリエが公開されているのです。1Fに降りて進んでいくと右手には庭に面した部屋が。

そこには太郎が立っていました。


生前にご本人が見たかったですね。実際はどんな感じの方だったんだろう。

アトリエには何か別の空気が漂っていました。


ここで描いてたんだ!

またすぐに戻ってきて、作品を描き始めそうな雰囲気です。

これはかなり興奮しました。

棚には無数のキャンバスが収められています。

正直、アトリエ跡はあまり期待してなかったのですが、いいものが見られました。満足です。

さて、写真をいっぱい撮ったのであまり買い物しなくて済むだろうと思っていました。

ところが欲しいグッズがあるわあるわでいお財布の紐が緩んでしまいました

なんと、今回の映像のDVDが販売されているのです。


1000円だったので迷うことはありません。ただし、トータルの収録時間は15分45秒。

液晶テレビの大きい画面のがあればこの映像をループで流しておくといいかもしれません。特に「引き裂かれて舞う布」はいいですよ。意味のないものをだらあと見続けると気持ちが開かれますからね。

くせ者はポストカードでした。


上のはたんにサイズの大きい「豊穣の神話」。これはまあ普通のポストカード。

で、下の2枚。写真で伝わるかどうか微妙なのですが3Dになってるのです。値段が確か630円だったかな?

高いけど、これは欲しくて2枚買ってしまいました。

ちなみに裏にはトン子ちゃんのこんなイラストが入ってます。


イラストがそれぞれ違うのもグー!


タナカカツキの太郎ビーム!展
7月29日(日)まで
10:00~18:00(火曜日休館)
(但し5月1日(火)は開館)
東京都港区南青山6-1-19
岡本太郎記念館
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横須賀美術館に行ってきました<その2>

2007-04-29 17:28:45 | アート系
昨日、行ってきた横須賀美術館の続きです。

引き続いては、「近代日本美術を俯瞰する」です。

俯瞰かあ。。。こういう線引きだと散漫になってしまいがち。そこがちょいと心配でした。

それでも、何点か自分なりに気に入った作品に出会うことが出来て満足です。

岸田劉生「野童女」

まずは一目見てやはり怖いなと。もちろん肖像画としてのリアルな存在感はもちろん最高峰なのですが、それを越えてしまってて、独特の凄みがありますね。

口角の上がり具合がなんかもう怪しいのです。


橋本雅邦「雷神図」


これ、なんか好きなんですよね。

横に吹き出しをつけて「ヒャー!」と言わせてみたくなる感じ。

ちゃんと叫んでる様が伝わってきます。

風神雷神図では白い雷神がこんな風にアレンジされてるのは知りませんでした。

あと、手に構えたバチから発してるイナズマのビカビカしてるのがマンガに通じててるところがありますよね。

あと、画像はないのですが、これは立ち止まってじっと見つめて、作者の名前を見てびっくり。

古賀春江「夏山」

こんな風にも描けるんですね。三角ででっかちな人物の頭。紫の水玉の牛、その○に呼応するかのような日の丸の旗。

モチーフは山とそこに生きる人間と動物でしごくまっとうです。

ですが、どうしても古賀さんの作品というとと結びつきそうにない要素をうまく一枚の画面に収めることでシュールなテイストに仕上がるという印象が強かったのです。これが今回、見た中で一番好きな作品でした。


松本竣介「お濠端」


松本さんの作品はもっと暗い色のイメージが強かったのですが、この青もいいですね。

ずっと見てるとなるほどなあという構成です。図形の線を歪ませてフラットに収めちゃってるのってとんでもない技です。

さて、他にも気になったところでは岡鹿之助の「魚」くらいでしょうか。風景画のイメージだったのでお魚は意外でした。ちゃんと点描をうまく部分で使っててよかったのです。

でも残念だったのはポストカードがなかったこと。

全体的に展示作品を網羅するような品揃えだと有り難いところです。

入口の脇にミュージアムショップがあるのですが、ちょっと小さくて期待ハズレでした。

せっかく、土地に困ってないようなところに建てたのにあんな狭く作ってるんでしょうね。導線が狭くてレジの周りが混雑していました。

別棟になっている谷内六郎館も見てきたのですが、いまひとつハマれませんでした。どうしても週刊新潮の表紙っていうのが自分としては好きなほうではないのです。こればっかりは仕方ないですね。。。

