あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

出てくること、出てくること

2009-09-30 23:46:20 | 日々のこと
特に部屋を片付ける気はさらさらなかったのです。

ですが、プリント作業をするのと、DMを書くにあたり整理することに。

引越し後のままになった段ボール、積み重なった紙の束。

こういうのをまとめるのが極端に苦手。

でも、ここでどうにかしないとぐちゃぐちゃなまま。

ということで発掘開始!

シカン展やトリノエジプト展を見たからってわけではないのですが、発掘という言葉がいかにもぴったりで笑いましたよ。

はじめてみたら、出てくるわ。

紙の袋に入ったままのポストカード、美術展のチケット、そして美術展のチラシ。

意を決して、クリアファイルなどの分類。

ふー。

かなり片付いたが絶対量が多いのと、宛名書きとプリント作業を平行してるのでなかなかはかどりません。

にしても、すごい量です。

こんなに見てたんだなあという漠然とした感覚はあったけれども、こういう形を伴って目の前に揃うと俄然実感が湧いてくる。

さあ、こつこつと地味な作業が、そして感じの活字メインの記事が続いてしまうかもしれません。うー。
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実は、さかざきちはるさんのお仕事

2009-09-29 23:56:36 | かわいいもの


あおひー的に購読頻度の高い雑誌、美術手帖。

手に入れて読んでて発見したのですが、なんとこの表紙のイラストがあのSuicaなペンギンくんでおなじみのさかざきちはるさんの描いたキャラだったのです。

しかも、表紙だけじゃなくって、今回の見出し記事「アーティストになる基礎知識」での、「坂崎千春=特集イラストレーション」と出ています。

いや、まさにいま必要な情報なのですよ。

そこにさかざきさんの絵具のチューブくんなイラストなのです。

さかざきさんの描くSuicaなペンギンくんについてはこのブログでひとつのカテゴリーになっていますが、まさかアートのほうでクロスしてくるとは思いもよらず。

うれしいですね~。


このキャラクター、ごぞんじでしょうか?

こちらもさかざきさんによるイラスト。

2010年、開催される千葉国体のイメージキャラクター、「チーバくん」。

何がすごいってこの「チーバくん」、千葉県の形になってるところ!!

背後の黄色いラインが千葉県形です。右下のチーバくんがまさにこの形。

こんなキャラクター、他にないと思いますよ。

これからもさかざきさんの描くキャラクターから目が離せませんね。
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DMを発送中

2009-09-28 22:50:58 | あおひー写真
現在、DMを発送中です。

去年の個展「いつかのどこか」、今年春のYoung Artists Japanで戴いたお名前とご住所。

見てるとその字がみな違うんですよね。

すごく当たり前なのだけれど、うれしいこと。同じ字は絶対にないのですよ。

そのひとりひとりがこうやって見に来てくれたんだなあと思うと本当に有難いことだなあと。

もうただただ感謝ですね。

そうやって、次回にもっとたくさんというようにつなげていけたらなあと思います。

というわけで、今、部屋にはお名前を頂戴したスケッチブックを開いて並べています。

DMがどんどん減っていって手持ちが少なくなってく。
この時間の経過がうれしくもあり、焦りを加速させてくれもあり
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べろ出しにゃんこ

2009-09-27 22:45:09 | 日々のこと


舌がひっまなくなっちゃったみたい。べろ出しにゃんこ。

この表情がなんか、世知辛い感じが出ているなあと。

ねこも大変だろうな。でも、にんげんも大変なんだよー。

ま、なんとかお互いに生き長らえたいものですなあ。
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Art Point Selection Ⅳ(10/26~10/31)のご案内

2009-09-26 21:44:51 | あおひー写真


ということでついにご案内です!

あおひーは以下のグループ展に参加します。

Art Point Selection Ⅳ ギャラリーアートポイント
10/26(月)~10/31(土) 12:30~19:30 ※最終日は17:00迄

Opening Party 10/26(月)18:30~

丁度、一ヵ月後ということで告知させていただきます。

見てのとおり(DMの右下のみどり)の一見、絵画かと思うようなぼやあとした写真を展示、販売いたします。

住所を知ってる方にはこのDMをお送りさせていただきます。

それ以外の方で、もしも、このグループ展のDMが欲しいという方はこのページのメッセージにてお知らせください。

もれなくDMをお送りさせていただきます。

ただし枚数に限りがありますので、もしも手持ちのDMが切れてしまっていたらご容赦くださいませ。
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奈良美智さんグッズ/グミガールトートバッグ&ルミナスちゃん

2009-09-25 23:20:26 | アート系

というわけで、グミガールのグッズを購入しました!

