あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

「モバイルSuicaでおトクに!普通列車グリーン車でおでかけキャンペーン」の中吊り

2012-07-29 23:36:15 | Suicaなペンギンくん

久々にイラストが登場!!

待ってました!

グランクラスのペンギンくんに比べるとこっちのほうがちょっと窮屈そう。

体系もそのあたりを考えて描かれているのかなあ?


列車とペンギンくんは様になりますねえ。


あっ、グリーン券売機にもステッカーが!

というか実はこちらを先に見つけて、その後に中吊りを発見したのでした。

というわけで久々に更新です。
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プチプチ

2012-07-26 22:27:29 | 日々のこと


カラーなんだけどもモノクロみたい。

プチプチをまるめて撮ってみた。

ほっ。

今日はなんとか更新できました。
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しばらくの間

2012-07-25 21:36:02 | 日々のこと
毎日の更新が出来るか分かりません。

ちゃんと出来るかもしれないし、何日か空いてしまうかもしれません。

少し落ち着いたらいいな。
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Suicaのペンギン スイカサイダー

2012-07-24 22:40:47 | Suicaなペンギンくん

先日から気になってたSuicaのペンギン スイカサイダーを手に入れました!!

ちょうど乗り換えで立ち寄った秋葉原のTRAINIARTにて。

このラベルがもうばっちりすぎます。

上にはいつもの「Suica's Penguin」。

そして下には「スイカサイダー」。こっちは果物のスイカってことで。

蓋のところにペンギンくんのイラストがあるんではと期待しちゃいましたが残念ながらグリーン単色の普通のものでした。


この赤に黒のスイカデザインが入ったSuicaペンギングッズってあったっけかなあ?

ノベルティでキャンディーとかあったかなあ。。。(記憶不確か)

製造が気になって見てみたらなんと佐賀の友桝飲料なる会社でいろんなサイダーを出してるよう。

さて写真だとスケール感が分かり難いかもしれませんが200mlですのでスリム缶の250mlよりも少ないくらい。

200円はまあ妥当かなあというところ。

さて、お味はというとほんとまんまスイカ味。

甘いのだけども炭酸でずいぶんとさっぱりした後味に仕上がっています。

この夏にもう一回くらいは飲みたいものですね~。
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またもや夏の闖入者

2012-07-23 22:02:39 | 日々のこと
以前にもあったのだけどもこれは勘弁して欲しい。

ヤツだ。

またもどこかからカナブンが入ってきた。

一度、棒でたたいてどこに行ったか分からなかったがしばあくしてまた部屋を飛び、また行方が分からなくなった。

なんとかして寝るまでには外に出て行って頂きたいところです。

はー。落ち着かない。。。。
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調子微妙

2012-07-22 23:22:53 | けんこう
どうも昨日、今日と調子が微妙。

とにかくやたらと寝てるのだけども2日連続でというのはちょっと珍しい。

疲れがプールしてるのは間違いない。

ってことで抗うことなく、まさに惰眠を貪ってみた。

明日はお仕事。

さて、本調子に戻ってくれることを祈りつつまた再びの眠りにつくことにしようっと。

いい夢見られますように。
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明日で閉店!洋食なかむら@豪徳寺

2012-07-21 23:11:19 | 美味しいたべもの

明日で閉店する洋食なかむらに行ってきました。

とは言っても一時的にお休みをしてその後、移転してオープンするのだそう。

でも、しばらくは食べられないのは寂しいこと。

明日はクロージングパーティが開催されるのですが所要ありて伺うことが出来ないのでこれはもう今日行くしかないなあと。

というわけで今日はハンバーグ。

これ、絶品でした!

ハンバーグって肉がどうしてボテっとしたイメージなのですがやたらと肉のきめが細かい!