さて、ここの美術館の売りはそのロケーションにあります。

屋上に上がるとすぐ目の前には青い海が広がっているのです。


ちょっと歩くと観音崎に出られますし、普段海の見えないところに暮らしているものとしてはいい気分転換になりますね。

あと、美術館の建物の前には緑の芝生の原っぱが広がっています。

AtoZが開催された倉庫の目の前も芝生になっててすごく気持ちのよかったことを思い出しました。

遠足の子供がお弁当広げるにはよいですよね。

これからどんな展示が企画されるのか楽しみです。

<関連記事>
横須賀美術館に行ってきました<その1>
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横須賀美術館に行ってきました<その1>

2007-04-28 19:49:19 | アート系
本日、OPENしたばかりの横須賀美術館に行ってきました。

京浜急行の浦賀駅からバスで15分。

ちょうどバスが出てしまった後だったので、タクシーで行きました。1300円だったのでまあ、いいかなというところ。なんとかOPEN10分前に美術館の到着です。

すると、もうこんな感じで大勢の人だかりが出来てました。

中学生のブラスバンド演奏をバックにテープカット。

いよいよOPENです。

現在は、「<生きる>展」と「近代日本美術を俯瞰する」が開催されていています。

それと別棟に谷内六郎館があります。

ぜんぶ見られるチケットは900円。

まずは、<生きる>展。

9人の作家さんの作品が展示されています。ですが、全部ひととおり取りあげるつもりはないので、自分として気になった作品のみピックアップしました。

石田尚志さんの墨の巻物ドローング。これを映像化したものがループで流れてるのはすごく見てて気持ちよかったです。「海坂の絵巻」というタイトルでした。

既に書かれた巻物の画像から編集して実際に書かれてくような作品になってるのですが、空を飛んでくかのような浮遊感、爽快感があるのです。これはちょっと魅入ってしまいました。

西村画廊で見た舟越桂さんの作品に再び出会うことが出来ました。

やはりスフィンクスのシリーズは好きです。あのあり得ない感じが気持ちを宙づりにしてくれる。あの感覚はなかなか彫刻で味合うのは難しいように思います。

子供が「怖いよ~」と言ってたのが印象的。

あと、やられたなと思ったのは木村太陽さんの「噛まれた角」。

展示室の角の柱が削れてて、下に木屑が落ちている。

あれ?初日早々、重機か何かをぶつけたアクシデント?

もうこの時点で負けてました。

角の向こうにキャプションと木村さんが角の材木にかじりついてる写真が貼られてました。

ああ、くやしい!そんな気持ちに陥らせてくれるのがたまりません。

さて、今回一番ハマったのがヤノベケンジさんの作品でした。

会場入口の外からでも見えるミッキーがモチーフの武者。


「ミッキー・ザ・ナイト」なるタイトルがついてて、ヤノベさんのドローイングとも説明ともつかない作品にいきさつが書かれてました。

昔、ディ○ニーが子供用にミッキー型のガスマスクをデザインしたことがあったようです。写真も載ってたのでびっくりしましたよ。

で、ヤノベさんがミッキーモチーフの作品を依頼された際に提示したところ、ディ○ニーが何色を示し展示不可になったとのこと。

こういうの話を聞くとたまりませんね。やはりそういうものを見せてくれてありがとうって気持ちになりますもの。

あと、去年AtoZで見た「青い森の映画館」も展示されていました。

相変わらずブラックな核についての映画が流れてました。お子様にはこの感じがわかるまい。。。

さて、<生きる>展の会場が終了し、「近代日本美術を俯瞰する」の会場へ。

あれヤノベさんの作品がまだ地下に展示されてるって書いてあったのに。

係のひとに聞いてみたら、「近代日本美術を俯瞰する」を見終わったところに展示があるとのこと。

入口のところから見えてた巨大なあいつが気になってたのです。

「近代日本美術を俯瞰する」を堪能した後にいきなり黄色一色。


アトムスーツを着た腹話術人形(はげヅラ)のトらやんがいーっぱい!