まずはグミガールバッグ。

サイズは34センチ×34センチ×13センチ。

図録もばっちりな厚さです。

底板的なのも入っててかなり丈夫そう。

価格は6,825円。

いつもAtoZで手に入れた奈良さんのトートバッグを使ってるのですが、さすがに3年使ってくたびれてきました。

このまま使いつぶすのもいいのですが、使用頻度を落として使い続けたいなあと。

ということで、今後はこの黒のグミガールバッグが活躍することでしょう。

色はこのほかに生成りに底と持ち手の部分が赤いのがあります。


続いては「グミガール」ルミナスちゃん。この箱だけでかなりのボリューム。

なんと横26センチ×縦26センチ×奥行12センチもありました。

箱から出してみると↓こんな感じ。


これを見るとAtoZの2階会場に横たわるでっかい頭のオブジェを思い出します。

価格も9,975円と本気モードですが、これまでのグミガールとはちょっと違うのです。

ひとつはその大きさ。これまでのは直径が16センチでしたが、ルミナスちゃんはなんと直径25センチ!

これはいいですよ。重量感が質感が伴うというのは大事です。

そして、一番の違いは光ること。

蓄光になってて、昼間に光を蓄えて暗くなるとぼわーんと光るのです。

今日はまだ光を浴びてないので暗くしてもあまり光りませんでした。

明日の夜が楽しみ~。


で、頭を開くとグミがいっぱいです。

ちょっとこのままだと怖いかも。


さて、実はこのグミガール。本当はもうちょっと先にしようと思ってたのです。

ところがやはり商売上手です。

なんと27日までに購入すれば、オリジナル缶バッヂが付いてくるのです。

こういうのは買い逃してしまうと後で入手するのは至難の業。


ということで、これなのです。

色はいろいろとあるのですが、選べないのです。

とは言うものの、まだ数があるのか店員さんが「何色がいいですか?」と聞いてくれたので、迷わず「緑をお願いします」と。

見てのとおり、かなり深いグリーン。


こんなミニパンフを頂いてきました。

中はこのグミガールとグミガールバッグの紹介。あっ、奈良さんのプロフィールも掲載されています。

自分へのご褒美に、プレゼントにいかが。


表参道ヒルズ エス アンド オー
http://www.macmuseumshop.com/shopinfo/index3.html

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ウィーン世紀末展(日本橋高島屋)