なんとステーキ用のお肉を使ってるのだそう。

あとソースがまたちょっと変わってる。

デミグラスではなくこれも自家製だそう。

後味がさっぱりとしてて美味しかった~。

お店のご主人と奥様、それにちょうど知り合いも来てていろいろと近況などもお話出来て嬉しい限り。

また移転してリニューアルオープンしたら必ず伺いますね~。


<関連記事>
ステーキ(洋食なかむら@豪徳寺)
トリッパ&ハヤシライス(洋食なかむら@豪徳寺)
洋食なかむら@豪徳寺、お食事会
チキンモモのコッコバン風&豚の白ワイン煮込み(洋食なかむら@豪徳寺)
チキンファヒータメキシコ風(洋食なかむら@豪徳寺)
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愛用のアドレス帳

2012-07-20 22:12:24 | アート系

以前に東京都美術館にフェルメール作品が集まった四年前のフェルメール展。

たしか、その際に上野駅の中に便乗で出店されたフェルメールショップ。

その時にはもちろん東京では見られなかった真珠の耳飾りの少女のビジュアルを用いたグッズがいっぱい。

最初はそこそこの値段だったものが最後のほうには何点も一緒になっててセール状態に。

なんてタイミングで購入していまだに使っているアドレス帳。

今はまさに皆さんこのビジュアルを見るとあっと声をあげることでしょう。

でも最近買ったものでないところがちょっこし自慢なのでした。
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スーパーなぞなぞカメラ!その5

2012-07-19 22:38:01 | 日々のこと


かなり難しいかなあと思って久々にスーパーなぞなぞカメラ!

さーて、これなーんだ?

簡単だったらどーしよー。

正解は明日の夜、追記しますね~。


<追記!>
正解です。

この黒いのが画鋲だったのです。銀色のかっこいい画鋲です。

難しかったかな?
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ルネサンス 歴史と芸術の物語 (光文社新書) 池上 英洋・著

2012-07-18 23:53:31 | アート系
ルネサンス 歴史と芸術の物語 (光文社新書)
池上 英洋
光文社

池上先生の新刊をようやく読了。

冒頭、「はじめに」で語られている『「知っているルネッサンス」とは、本当は何を意味するのか。』。

この言葉で一気に引き込まれます。

これまでさんざ西洋美術を見ているもののそういえばルネッサンスが何なのかはよく理解出来てないまま。。。

この本では歴史の背景と当時の習俗によって宗教と絵画などの美術が変遷していくことがよく分かります。

よいなあと思ったのは新書だというのにカラーの写真がふんだんに盛り込まれていること。

やはりビジュアルがあってこそ。

特に絵画の移り変わりの説明では比較対照が必須です。

美術のことももちろんですがその前提となるパトロンはどのようにして勢力を持つに至ったのかも丁寧に書かれています。

メディチ家がなぜ力をもったのか?そもそもこういうことを疑問に思うこともなかったのでそういった命題の提示にわくわくしました。

マザッチョとマゾリーノの比較では奥行きのある表現と平面的な画面でかなり異なっていますが、マザッチョが27歳で没した後にマゾリーノが奥行きをもった作風の作品を発表するようになっているのは興味深いところ。

「ルネッサンス遠近法」を学んでこうも変わるとは。しかも作風を確立した以降にこうも変えていることには脱帽します。

巻末にはルネッサンスの美術家三十選も。1ページにひとり、1点のカラー図版で簡潔にまとめられています。

美術ファンのみならず読み物として楽しめる一冊です。

オススメ。

ペンブックス15 キリスト教とは何か。? 西洋美術で読み解く、聖書の世界 (Pen BOOKS)
クリエーター情報なし
阪急コミュニケーションズ
もっと知りたいラファエッロ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
池上 英洋
東京美術
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RUSTED

2012-07-17 23:25:38 | 日々のこと


錆びて佇む。

取り壊されることもなく。

朽ちることが叶うまでは幾許?

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福田平八郎と日本画モダン 後期展示(山種美術館)

2012-07-16 22:07:34 | アート系

福田平八郎と日本画モダンの後期展示を見てきました。

14時半ごろ会場に足を踏み入れたのですが混雑しててびっくり!