これは壮観でした。入口から地下は見えるので上からになるのです。

さて、その奥には銀色に輝くジャイアント・トらやんが!


目測で7~8メートルくらいでしょうか。

金属製の人型の巨大な物体が目の前にあるという非日常。

日常であり得る一番近い光景は大仏さんくらいでしょうか。

ただ、でかいだけでも充分価値があるのですが、それだけではありませんでした。

なんと、このジャイアント・トらやん動くのです。

決まった時間になると首と手とまぶたと口を動かすのです。

実は目の前で見てた時には気付かなかったのですが、出口を出て入口から地下が見られるところで初めて気付きました。

こんなでっかいのが動くのです。これはびっくりしますよ。

さて、実はこんな展示がビリケンギャラリーで開催されています。


これ、「トらやんの世界展」のDMなのです。

実はこのトらやんは多くのガレージキットやフィギュアを手がけるビリケン商会の
制作になるのです。
(ビリケン商会:http://www.billiken-shokai.co.jp/index.html)

こちらの展示にも行ってきましたがドローイングも何点かあって、なかなかよかったです。

深海作業艇のロボットアームでトらやんに腹話術をさせるヤノベさんの父というドローイングがかなりおかしかったです。

さて、このトらやんなのですが限定300体でヤノベさんのサインが入った状態で販売されていました。さすがに2万円もするので買ってませんがエディション入りのフィギュアがこの値段なら妥当だなあとは思います。

あっ!しまった。

結構なボリュームになってしまったので「近代日本美術を俯瞰する」のほうはまた別に書きます!つづく!!

<追記:続きを書きました↓>
横須賀美術館に行ってきました<その2>
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ぼんやりいちご

2007-04-27 21:32:29 | ロモ魚眼/LC-A
先日、デジカメで撮った真っ赤ないちご

同じいちごをロモLC-Aで撮ったのがこの写真です。

ぼんやりとしたいちご。

ぎりぎりまで寄って、ピントはそもそも合わないしむしろ外してボケボケに。

みどりとあかでちょっとだけクリスマスちっく。

同じ被写体でこうも違うように写ると面白いものですね。

やはり、こういうのが撮れるからフィルムのカメラをいつもカバンに入れてるのです。

さあ、明日からゴールデンウィークです。

でも、微妙に毎日ちょこっとだけはお仕事をやる必要があるので気が抜けません。

せめて、こんな浮世離れした写真を撮りたいものですね~。
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「奈良美智×滝沢直己」のドレス(ISSEY MIYAKE BY NAOKI TAKIZAWA)

2007-04-26 23:43:44 | アート系
ISSEY MIYAKE BY NAOKI TAKIZAWAに行ってきました。

先日、とありあげたDMにあった「奈良美智×滝沢直己」のドレスが展示されているのです。

正直、ファッションに興味があるというわけでもないので行きづらいお店ではありましたが奈良さんの作品が見られるということで行ってきました。

けやき坂通りに面したウィンドウにいきなり緑のドレスが広がってました。予想してたよりも大きくて作品という感じ。

お洋服というよりもこれだけでオブジェのようです。っていうか布っぽくないな。。。

キャプションがあり、こう書かれてました。


山の上の月

奈良美智
滝沢直己

和紙/プリーツ加工

2005年


納得です!和紙だったのか~。色の出具合に味があるのです。

さて、見てのとおり服の中というかドレス本体のところに奈良さんのドローイングが描かれています。


正直、布に転写したのとかだと雰囲気が損なわれてしなうのではという懸念があったのですが、さすが和紙です。

おんなのこの柔らかい表情は活きています。

目を閉じたおんなのことキラキラ星。AtoZでのメインビジュアルで使用されていた「The little star dweller」↓に近い感じですね。


でも比較しちゃうと全然違いますね。

GWで六本木はひとで溢れるかもしれませんが通りに面してるウィンドウですのでちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

もちろん、店内に入って近くで見ることも出来ますよ。

5/9まで。


ISSEY MIYAKE BY NAOKI TAKIZAWA
東京都港区六本木6-12-4 六本木ヒルズけやき坂通り
AM11:00-PM9:00
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おかげさまで。。。

