あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

福島淑子展「lunacy」(GALLERY MoMo Ropponngi)

2009-02-28 21:34:09 | アート系


思えば、二年前のforerunners & four eggs 奈良美智&福島淑子(GALLERY MoMo)で見たのがきっかけ。

そもそも、この時には完全に奈良さんの作品目当てで訪れたGALLERY MoMo。

でも、この時の福島さんの作品の印象は強く残っていたのです。

で、今回行ってみたら、やっぱりこのひとの作風って幅広くて面白いなあと思いました。

会場に足を踏みいれると、鉛筆で丁寧に描かれた肖像画。

でも、どっかおかしい。

目です。目がやたらと横に伸びてて変な感じ。

で、このトーンでいくのかと思いきや、受付よこあたりからは水彩の作品が飾られています。

やはりこのにじみが何とも言えないです。

未分化な感じ=可能性の広がり。

やはりとらえどころがないんですよね。

奥の部屋はさらにとんでもないことに。

水彩の作品が壁3面を埋め尽くしてて、かつ床には粘土でつくられたオブジェがいっぱい。

つくし?ファロス?アンテナ?

このオブジェが並んでるので踏みつけないようにと心地よい緊張感を持って、鑑賞することが出来ました。

自分として気になったのは紫~青と黒の色使い。

この色を使った作品に惹かれたように思います。

両国のほうでも福島さんの展示「fog」が同時開催されていましたが、こちらはスケジュール的に無理でした。ああ、こちらも見たかったなあ~。

すでに本日で終了。

<関連記事>
forerunners & four eggs 奈良美智&福島淑子(GALLERY MoMo)
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旅で食べてきた美味しいもの

2009-02-27 23:42:01 | 美味しいたべもの


京都では波乱の展開。

というのも、予約してたお店がぜんぜんダメ。

で、2~3品頼んで速攻でお店を後に。

そのあと2軒はしごした最後のお店で食べたおでん。

いや~、すごくギャンブルでしたが大正解!

店構えだけで予算とか一切確認せずに入っちゃいました。内心、冷や汗もんでしたがいいお店に当たりました。

えび芋というの初めて食べたが美味しかった~。

こういうのが旅の醍醐味ですよね。



名古屋の駅で食べた、きしめん。そういえば、ざるを食べたのは初めてだなあ。

関東では普段食べることがないので有り難みがありますね~。



往きの新幹線での駅弁。

朝からこれでもかというくらいに牛肉。

行くぞっていう感じがするのでこういうがっつり系のが食べたかったのです。



前述した京都での口直し第一弾。

何故か京都でたこ焼き。

だしにつけて食べるのだと明石焼のイメージがあったのですが、あくまでたこ焼き。

最初のお店の失敗を軽く挽回する内容で満足でした。

また、旅行に行きたいなあ~。
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「さて、大山崎」山口晃展(大山崎山荘美術館)

2009-02-26 23:41:42 | アート系

記事にするのが遅くなってしまいました

実は先々週に訪れていた大山崎山荘美術館。

山口晃さんの展示でなおかつ、よさそうなロケーション。


つくなり、こんな雰囲気のある小道です。

いやが上にも期待が高まります。

勾配をしばらく歩いて、ようやく美術館の建物にたどり着きました。


これでホワイトキューブだったらたぶん、がっかりですよね。

こういう建物が待ち構えてるというのがいいのです。

もっと作品数が少ないのかなあと思ってたら、結構な点数で満足のいく内容でした。

気になった作品を挙げてみますね。


「大山崎交通乃圖」
ぜんまいで動く車のばねスタンドが素晴らしい!

エコっていうとちょっとおしつけがましい雰囲気もありますが、こういう可笑しみのあるタッチで軽やかに見せてくれますね。


「産後の晩餐」
まさかお侍さんでこのモチーフを描くとは!