2009-09-24 21:33:39 | アート系

日本橋高島屋で開催中のウィーン世紀末展に行ってきました。

連休中だったものの夜間は空いててとても快適。

ああ、ここにくれば素晴らしい時間が過ごせるのになんでひとが少ないのかなあとか思ってしまう。

やはり、クリムトとシーレが中心ですが、他にも面白いなあという絵を発見できて満足しました。



グスタフ・クリムト「愛」

左右の金地バックのバラが素敵。額でこの境目が分割されているのです。

そして、今まさにキスをせんとす男女。

しかし、画面情報には女性の顔、顔、顔。この部分さえ見なければうっとりとした気分で充たされるだろうに。

特にこの左の紙の長い女性は掛け軸に出てくる幽霊に近い感じで怖かったです。



グスタフ・クリムト「パラス・アテナ」

うーわー。

これはやばかったです。

神性を帯びてるのに野蛮を秘めている感じ。金は見事な描写なのですが、この目です。

目が病的!同じ金でどうしてこうなるんでしょう。

金色(こんじき)は魔性の色ってことですかね。



グスタフ・クリムト「彫刻」

色の素敵なのはもちろんですが、こういった柔らかいトーンのもよかったです。

でも、よく見てみると顔がいっぱい。

何か顔にこだわりがあったのでしょうかね。

クリムトの生い立ちが気になるところです。



エゴン・シーレ「意地悪女」

一目見てきっつい女性だなあと。

意識から立ち昇る表情の醜さの見事。

で、解説を見てびっくり。なんとモデルはシーレの妹で当時16歳だったそう。

ちょっとその年齢には見えませんよね。でも、作品として完成度が高いので気持ちはちょっと複雑。



エゴン・シーレ「ひまわり」

すごく寂しそうな印象を受けました。

本当なら太陽の光をうけ燦燦と輝くひまわり。笑顔をイメージする夏の花。

それいがこんなにも疲れてるように見えてしまう。

左右にそれぞれだらっと垂れた長い葉が腕に見えてきます。やはり、ひとですよね、この姿。

そして、地面には暗いオレンジの花。

ひまわりの花は顔に見えるので、きっとこのオレンジの花も顔だと思うのです。

そう考えて見るとゾッとします。

朽ちたものたちの首がさらされてる地面。。。



エゴン・シーレ「自画像」

というわけでそのシーレの自画像です。冒頭のチラシとだぶりますがいい絵なのでやはり載せてしまおう。

この表情が絵具の塗りのむらのある感じ。そして、顔の右横にある一見すると髪に見える黒いもの。

ゴーギャンの自画像から引用したという顔の花瓶。

カラフルな色と白と黒の配置とバランス。

見ていて目が(いや、頭が)飽きないのです。よく出来た絵です。


あとすごく気になった絵がアリマシタ。以下の3点。


カール・モル「メートリングの眺め」

なんてこのない景色。

ところが箇所によって描写がことなるのです。

遠景は印象派のような点描チックなテイスト。

街の建物はまあまあ普通。

そして、手前の山?の描き方が変。面が乱れてるとでも言ったらいいんでしょうか。

何かぐしゃぐしゃとしててとっちらかってるのです。


リヒアルト・ゲルストル「リヒテンシュタイン宮殿」

建物だというのになんか傾いてしまってるのです。

でも、筆の勢い的にオッケーと思えてしまう説得力。むしろ、この個性こそが好き。

言葉にしずらいですね、こういう絵は。


ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユングニッケル「マース河畔にて」

川を埋め尽くさんばかりに舟がもくもくと煙を吐いて進んでく。

この空の塗りのいびつ。妙なエネルギーうごめいてるカオスな感じ。

これ、ちょっと見たことの無い絵でした。


あと、もう一点。ちょっと気になったなあというのがこちら。

マックス・オッペンハイマー「十字架降架」

タイトルから分かるようにキリストが十字架から下ろされる場面。

一見、キュビズムかと思うくらいカクカクしてる。

ですが、よく見てみると布の部分のみそういう描写になってて人物の描写は形をとどめてる。

既知のバランスを崩されるので妙だなあと印象が残りました。

やはり夜間に空いた状態でゆっくり鑑賞というのが一番よいですね。

10/12まで。
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さらに新兵器、導入!

2009-09-23 00:28:56 | 日々のこと

じゃーん!

やっちゃいました。

またまた新兵器を導入です。新しい液晶モニター。

というのも実は、これまで使用してたモニターがおかしくなってしまったのです。

ぱっと見は全く問題なく見えるのですが、モニターに出力された画面の色味がおかしいのです。

起動時の白い画面だと顕著なのですが、赤味を帯びててこれはちょっと使い物にならないなあと。

ということで背に腹は代えられない。

急遽、新しいのを探してみたところ、amazonからのメールでちょうどいいのを発見!

23.6インチで2万円を切ってる。

ということで↓のモニターに決定!
I-O DATA 23.6型デジタル&アナログ対応ワイドTFTカラー液晶(ブラック) LCD-AD241EB

アイ・オー・データ

このアイテムの詳細を見る

これまで使ってたモニターと大きさを比較してみたら横幅だけでなんと1.7倍もありました。

前のモニターはワイドではなかったので、この大きな画面には驚きました。

画像ソフトの使用時にも画面が広く使えるのがよいですね。

せっかく新しいプリンターを導入したので、やはり大きな画面で確認したいもの。

ああ、これになれるともう元の環境には戻れませんね。

現在、グループ展の仕込みで活躍中。いろいろとプリントしているところです。

あともうちょっとあがいてみたいと思います。
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夢に出てきた電車

2009-09-22 00:15:17 | あおひー写真


夢に出てくる景色はおぼろげで曖昧。

細かいところは覚えてなくってなんとなくの印象でしか残っていないもの。

こんな写真を撮ってから、ふと思ってつけたタイトル。

でもね、ひょっとしたら夢の中で乗ってるのかもしれない。。。
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FOIL設立5周年記念・奈良美智×竹井正和トークショー@吉祥寺パルコ

2009-09-21 00:34:54 | アート系

先日の記事(好きなアーティストに会いに行こう!)で書いた、FOIL設立5周年記念・奈良美智×竹井正和トークショーを見に吉祥寺パルコへ。

チケットを購入したのは地下2階のリブロ吉祥寺店でしたが、会場はパルコの屋上です。

到着したのは17時45分とかだったかな。

エレベーターを出たところに係りのひとが居て、列に並ぶようにとのこと。

待ち時間に撮ったのが↑の写真。ネオンと暮れてく空がキレイでした。

さて18時を周り、ようやく席へ移動。

うれしいことになんと最前列に!