2007-04-25 21:08:59 | ブログのこと
おかげさまでこのブログも本日で2周年を迎えることができました。

一日3回更新というポリシーはさすがに仕事の都合とかあって変更せざるを得ませんでしたが、毎日休まずにここまでこれました。

これもアクセスして見に来てくださる皆様のおかげです。

カテゴリは相変わらず多くて内容もあっちゃこっちゃ降り幅の広いままですが、たぶんこのままで行くのがいいようです。あまり、しばってしまうと行き詰まってしまいそうなので。

さて、gooのテンプレっていろいろ種類もあるのですが、このブログはこのグリーンのシンプルなので2年ずっとやってきました。

テンプレを変えると模様替え的なリフレッシュ効果があるとは思うのですが、一目見て「このブログはこの画面」て分かるほうがいいなというほうを優先してるのでずっとこのままです。

このブログを初めてから出会えたもの、行けたところがたくさんありました。

ロモLC-A。まさか一年で70本もフィルムを消費するとは!

奈良美智+graf。AtoZを見に弘前まで行った大切な時間。

伊藤若冲!まさか、こんなにハマるとは。皇居に通ったことは忘れません。

Suicaなペンギンくん。今も大好き、和むのですよ~。グッズは増えるばかり。

季織亭。未だにずっと通ってる素敵なお店。お弟子さんが開いた臥龍も盛況でうれしい限り。

パソコンに取り込まれた写真(デジカメ&ロモ)はなんと2万枚を越えてました!

このブログの編集画面に表示されたトータルの記事の数は全1773件。

数字にこだわってこうなったのではないのですが、積み重ねが思ってた以上でびっくりしました。

これからもそうした楽しみを綴り、それがまた誰かの楽しみになればいいな~
ありがとう、そしてこれからもよろしくお願いいたします
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ペンギンくんとロボットくんのメモパッドをGET!

2007-04-24 21:44:25 | Suicaなペンギンくん
先日、ペンギンくんとロボットくんのメモパッドがもらえますで書いたとおり、今日はSuicaでお買い物をしてきました。

地元の私鉄の駅の売店に例の車内吊りと同じポスターがあったので間違いありません。

今回、200円以上をSuicaもしくはPASMOで購入ということなのでちょいと迷います。

いつも購入するペットの500mlのお茶や水では満たないので、飴にしました。

値段を確認すると210円也。

さあ、これでOK。レジのところをチェックするとメモパッドが配布用に準備されてました。

で、無事に頂いてきました。

驚いたのはなんとビニールに入ってたこと。お菓子じゃないんでこれは意外でした。

さて、中身はどんなかな~。

ビニールをひんむいて、開いてみました。


おお~!

このモノトーンもしぶくてよいですね。
また、この類いのキャンペーンでペンギンくんとロボットくんの競演が見たいところです
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臥龍のチャーシュー麺

2007-04-23 22:41:39 | 美味しいたべもの
すっかり行列の出来るラーメン屋さんになってしまった三軒茶屋の臥龍(がりゅう)。

昨年のオープン以来、ラーメンとお酒を楽しむお店としてのポジションが定着してきました。

場所が場所だけに電車で行かなくてはならないのでさすがに頻繁には通えません。

先週、行ってみるとやはり行列が出来ていました。よるの8時すぎだったかな?

以前に比べると、若いひとばかりでなく年配の方も多く見受けられました。

この美味しさがどんどん広がるとうれしいものです。単にブームじゃなくってね。

さて、実は今まで臥龍では軍鶏白湯麺しか食べたことがなかったのです。

というのも、この軍鶏白湯麺がすごくさっぱりとしててもうこれで満足という出来なのです。

ですが、せっかく他にも麺があるので食べないというのももったいないはなし。

軍鶏白湯麺のほかには、チャーシュー麺と肉麺があります。ちなみに肉麺というのは軍鶏白湯麺の鳥チャーシュー(むね&もも)とチャーシュー三枚が乗っています。

この日はすでにお酒のつまみとして、鳥チャーシューのむねとももを食べてたので、ならばチャーシュー麺もいいかなと。

チャーシューが鳥から普通のに変わるとどうなるのか。

ちゃんと違う味になりますね!ちょっとびっくり。

鳥チャーシューはさっぱり系なのですが、やはりチャーシューは濃いめの味で食べ応えがありますね。

軍鶏白湯麺の750円に対して、チャーシュー麺は950円。
さあ、いつかお腹の空いてる時に肉麺にチャレンジしたいところです


臥龍(がりゅう)
世田谷区三軒茶屋1-35-3山田体育施設ビル1F
火曜定休

<関連記事>
再び、臥龍へ
三軒茶屋の新しいラーメン屋さん、臥龍(がりゅう)
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ペンギンくんとロボットくんのメモパッドがもらえます(4/24~)