しかも構図はまんま真似でなくって、すごく立体的な構成。

しかし、なんで小さいひとが描かれちゃってるんだろう。。。なぞでした。


「川圖」
川の絵ですが、かわず=蛙にかけています。

何よりもフラクタルちっくな波頭の描き方がツボです。

江戸絵画でさんざ描かれた波頭をこういうタッチで自然と描けるのって山口さんだけではないでしょうか。


「緑の台所」
すごくいいタイミングだったみたい。というのも窓からの夕日がガラスを通してプリズム分解された赤緑黄の光がキャンバスに当たってたのです。

この色とのハーモニーったら。

これが計算だったら相当にすごいいなあ~。


あと、新館地下での「壁面見立」シリーズがおかしかったですね。

コンクリートの打ちっぱなしの壁のかすかな濃淡を「カニ」だったり「二十面相」だったりのフォルムに見立ててしまうというもの。

何よりもおかしかったのは係りの女性が大真面目にこの解説をしてくれること。

モネの「睡蓮」のよこに垂らした簾を「垂簾(すいれん)」なんてタイトルにしてるのを説明してくれてるのがよかったです。

大満足で終館まで楽しめました。

最後に売店に行ってみたら、なんと終了10分前に終わってました。

これはちょっと悲しかったなあ。

図録とポスターはどっちか欲しいなあと思ってたんですがね~。

3/8まで。


<関連記事>
山口晃展 今度は武者絵だ!(練馬区立美術館)
アートで候。会田誠 山口晃展(上野の森美術館)
山口晃「ラグランジュポイント」(ミヅマートギャラリー)
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しましましじま

2009-02-25 22:13:17 | 日々のこと


モアレみたいなシャッターのしましま。

ミラーの向こうの少しずれた世界。

タイトルはどちらかというと語呂のよさで。
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招き猫いっぱい!

2009-02-24 23:10:24 | 日々のこと

久しぶりに豪徳寺に行ってきました。

招き猫がいっぱい!!壮観ですね~。


境内にある三重塔。


あっ、こんあなところにも猫!


受付のよこにあった招き猫看板。

実物だと目を大きく開けてる招き猫。でも。この看板のは目を閉じてたりする。
適度にゆるくてこれはこれでかわいいのです
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3/14はSuica・Kitaca 相互利用「記念Suicaカード」が発売になります!

2009-02-23 22:19:23 | Suicaなペンギンくん


新宿駅のみどりの窓口にて。

みつけちゃいました。

さあ、ホワイトデーは朝から並んでしまいましょう!



JR東日本のほうはこのようにペンギンくんが手前、奥にKitacaのエゾモモンガ。

JR北海道ではこの両者の位置が逆になるようです。

今から楽しみです~。


あと、お知らせです。

Suicaペンギンの作者である、さかざきちはるさんのホームページがオープンしました。
http://www.sakazakichiharu.com/

ペンギンくん以外のさかざきさんのキャラクターも紹介されています。

ちゃんと、ダイハツムーヴのカクカクシカジカくんも出てますよ~。

今後、要チェックです。

<3/14追記>
というわけでなんとか入手出来ました↓
kitaka相互利用記念とフラダンス2種類の限定Suica
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樋口佳絵 エンシンリョク(西村画廊)

2009-02-22 22:46:26 | アート系


おそよ二年ぶりとなる樋口佳絵の個展に行ってきました。

前回の展示でその独特な作風にすっかり魅了されてしまったからには行かないわけにはいきません。

やはり、今回もあのトーンは健在でした。

肌色であるべき上に塗られたグレーが妙にマッチする。

なんでしょうね、本来違和感があってしかるべきものがやたらと合ってるのって。

それに加えて極端に小さく、見るものを鋭く射抜く目。

この目が逆にこちらを見ているかのようで、不思議な気分になるのです。

あお、今回気になったんおは熊の頭。目がとれかけてて糸でぶらさがってるところをみると、ぬいぐるみなのでしょう。

今のところはこれまでの作風から大きくはみ出していませんが今後、どう化けるのか気になるところです。

言葉に出来ない感覚。

作品を見て、そう思わせてくれる作家さんはやはり気になりますね。



今回もカタログがあったので購入しました。見開きで100円!やはり、こういうのを作ってくれるのがありがたいところです。図版は手元に欲しいですからね。

2/28まで。

<関連記事>
樋口佳絵展 耳障り(西村画廊)
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車内と駅にて

2009-02-21 22:38:36 | 日々のこと

某電車の車内にて。

向かいに座ってたひとの顔がのっぺらっぼうみたい。

って、まあぼかして撮ったのはわたしなんですが。。。



駅の通路にて。

久々に面白いフォルムかも。

ひとってやっぱ動いてるので難しい。

さあ、こんな調子で傑作がたまっていったら、また展示をやりたいなあ~。
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MAX COFFEEの看板!