時間になって、竹井さんと奈良さんが登場。

竹井さんはサイケデリックな色の服でぶっとんでました。FOIL素敵だ。こういうひとが社長さんて。

奈良さんは「BALTIC」と白文字の黒いTシャツに革ジャン。やっぱりロックな感じです。

いや~面白かった。

メモとってたわけではないのでセンテンスだけまとめるとこんな話題だったかな。

○串かつは肉が薄いんだようという話。

○個展を開催したアイスランドのはなし。日本の大使のひとと知り合いになったとか。お酒を買えるお店が少なく空港で買っておくんだったと後悔した話とか。

○奈良さんが竹内さんの服について「こいのぼり」みたいで発見し易いと。

○奈良さん竹井さん二人でアフガニスタンに行った際、結構危険な地域を車で抜けてきたとか。

○ドイツに居た頃、奈良さんが皿洗いのバイトしてた話。

○奈良さんの夢に清志郎が登場して「いいんじゃない」(ちがってたらすまん)みたいなことを歌ってくれた話。奈良さんの歌う様に会場、爆笑。

○携帯は切っておくようにと事前にアラートがあったにも関わらず着信音が。。。
ええ!なんと奈良さんのケータイが鳴ってた。しかも、小山登美夫さん。なんと、奈良さんその場で小山さんに「今夜、泊まっていい?」と約束をとりつける。

○最近、自分の趣味で陶器を製作されているそう。お茶碗とか。一度、小山ギャラリーで展示しようとかも考えて断念したよう。村上さんに写メしたら「欲すいー」と返信があったとか。

○陶器のでっかい作品も製作されているそう。

○2012年度にでっかい展示がある模様。ただし、この詳細をここに書いてしまってよいかどうかは分からないのでにごしておきます。

○質疑応答で親子喧嘩のアドバイスを求められた際に竹井さんが話してくれた自身のエピソード。道で息子さんに会って「おお」と声をかけたら、息子の友達に「誰?誰?」と聞かれて、「知らないひと」と言われたこと。

とにかく笑いが多く和んだ感じでした。

風が強くてちと寒かったのが唯一しんどかったかな。皆さん、風邪ひかないでね~。

さて、トークショーが終了し、サイン会に。

あおひーが購入した本はこれ↓
奈良美智―From the Depth of My Drawer
奈良 美智
フォイル

このアイテムの詳細を見る

記念すべき奈良さんの作品とのファーストコンタクトをはたした原美術館での展示が収録されていたのでこれにしたのです。

さて、係のひとから事前にチケットの裏にサインしてもらいたい名前を書くように言われていました。

もうお分かりですね。

当然のことながら「あおひー」と書いて、サインをしてもらいたいページを開いて係のひとに渡しました。

奈良さんに渡す係のひとが「あおひー?」って感じだったのですが、その後の展開にびっくり。

あおひーという活字を見てすぐさま反応して、いろいろ書いてくれてるよねみたいなことを奈良さんが言われたのです。

なんと、あおひーがブログで書いてるのをご存知だったよう。

それだけではありませんでした。なんと、GEISAIに出してたことにも触れてくれて。このブログ見てないと知らない情報ですもんね。

以前にラムフロムでお会いした際には、おそらくあおひーという認識がされてはいなかったと思うのですが、今回は完全に一致してました。

うれしくて、がっちりと握手してきました!!!

猛烈にうれしかったのと風の寒さであたまがぼうっとなってました。

頂いたサインはこちら↓


また、サイン会などあれば伺います。

奈良さん本当にありがとうございました!

そして、お疲れ様でした。


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HIROSHI SUGIMOTO Lightning Fields(ギャラリー小柳)

2009-09-20 15:36:09 | アート系
金沢21世紀美術館の展示が気になりつつも行けなかったので、絶対にこちらには伺おうと思っていました。

圧巻でした!