2007-04-22 19:19:37 | Suicaなペンギンくん
JRの車内吊りで発見しちゃいました。

SuicaなペンギンくんとPASMOなロボットくんが仲良く一緒に笑ってる。3/18に発売になった記念のSuicaとPASMOのイラストを思い出しますね。

もう、あれから一ヶ月。

PASMOは予想外に売れてしまって結局、現在は販売中止に。

そんなこともあって、PASMOはちょっと元気ないなと思ってたのです。

そうしたら、JRのほうでロボットくんに出会えたのでなんだかうれしかったなあ~。

Suica・PASMO電子マネー相互利用キャンペーンということで、SuicaかPASMOで200円以上のお買い物でメモパッドをプレゼント。

来週の火曜日4/24からで先着80万名とのことです。

下の方にはJR東日本、小田急電鉄、京浜急行電鉄、西武鉄道、東急電鉄、東京メトロ、東京都交通局、東武鉄道となっています。

さあ、火曜日はSuicaかPASMOでお買い物!
メモパッドをもらっちゃいましょう

続きを書きました(4/24)
 ・ペンギンくんとロボットくんのメモパッドをGET!
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奈良美智「Moonlight Serenade-月夜曲」のカタログ

2007-04-21 19:05:12 | アート系
lammfromm The Concept Storeに「Moonlight Serenade-月夜曲」のカタログが入荷したとのこと。

待ってました!

というのも展示期間中にはまだカタログは出来ていないし、その後も金沢21世紀美術館で予約受付を開始したのを知ったものの現地のみで販売なのかがよく分からずにどうしたものかなあ。。。と途方に暮れてたのです。

本当は入荷したその日に行きたかったのですが、なんせ仕事があるのでそれは無理。ようやく、今日行ってこれました。

やはりこういうカタログっていいですね。

特に今回はこの為に金沢まで行ってきたので、作品の写真がいつでも見られるというのはすごくうれしいことです。

あの顔のついた小屋の制作過程や、犬の着ぐるみを着て楽しそうにしてるパップパトロールの子供達。そして、奈良さんがスタジオに滞在して制作した作品。

これで遠足がようやく終わったなという感じです。ちなみにカタログは2000円です。

奈良さんの作品に会いに遠くまで出向いたのは弘前に続いて2度目。

さすがにAtoZのような圧倒的なアマウントではないのだけれども、コンパクトに質の高い作品が見られてよかったです。

なによりもあの空間に対して愛おしい気持ちが生まれるのはなんでしょうね?

AtoZとMoonlight Serenadeではそんな感情が残るんです。

また、そんな素敵な体験が出来ますよーに!

さて、ラムフロムで店員さんからこんなポストカードを頂きました。


六本木の「ISSEY MIYAKE BY NOKI TAKIZAWA」にて、奈良美智×滝沢直己のドレスが公開されるとのことです。

「Another Magazine」という雑誌の企画でファッションデザイナー滝沢直己さんが奈良さんに協力を依頼。今回のコラボが実現したとのことです。

うーん、実物はどんな風なんでしょうね。あと、雑誌のほうも気になります。

4/25~5/9まで「ISSEY MIYAKE BY NOKI TAKIZAWA」で一般公開。

こういうことが分かるしポストカードも手に入るので直接お店に行くといいですよ~


lammfromm The Concept Store
ラムフロム・ザ・コンセプトストア
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
http://www.lammfromm.jp/
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読めぬ雲行き