2009-02-20 23:51:09 | 気になる看板/広告


駅でみつけたMAX COFFEEの看板。

ついにこんなことにまでなってしまってびっくりです。

というのもこのMAX COFFEE、以前は千葉県のみで販売されていたのです。

それがいまや、東京ででっかい看板になってるなんて。。。すごく変な感じです。



なんか夢に出てきそう。



劇画ちっくに描かれてるのと対照的に「激ウマ!」は妙にゆるい感じ。

一度見たらきっと脳裏に残ること間違いなし。

肝心の味はというと、ここに書かれてるとおり。

マジ ハンパなく バリ 甘い

ほんとこの甘さはびっくりしますよ~。
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おせんべい

2009-02-19 23:55:34 | 日々のこと


先日、久しぶりにこのおせんべいを買った。

去年販売してるお店がまだあることがわかって、食べてみたら昔とかわらない味。

というのも、このおせんべいは子供のころにおばあちゃんがよく買ってくれてたものだったのです。

甘辛い味付け、中の豆の食感。昔のまんまです。

大きさは3~4センチ。でも、昔はこれの3~4倍の大きさだったのです。

おせんべいやさんに聞いたら、ご主人が亡くなってからは大きいのが作れないとのこと。

でも、味はぜんぜんかわらないので懐かさを覚えます。

さて、このおせんべいを親戚と親と弟に配ってきました。

「おばあちゃんのよく買ってくれたおせんべいだよ」って。

先週、祖母が亡くなり、皆の集まった通夜の席でのこと。

祖母の霊前にも供えてもらいました。

こんなにも永いこと見守ってくれることになるとは思いもよらず。

100年ちょっと、本当にお疲れ様でした。

ありがとう、おばあちゃん。
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ホームの壁のシート

2009-02-18 22:59:28 | 気になる看板/広告


先日、降り立った根津駅のホームにて。

あれ?壁が一瞬、デザインかと思ってしまいました。

これはおそらく壁のパネルの保護のシートとかなんでしょう。

英字新聞で包んであるとかっこいいみたいな感じ。


近づくとこんなふうになっています。

何も書かないでモノトーンの色だとだいぶ印象が異なるのではないかと思います。

あと、千代田線なのでもともとイメージカラーが緑だということもあってしっくりくるのだと思います。

これをはがすとどうなるのか気になるところです。
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今年はちょっとひどいかも。。。

2009-02-17 21:22:22 | けんこう
先週の金曜日あたりから花粉症の症状が出てるのですが、徐々にひどくなっています。

喉が痛くて、寝てる間に何度も目が覚めてしまう。。。

今日は鼻水が止まらず、ティッシュの消費スピードの速さったら。

体の中から水分が出てってるなあと思って、ペットボトルの水を買ってごくごく飲んでました。

鼻をかみずぎて、頭痛がしてくる始末。

いろいろと片付ける仕事はあるのですが、こんな状態では逆にしくじってしまうのが怖いところ。

ということで今日は定時で即撤収。(というかこんなご時世なのでここのところはだいたいそうですが)

でも、何かやろうという気が起きません。

気合い入れて記事をアップしたいなあとは思うものの、頭が追いついてきません。

まあ、たまにはこういう日記らしいのもアリといえばありなんですけどね。
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特集:「奈良美智 1991-2001」(愛知県美術館)

2009-02-16 21:48:13 | アート系
愛知県美術館に行ってきました。

目的は常設展示のエリアでの特集:「奈良美智」。

奈良さんの展示とあれば行かないわけには行きません。

1991年から2001年までに描かれた19点が見られます。

とにかく時間をかけてじっくりと鑑賞してきました。というのもこれまで見たことのない作品もあってテンションがあがってしまいました。


・犬 Ich glaube nicht deiner Idee! 1991年頃
(僕は君の考えなんて信じない!)