前期は閑散としていたのが嘘のよう。

よかった!内容のいい展示なのでもっと多くの方に見ていただければよいなあと思ってましたから。

そしていよいよ後期展示から↑チラシやポスターのメインビジュアルを飾っている「雨」にお目にかかれます。

後期展示の作品の中から気になったものを取り上げてみたいと思います。




☆福田平八郎「鮎」

前期から通しで展示されている鮎3点(「游鮎」「鮎」「鮎」)の奥にまた1点、鮎の絵が。

まず感じたのはグラデーションがキレイ。とても精緻でシャープな印象。

他の3点のゆるいかわいらしさとはまたちょっと異なります。

向かって左の3匹が頭が上、右の2匹は頭が下と配置がばっちりきまっていますね。




☆福田平八郎「雨」

この瓦のくすんだ感じがなんとも言えない。

瓦の淵の直線と曲線のシャープとこのくすみが見事に合う不思議。

なんでもないはずのものに見出すことの出来る美。

それははかなくも消えてしまう雨の跡。

この無常に引き寄せられてしまいます。

ほんと何度見ても飽きませんね。



☆前田青邨「おぼこ」

おぼこはボラの幼名とのこと。

画面上方にのみ描かれる弓なりの小さな魚たち。モノトーンで体の横のクロスした線がシャープ。

かわいらしいというよりも凛々しいという感じ。


☆川端龍子「五鱗」

鯉5匹、頭を皆近づけて集う。そのフォルムが☆のよう花のよう。

どことなく気品のある感じ。

金色の目も意思があるかのようでよい。



☆杉山寧「榕」

ガジュマルの造形の面白さ。熱心にスケッチを取ったというのが納得。

南方イメージのものだけども日本画の岩絵の具のトーンもまたよろし。

中央に描かれるオレンジのはヤツガシラという鳥。



☆小野竹喬「冬樹」

黄色や赤の木々の色使いが面白い。

葉は朱色、雲も朱を帯びてる。空は水色。

色彩の調和のバランスがちょっとすごいなあと。しかもあまり気をてらってやってる感じがしない。



☆加倉井和夫「冱田」

今回見た中で一番ヤバイなあと思った作品。

最初、見てまるで分からなかった。

白い大きな部分と茶色っぽいドット。しかもこのドットの大きさとバランスは一定ではない。ざっくりとしてるが等分をずらしたかのよう。

「冱田」と書いて「こおりた」と読む。

凍ったたんぼ。白いのは凍った部分。ドットは稲を刈った部分の根元のところ。

もう見ようによっては抽象にしか見えない!!



☆中村岳陵「緑影」

パッと見て思ったのはトロピカルだなあと。

光と色の組み方が素晴らしい。影絵のようでもありかつ水のゆらぎで面白いフォルムが交錯する。

文句なく好きな作品。



後期の作品だけでは足りないかと思いきやセレクトしてもこれだけ感じるところがあったということですね。

充実の内容で満足でした。


こちらの図録オススメです。表紙は福田平八郎の「筍」。

7/22まで。

「福田平八郎と日本画モダン」展の関連企画 フォトコンテスト開催のお知らせ
http://www.yamatane-museum.jp/2012/05/photocontest.html.html

半券割引サービスのお知らせ(2012年05月26日)
【特別展】生誕120年 福田平八郎と日本画モダン」展の前期(5/26~6/24)にご来館された方は、本展チケットの半券を後期展(6/26~7/22)にお持ちになると後期展は一般1000円、学生700円になります。是非ご活用ください。
(半券一枚につきお一人様一回限り)



<関連記事>
「日本画モダンとは?―福田平八郎のセンス」山下裕二先生講演会(山種美術館)
福田平八郎と日本画モダン 前期展示(山種美術館)
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奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている(横浜美術館)

2012-07-15 10:19:40 | アート系

昨日スタートした「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」に行ってきました。
(↑こちらははがきサイズのちらし。真ん中で折れていない「夜まで待てない」)

奈良さんの横浜美術館での個展は2001年に開催された「I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.」以来で、今回が2回目。

今回は以前に奈良さんがツイッターに書かれていたとおりで新作のみ。

リストを見るとなんと108点もの作品があるのですが制作年は2010、2011か2012のみ!

過去の作品をひっぱり出して来ちゃえば会場は埋まるだろう。

でも、そういった手法を取らず、ペインティングやドローイングの他にも今回初となるブロンズまでオール新作で臨む姿勢が素晴らしい。


美術館のドアが開くと「ホワイトゴースト」がお出迎え!!

でかい!