2007-04-20 22:38:36 | ロモ魚眼/LC-A
国立新美術館の透明の屋根。

この日はちょうど雨あがりで、ガラスの上にはいくつかの水たまり。

雲間から差し込んで来る太陽の光をその小さな池に重ねてみました。

空は目で見たよりももっと濃い青に写り、雲も水墨のような深い味わいのある趣きに。

遮るもののない晴天ならば心もハレるのだろうけれど、いまひとつ含みを孕んだかのようなこの雲行き。。。

今日ね、出向がまだしばらく続くってことが分かったんですよ。おそらく秋になるかどうかというところまで。

ひょっとしたら早々に引き上げるかもなんて予測もあっただけに、ちょっとがっかり。
まだまだストレスのたまる日々が続きそうです
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鬼がちょっとかわいそう

2007-04-19 22:12:50 | 気になる看板/広告
先日、平塚に訪れた際に神社で見かけた看板です。

行ったことのないところでこういう看板に出会うのもまた楽しいもの。

うーむ。

なんだか悪いやつには見えないぞ、この鬼は。

「厄除け 諸災消除」

こんなスローガンのもとに体に矢まで射られてしまってる。ちょっとかわいそう。。。

で、ふと思い出したのです。

桃太郎を。芥川龍之介の書いた「桃太郎」をご存知でしょうか?

単に地道に働くのが嫌で何の罪もない鬼達を桃太郎が殺しに行くというとんでもないお話。

鬼はまったく悪さしてないのにね。むかし、読んでとてもびっくりしたのを思い出します。

久々に芥川龍之介を読んで見るのも面白いかもしれません。

↓こちらに「桃太郎」は収録されています。
芥川龍之介全集〈5〉

筑摩書房

このアイテムの詳細を見る
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大きなハンバーガー

2007-04-18 22:56:32 | 美味しいたべもの
最近、大きなハンバーガーが流行ってるようです。

フレッシュネスバーガーにもダブルダブルなんとかバーガー(正式名、失念)というのがあったので頼んでみました。

なんと単品で680円もするのです。

まあね、一度くらいは試してみないとね。

運ばれてきたのですがやはり、でっかい。

それも縦方向に。。。

わざわざ店員さんがケチャップとマスタードのボトルを渡してくれました。

肉汁がこぼれるので注意してくださいとのこと。

これがほんとにその通りでした。

肉にかぶりつくと、透明で熱々の肉汁がジュワ~と出てきました。

さて、見てのとおり2枚のお肉はちょっとずらしてあるのです。

でも、このずれのおかげでなんとかかぶりつけました。

にしても、こんなに大きく口を開いて食べることってそうそうありません。

ボリューム、味共にまあまあかなあと。

ただひとつ残念だったのは、下のバンズが肉汁と野菜の水分を含んでぐちゃぐちゃになってしまったところ。

あと、どうしてもホッペに肉やら野菜やらつくので、食べたあと顔を洗いたくなりました。

しばらくハンバーガーはもういいやって感じでした。

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モネ大回顧展(国立新美術館)

2007-04-17 22:54:25 | アート系
先週の土曜日、モネ大回顧展に行ってきました。

実はこの日、乃木坂でモネを鑑賞した後に平塚で三沢厚彦アニマルズ+を堪能しました。

うーむ、久々に濃密な一日になりました。

さて、モネといえばやはり緑のイメージがあります。だから、このチラシのイエローグリーンは納得です。

わたしが単にこのみどり色が好きってだけなんですけどね。

今回、会場に入ってまずうれしかったこと。ちゃんと目録がありました!!

これまで国立新美術館の展示はこの目録がないことがすごく不満だったので改善されてよかったです。色も薄いグリーンでよかったです。

さて、これで作品のところに直接感想が書けるのは楽でいいですね。

日傘の女性(デッサン)