天使の輪を持つ犬。でも、パップキングみたくこなれてなくって昔の作風。新聞に書かれててその雑然とした感じは好き。


・Cosmic Dancer 1991

なんとガラスの裏からペイントされた作品。このテカテカ感は他にないですね。


・Little Prince 1992

王冠をかぶってるかのような少年。

少年はすごく小さくて白く塗られた画面が大きな余白になってる。


・無題 1995

プロペラのついてて翼のない飛行機に三白眼のこども。

奈良さんの作品に何度となく登場する回天のイメージ。回天とは人間魚雷。「回天」そのもののタイトルの作品もあったっけ。

かわいいけど、するどさも併せ持ってます。


・Walking with Small Steps 1995

大きなペインティング。

あたまのでっかいおんなのこ。釣竿の先には水色のお魚。

一見、単純化されているように見えるけど色数が実は多い。


・Slash with a knife 1995

6本の手にナイフ。やっぱ、ドローイングにパワーがありますね。


・My daddy's pullover 1994
(パパのセーター)

こちらも大きなペインティング。塗りの感じは一番好きかも。

おんなのこが袖の長いセーターを着てる。表情は無表情で若干、ふくれているようにも見える。


・レンブラント犬 1995

おおー!!奈良さんの作品でこんなトーンのがあるということにびっくり。

チワワ(?かな。)の顔を正面から描いた油絵。

おそらく背景の濃く深い茶色がレンブラントちっくだからこのタイトル?


・YOU ARE NOT ALONE 1995
(君は独りぼっちじゃない)

ベージュの地の上に白のワンコ。赤い字でタイトルが書かれてる。

このすれた感じが味わい深い。


・無題 1995

ラーメンどんぶりをかぶった少女?少年?


・NOBODY'S FOOL 1997
(誰もバカじゃないよ)

これは珍しく水彩。この柔らかい感じも好きです。にじみがいいんだよな。


・拒絶を楽しんでれば幸せ 1995

これ秀逸です。ボールペンで描かれたドローイング。

くるくる人物、ボールトス。リズム、リズム、音符。


・Family Pagoda 1996

顔が4重になった小屋。この表情のなんとも言葉にならない感じってのが奈良さんのうまさだと思います。


・Danke fur rahmen 1993
(英題:Thank You for Framework)

カラフルな帽子をいっぱいかぶってる少女。


・BEAT THE BOOTS 1998

靴だけぶつかって星が出てる。

ようやく見慣れた感じになってきたなあという感じ。馴染みのある色鉛筆のトーン。


・当り矢 1999

耳のついた3体のかわいい的たち。

でも、矢が刺さって、血がでちゃってる。口から血を吐いて倒れてる。

つぎはぎの画布がよろし。かわいいのに残酷。


・Merry Christmas for the 20th century 2000

クリスマスカードちっく。サンタな感じの少女が飛んでいる。


・Tannennbaum and Me 2001
(もみの木とわたし)

タイトルどおり。目を閉じたマフラーの少女。


・黒頭巾 1996

おんなのこの頭、もじもじくんみたい。

しかし、このタイトルと不敵な表情がとてもマッチしてる。


とまあ、こんな長く書くくらいにメモをたくさん取りました。それに長い時間、作品と向き合いました。

展示室は決して大きくはないけれど、まとめて奈良さんの作品が見られて満足でした。

3/22まで。

<お詫び>
美術館の名前を完全に間違えてましたので訂正いたしました。花粉で頭がくらくらしてたから?にしても、見て来たワイエスのチケットも手元にあるってのに、、、ああ恥ずかしい。
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トマト練り込み麺ホワイトソースつけダレ(季織亭@経堂)

2009-02-15 21:43:14 | お気に入りの店(季織亭@経堂)


先日、2回目をいただいてしまったトマト練り込み麺ホワイトソースつけダレ。

というのは時間が経過することで麺の熟成がすすんでおいしくなっているなんてことを聞いてしまったから。

オーガニック小麦にトマトを練りこんだ麺を、ホワイトソースのたれにつけていただきます。

いや~、美味しかった~。

もうこれはパスタですよね。

小麦蕎麦と暖簾を替えただけのことはあります。

今後も季織亭の新作麺から目が離せません。
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橋の欄干から

2009-02-14 22:44:42 | 日々のこと


うん。久々によく撮れたかも。

とある町のとある橋の欄干から。
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