これは以前にニューヨークで屋外に展示されていたことのある作品。

見たかったのであえてうれしい。つるんとしてて線もシンプル。でもどう見ても奈良さんの作品だと分かります。エッセンスの凝縮がお見事。

なんと約3.7mもの高さ。

ここは写真撮影が出来ます。記念写真を撮るひとがたくさんいました。
(「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」会場内は撮影不可)





さて、最初の部屋「第4展示室」に足を一歩踏み入れて泣きそうになった。

そこに佇む作品から放たれるなにものかがそこに存在するという空気。

そうだ、6年前のAtoZの会場で感じたあの感じにとても近い。

最初の部屋はほの暗い中にブロンズ像が8点(※うち1点のみ白銅)。

最初は陶器と同じようなものを想像してた。でも、まるで違う。

ブロンズの像はどれも表面に作家の手の痕跡がこれでもかと残っている。

まるでその空間に存在していたナニモノかを手の動きで拾い出して形に新しい命に仕立てるかのように。

そういう意味でとても生々しく命が宿っているなあと感じました。

「ミス樅の子」の空に向かって長く伸びる頭はついついしたからじっと見上げてしまう。

「真夜中の巡礼者」は前に出した手のフォルムのバランスが秀逸。あとまつげのとんがったフォルムも凛としてていい。

繊細な描写もいいのだけどもこういう大きな作品で作家の手のぬくもりがこれでもかと残ってる作品もいいものだ。

「彫刻のためのエスキース」と題されたラフスケッチもいい。




さて、次の部屋「第5展示室」へ。

「2011年の僕のスタジオから/水戸での展示を経由して2012年7月の横浜へ」と題されたインスタレーション。

昨年の水戸でのインスタレーションが再現されるとのことで楽しみにしていました。
(関連記事:CAFE in Mito 2011 かかわりの色いろ(水戸芸術館現代美術ギャラリー)

音楽がとてもあっててなんとも居心地のいい空間。

壁にはドローイング、ペインティング、写真、おもちゃなどなど。

ダンボールから足を出してるアイツも健在で嬉しい限り。あとスタンドもちゃんと来てた。

命少女、NO NUKESの2012版の少女がここにいる。

少し仕切られてて部屋的ではあるけれども、ここはもう小屋じゃない。

そういうところでも奈良さんの変化を感じますね。

あとよいなあと思ったのが灯り。

裸電球が3つ。ほのかにやさしい光が暗さも同時にかんじさせてくれている。

ここはずっと居られそう。




つづいては「ホワイエ」に。

「ブランキー」ここ最近の奈良さんのアクリルのあのカラフルな色彩は好き。あたまのかたちがリーゼントちっく。

「Red Cross Kranken Schwester」段ボールに描かれてて文字はドイツ語かな?マジック(だと思う)のラインがなんとも軽やか。

「体重計少女」こういうバランスがすっと出てくるんですよね~。キタカのエゾモモンガのフォルムが脳裏をよぎったのはナイショ。


「山少女」
この線のうるさい描写があんまり見ない感じ。ミス樅の子といいこういうこんもりしたフォルムの好きですね。




そして「第6展示室」へ。

部屋としてはひとつですが仕切りがあって分かれてます。

薄茶の紙に色鉛筆で描かれたシリーズの点数がはんぱない!

正方形なのと大きさ的にもレコードジャケットを意識しているのでしょうか。
(正方形でないのもある)

気に入ったものをいくつか。

「年貢の納め時」手のポーズとフォルムが楽しい。しかもにゃんこっも一緒のポーズ!

「Lone Star」手、長っ!