もうこれだけのテクニックと見せ方を持ってる大御所が、こうもさらりと新しい世界を目の前に提示してくれるということにただただ驚きます。

Lightning Fieldsなるタイトルのとおり、稲妻のような葉脈のような光。

A4の2つ折になった杉本氏による解説を読んでさらに驚く。

暗室の中、静電気により生ずるフィルムの傷。

作品にとっては命取りとなるものだから、杉本氏は当初帯電防止装置の製作ももくろむも完成には至らず。

やがて、発想を転換し、むしろ出現させてしまえと。

そして、フィルム上に直接放電させるという手法で試行錯誤した結果が今回の展示だそう。

もうこうなるとカメラさえ使わず、暗室の中での実験です。

まさかここまで大掛かりな手法で製作されていたとは。

作り出されたものですが、自然界のエネルギー。

見た目が植物の葉脈や稲妻に見えてくる。しかも、激しいはずなのにその対極にある静かな感じがするというのも不思議なのです。

今回、一点だけ趣向を凝らした作品がありました。

会場に一番奥にかけられたそれはしばらく待っていないとその姿を見せてくれません。

急にライトが点灯し、その姿が露に。

3点のオブジェクトが縦に並んでる。

どことなくその形は遺伝子のようにも見える。

近づいてみるとそれぞれが放電した塊であり、反転してて本来の光で白くなる部分が黒くなっている。

距離が近くなるとこの塊はそのディティールもあいまって、別の見え方がする。

ヒトデなどの棘皮動物にも見えるし、脳髄そのものにも見える。

非生物なはずの被写体が生命を持つものに見えてくるという不思議。それが反転されたことであわられるのは必然か。

素晴らしい。最上級の作品でした。非の打ち所がありません。

10/10まで。
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よみがえる浮世絵-うるわしき大正新版画(江戸東京博物館)

2009-09-19 23:29:53 | アート系

今日から始まった「よみがえる浮世絵-うるわしき大正新版画」を見てきました。

江戸時代に浮世絵は展示も多く、目に触れる機会に恵まれていますが、新版画となると聞きなれない。

以下にチラシの解説を引用。

新版画とは-

 新版画とは、江戸時代の浮世絵版画と同様の技法によって制作された大正から昭和初期に発展した木版画です。当時、社会の近代化に伴い風前の灯であった伝統的な木版技術を復興し、新たな芸術を生み出そうと、版元、版画家、彫師、摺師らが結集し、さまざまな画題の 2,000 点を超える新版画が作られました。本展では、約250点の作品・資料を展示いたします。


ということで気になった作品について取り上げてみます。


高橋松亭「幡ヶ谷の寒林」

林の木々の描写の深みの色彩が版画っぽくないのです。

ただの浮世絵のままやってるのではなく技術が向上しているっていうことですよね。


橋口五葉「浴場の女」

五葉が試行錯誤を重ねて新版画にかける意気込みが鉛筆で描いたのからも伝わってきます。

そうして完成したものに五葉は納得してなかったそうですが、どうしてどうして素晴らしい出来です。

この「浴場の女」は目がヤバいです。

見ててドキっとするのですよ。



山村耕花「梨園の華 初代中村鴈治郎の茜半七」

この目の色気!

存在感の立ってること。息を呑む感じなのです。

同じ「梨園の華」シリーズの「七世松本幸四郎の助六」「七世松本幸四郎の関守関兵衛」も並んで展示されていましたが3点とも素晴らしい出来栄え。

「助六」もひん剥いた目の微妙なグラデーションに目を惹かれます。

「関守関兵衛」はびっくりしました。開いた口の中の上の歯を下の歯が完全にずれちゃってる。あきらかにおかしいのだけど、絵として勢いこれでよし!