デッサンがあったのですね。これ、なんと山形美術館にあるとのことです。

けっこうおおざっぱ。顔とか細かく描かれてません。

で、これがこうなると。

日傘の女性


チラシやポスターでお目にかかっていた作品の実物です。

この作品はちょっと離れて見たほうがよかったです。というのも近すぎると目に違和感を感じるのです。

少し離れて鑑賞するとちょうどいい感じ。風の気持ち良さが伝わってきますね。

やはり、モネは色が楽しくてよいのです。


石炭の積み下ろし


細部の着色は確かにモネなんですが、この黒く描かれた人物が異様です。他の作品とは違う感じがしました。

ちょっと蜷川実花のフローティングイエスタデーの人物のシルエットを思い浮かべました。


雪中の家とコルサース山


これ、なんだか日本の風景に見えました。どか雪って感じです。丁寧なタッチでも描けるはずなのに敢えてこういう乱暴にしちゃってるところがもいいですね。


モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭


実は今回、見た作品で一番響いたのがこれ。

無数の旗が舞ってておめでたい感じ。みんな浮かれまくってる雰囲気が伝わってきます。

何も考えずに見てていいと思える作品でした。


アルジャントゥイユのレガッタ


水面への写り込みの描写が妙です。横方向にマスキングしたかのよう。

反射映像なるくくりで10数点展示されていたのですが、このブツブツにされた写り込みのヨットの帆が一番印象に残りました。


ルーアン大聖堂、正面とサン=ロマン塔


このポストカードでは微妙な色合いがキレイに出ないですね。見たときは紫がすごく印象的な作品でした。

以前にオルセー美術館展で見た↓こちらのルーアン大聖堂とは印象が異なります。

(参考:オルセー美術館展(東京都美術館)


睡蓮は壮観でした。

なんと8点もの睡蓮を一度に見ることが出来ました。

それにしてもこれだけ点数を集めたらイメージがかぶるんではないかと思ってたのですが、杞憂でした。

モネが連作した意図がよく分かりました。とにかく、作風をいろいろと試してみたかったのだと思います。

同じモチーフでここまでやれたら幸せってものです。


睡蓮(1908年、富士美術館蔵)


今回見た睡蓮ではこれが一番好きです。

やはり、みどりが気持ちいいのです。靄のような池の描写。うっとりとします。


睡蓮(1914-1917年、群馬県立近代美術館(群馬県企業局寄託作品))


こちらは全く、対象的!

こんな荒いタッチ、指で直接描いてしまってるかも?蓮の葉の外輪は紫。同じ作家が同じものを描いてこうも違うと痛快です。

きっと鼻息荒くして描いてたんだと思います。

他にも日本風太鼓橋を描いた作品も2点、対象的なのが展示されていてこちらも楽しめました。一方はゆらゆら、もう一方はワイルドという感じ。

今回、物販コーナーは予想どおり気合い入ってます。図録は購入しませんで下がポストカードを購入しました。たくさん種類があるのがうれしいですね。

会期は7月2日まで。
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移転、思い出のペンタックスフォーラム

2007-04-16 23:51:05 | 日々のこと
新宿の三井ビルにあるペンタックスフォーラム。

いま何かと話題のペンタックス。

合併とかそういうのが気にならないと言ったらウソになるのですが、こればっかりは株主でもなんでもないひとではどうにもならないところ。

会社がどうなるかはさておき、ちょっと気になる情報を聞きつけてペンタックスフォーラムへ行ってきたのです。

というのも、4/18から新宿センタービル内に引っ越しするとのこと。

ペンタックススクエアという施設になり、その内に移転するのだそう。

何故、こんなにもこのニュースに反応するかというと、ここペンタックスフォーラムには一時は頻繁に遊びに来てたからなのです。

中学2年のときに初めて買った一眼レフがペンタックスでした。

この時期は学校の先輩や後輩とつるんで、中古カメラ屋さんとヨドバシカメラ、そしてペンタックスフォーラムというのが新宿に行くときの定番コースだったのです。

もう20年も昔のはなし。懐かしいものです。

この赤いロゴは今も変わりません。

引っ越しの段ボールで雑然としていますね~。

うれしいのは絶対に買えない超望遠レンズをいじれたこと。

大人になった今でももちろん買えないのですが、中学生の頃は夢のまた夢。

でも、ここにくれば嫌な顔されずにカメラに触ることが出来てうれしかったものです。

このカウンター、以前に点検してもらった時に一度座ったことがありました。


この看板もあとちょっと。


おつかれさまでした三井ビルのペンタックスフォーラム。

あの真っ黒いビルに近づくとわくわくしてた。その記憶だけはずっと忘れずに。
移転する前に来れてよかった
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