「ミラーボール盆踊り」久々に名古屋嬢ちっくな胸の谷間のある女性。こちらも腕のフォルムが盆踊りちっくでかつパラパラ的にも見える。

「He is Bad I am Good」地の池に横たわる首。ちょび髭がなんとなくヒトラーっぽく見えなくもないが決め付けは危険なりってことで。

「1234」心臓のハート。なんでもないことだけども奇跡の連続で生きてるボクたち。

「Get Fooled Again」なんかゆるいのに迫力がすごい。かなりでかい目と手のゆらゆらからだろうか。

「Rock'n Roll Show」手の動きがいい!チカラを感じるんですよね。


続いて今回、かなりの収穫だったドローイング。


「Young Mother」

これが一番ぐっときました。

顔の表面に描かれている小さなぐるぐる、そして実際にはないでろう線。

明らかにおかしいはずのものがそうは見えない。むしろしっくりとはまる。

しかもこれらの線がこの母を守るエーテルのように見える。

きっと授かった命のエネルギーなんだろう。

今回、何度となく戻ってじっくりと見た作品。

しかし、奈良さんの鉛筆で描いたのの突き刺さるかのような繊細な感じはなんだろう。尋常でない感じが最大レベル。


「Five Years」

腕にかかえるボールには「Five Years」と書かれてる。

他にも書かれている文言が気になりました。「earth was really dying」地球は実際に死んでいた。

しかも、wasの下にはisを消してある。

時間の経過。震災以前ならば同じ変わらない5年後がオートマティックにやってきただろう。

でも、いま確証はない。

あっ、でも解釈はそれぞれです。


「Baby Rocker Help Help」

こちらはもっとやばい。

巨大なおんなのこ。頭から火を出してしまってる。

背景やなんかのスケール感から巨大なんだろうなあと見てとれる。

はるか彼方には家があってドーム状のものが被さりNO NUKESと書かれてる。

やはりこれはシェルターなのか。

だとしたらこの巨大なおんなのこ自体が危険な状況の現況だとしたら悲しい。


そしてアクリル。

「Middle Finger」

これだけなんとも立派なシルバーのごっつい額に入ってて他と違う。

なんとなく色の乗せ方を意識して変えているのではないかなあと。

描かれているのは中指を立ててるいおんなのこなんだけども。


「Under the Hazy Sky」

今回一番気になった絵画。

好き嫌いで言うと微妙だけどもこの目に浮かんだ悲しみの表情ったら。

奈良さんの絵画はかなりの点数を見ているけどもここまで悲しみをつきつけた瞳ってあんまり見た覚えがない。

この1点が突出してて気になる作品です。

そしてラストは「夜まで待てない」。

会場を出たところの年表に画像が貼られていますがびっくりします。

もとはまるで別の絵だったのがどんどんと塗りつぶされていまの絵に至ってる。

左右非対称の表情が気になるところ。

昔の奈良さんの絵に感じた怖さと近年見る穏やかな表情と。この2つがひとつの画面でバランスを保ちつつ同居している。

互いの存在を肯定しつつ拮抗して存在しているのだ。

異なる2つは「君」と「僕」であり、その2つがちょっと見ててクロスするこの展示会場の場も想起してしまう。と言ったら言い過ぎかな。

今後、またどんな風に奈良さんの作風が変化してくのか楽しみです。

御大にはならずに今も現役で走り続ける作家でいる姿勢、ほんと尊敬します。




会場での展示はここまで。でもまだまだ終わりません。

前述したように展示室を出てすぐに奈良さんの年表があります。一部モニターも組み込まれてて制作の模様なんかが流れています。



そして、続く常設展示に奈良さんの作品が。

「アルゼンチンばばあ」のための挿絵、回天やなんかはなんども見てる。

ところがこれは初めて!!

「ジュリアン」奈良美智 2012

こういうおしっこしてるシチュエーションのが出てるとは前もって知ってたもののこのトーンにはびっくり。

開会式のユーストの中ではこのあたりについて語られていました。

2001年の「I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.」でも登場していたおしっこをする少年モチーフ。そしてまた今回も。

まだまだ出し足りないってことで!


そして忘れてはならないのがカフェ!


なんとこんなふうに作品が展示されています。10点以上あったかと。
(※フラッシュを使用しなければカフェでの撮影はOKだそう)

あとブロンズも2点ありました。


あと、嬉しいのはトレイに敷かれているシート。

ちゃんと奈良さんの作品を使ってる。

ホワイエに展示されていた「体重計少女」。

もちろん持って帰りましたよ!


図録は現在、製作中とのこと。

会場の図版が入るとのことで楽しみ!


ショップの横のケースの中には森ガールのキーホルダー!

なんと7色。ゴールドとシルバーは横浜会場限定とのこと。

見終わって満足。

奈良さんやっぱ、すごいや!!



<おまけ>

桜木町駅に!「夜まで待てない」


裏には「Under the Hazy Sky」

また必ず再訪しますね!


「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」
会期:2012年7月14日(土)-9月23日(日)
会場:横浜美術館
休館日:木曜日
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」公式サイト
http://www.nara2012-13.org/


<奈良美智 関連記事>
2012年度第二期MOTコレクション 奈良美智 寄託作品(東京都現代美術館)
「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」まであと二ヶ月!
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DVD「NARA:奈良美智との旅の記録」本日発売!
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AtoZ Memoral Dogお誕生会
再び、弘前へ~AtoZから1年~
NARA:奈良美智との旅の記録
「NARA:奈良美智との旅の記録」特別鑑賞券(絵はがき付き!)
AtoZ作品集「YOSHITOMO NARA + graf AtoZ」が届きました!!
ビッグイシュー56号に奈良美智+graf「AtoZ」が掲載されています!
AtoZグリーティングカード
東京からAtoZへの道のり~私の場合~
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かわいい!AtoZなお菓子その1 パリ亭のチーズケーキ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた~詳細版~(ネタ、バレバレっす)
弘前の街で見かけるAtoZ
AtoZwalkingMapに出てたお店「洋風食堂なずな亭」
AtoZ関連イベント「A-nightで行こう!」に行ってきた
AtoZ弘前限定!みどりのパップ
奈良美智+graf AtoZに行ってきた~速報版、これから行かれる方へ~
なかなかいいです!美術手帖8月号
奈良美智+graf AtoZのフライヤー

NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々
奈良美智
フォイル
奈良美智 全作品集 1984-2010 Yoshitomo Nara: The Complete Works
奈良美智
美術出版社
NARA 48 GIRLS
奈良 美智
筑摩書房
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さかざきちはる 夏の小さな展示2012(有隣堂アトレ恵比須店)

2012-07-14 11:40:28 | Suicaなペンギンくん

さかざきちはる 夏の小さな展示2012に行ってきました。

数えてみたらなんともう6年も通ってる。

ほんと早いものです。


今回も某氏のペンギンくんが登場!

なんとお店のプレートもここに置いちゃいます。


Vペンギン3兄弟!

なーんてことをやってる間に朝の時間は過ぎてゆきます。

というわけで整理券をもらい、10時を回って販売がスタート。


根付は久々。

ペンギンがラーメン!!

冷静に考えるとあり得ないことだけど、これが出来ちゃうのがさかざきさんのイラストのチカラだなあと。

うむ、かわいいな~。


名刺ケース。

これは実はしくじりました。

というのも新作の「ヴィーナスの誕生」のほうが欲しかったのですがもう完全に冷静さを欠いていました。

以前に同じ絵柄のを買っていたのです。

でも、今回のはステンレス製で材質は変わっててかなり硬くて丈夫そう。

どちらも大切に使うこととしよう。

やはりこれは絵柄が相当に気に入ってますから。


そしてメインのプリントは「ゆめの花火」。

今回の新作プリントはこちらの一点のみ。

こういう季節ものはやはりよいですね。

ペンギンで日本の四季を感じる。なんとも素敵なことです。

この他に今回も陶器は超絶クオリティのがいっぱい。

スペースの問題とかもあってなかなか手が出ないんですよね。毎回、この陶器の出来栄えには唸らされます。

というわけで本日のペンギン決戦、終わりました~。
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デヴィッド・リンチ展(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery)

2012-07-13 21:04:34 | アート系
8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで開催中のデヴィッド・リンチ展に行ってきました。

映画監督だし、あんまり期待してなかったのです。

ところが参りました!

特にリトグラフと水彩が素晴らしい。

黒の絵の具で描いた風景は心象風景のようであり、記憶の向こうをふと垣間見たかのよう。

ちょっと水墨的にも見えるか?とも思ったがまた違う。

描かれているのは人間だったり分かりやすいものなのだけどもこのモノトーンのタッチがなんともよい。

悪夢かといえば決してそうともいえず、妙に気になる。

リトグラフに近づいてみると細かい部分は波紋を少しジグザグにしたかのような滲みになってて時間を感じさせてくれる。

あと水彩によく見られたのが引っかいたような凹みのライン。

これで平面状の空間の広がりにもうひとつ軸をもたせてる。

とてもバランス感覚がよく見てて気持ちいい。

木版、ペインティング、リトグラフ、水彩と幅広い作風もお見事。

嬉しい誤算で堪能できました。満足。

赤丸、結構ついてたのも納得。

7/23まで。
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