このあとに「梨園の華」シリーズではあるものの、異色だったのが「十三世守田勘弥のジャン・バルジャン」。まさか、レ・ミゼラブルの新版画が見られるとは。

ただ、前述の3点に比べると獰猛さが目立ってまたトーンが違います。こちらはちょっと好みとはずれますね。



笠松紫浪「雨の新橋」

この前に濡れた路面の質感。ほのかなブルーと全体のセピアのトーンの調和が心地よし。



川瀬巴水「日本橋(夜明)」

記事にはしてませんが以前にこの江戸東京博物館で見た巴水の版画が忘れられませんでした。

このブルーのトーン、そして朝日のオレンジ。

整然とした穏やかな世界。文句なく好きですね。


土屋光逸「東京風景 根津神社」

江戸の面持ちを残す根津神社。

雪の降りつむ静かな夜の境内。ほのかな光がなんともいえません。

同じ「東京風景」の「日比谷の月」も雪の描写がうまい。版画ならではシンプルなグラデーション。


名取春仙「大河内伝次郎 丹下左膳」

正面から見た隻眼のおとこのドストレートなポートレート。

ポーズがばっちりと決まっててただただかっこいい。



川瀬巴水「清洲橋」

今回、30点が展示されたムラー・コレクション。そのロバート・ムラー氏がコレクションを開始したのがこの巴水の「清洲橋」。

日本人としてうれしくなりますね。この美意識がムラーさんに伝わったんだなあと。

鉄骨の橋ですがばっちりときまっています。当たり前ですが、浮世絵には鉄の橋は出てこないわけで。


山村耕花「四世尾上松助の蝙蝠安」

前述した耕花の作品で、今回のポスターとチラシのメインビジュアル。

この表情、なんともいえませんね。喜怒哀楽の「哀」の類に入るのって難しい。

しかし、頬の蝙蝠ってどういうシチュエーションなのでしょう。


伊東深水「林檎とバナナ」

これは2度びっくり。版画なのに水彩画ちっく、さらにあの深水の作なのです。



川瀬巴水「芝弁天池」

ブルーがおなじみのイメージですがこのグリーンにピンクもなかなか新鮮。

遠くの森の描写のかすれた感じもよいです。


鳥居言人「髪梳き」

髪を梳く裸婦なのですが、輪郭線がない無線彫り。

アニメの輪郭線の黒を白などの色でやる色トレスに近い表現だなあと思いました。


小原古邨「雪中の五位鷺」

ムラー氏が特にこだわって集めていたという古邨の版画。

いやー、なんていうんでしょう。すごく直球で変哲ないのですが、ものすごくよく描けています。



フリッツ・カペラリ「黒猫を抱える裸女」

この空間の取り方。浮世絵っぽいのですが、描かれている女性の顔はまた独特でちょっとアニメちっく。

外国のひとのトーンの入り込む面白さが出ているなあと思いました。


やはりトータルで250点と点数が多いのでさすがに疲れました。

でも、気になる作品が多く、巴水はもちろんのこと耕花の役者を描いた新版画が見れて満足でした。

11/8まで。
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すごいぞ!PENTAX!限定のコレジャナイロボなデジタル一眼レフ

2009-09-18 22:09:25 | アート系


うーわー!!!

ちょっとあり得ないデジタル一眼レフが登場です。

PENTAXのK-xというデジタル一眼レフ。

なんと20種類のボディーカラー&5種類のグリップカラーで100種類のモデルが存在するという恐るべきカメラ。

その限定バージョンがこの「K-xコレジャナイロボモデル」。

自爆ボタンモバイル ブラック

キューブ

このアイテムの詳細を見る
↑この自爆ボタンが有名な太郎商店のもうひとつの主力商品、コレジャナイロボ↓
コレジャナイロボ

メディコム・トイ

このアイテムの詳細を見る

しかし、まさかこんな展開になるなんて!

PENTAXってもともとは地味なメーカーで100種類もモデルが存在するなんて派手なことはやってなかったのです。

でもHOYAに買収されてからデジタルカメラの採算性を上げるなどいろいろと新しい動きが見えていたところ。

色のバリエーションを増やすんだったら、シャア専用モデルくらいは出るかなあと思ってたら、、、、まさかまさかのコレジャナイロボ。

しかも、このペンタ部の顔はマジックで手書きだそう。

ある意味でこれはアートグッズだと思います。

ペンタックスのデジタル一眼レフはK100Dを持ってるものの、ちょっとこの「K-xコレジャナイロボモデル」には惹かれてしまう。。。

しかし、昔のKシリーズにあった「KM」「KX」がデジタル一眼で形を変えているとはいえ同じ名前をもじった「K-m」「K-x」となって復活してるのが面白い。

そうすると次は「K2」でしょうか?

なーんて、カメラオタクなネタになっちゃいましたが、「K-xコレジャナイロボモデル」を首からぶら下げたいなあなんて妄想を抱いています

タロショーブログ
http://blog.livedoor.jp/tarosho_blog/archives/51300953.html
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ちょっとやばかったかも~昨日のブログをおやすみした理由

2009-09-18 01:13:25 | けんこう
このブログをスタートしてから4年と4ヶ月ちょっと。

これまでずーっと、毎日更新をしてきました。

しかし!ついに昨日は記事をUP出来ませんでした。

ついにこの時がやってきました。

あんまり言い訳っぽいのもどうかなと思いつつも一応書きこのしておこうっと。

実はここ数日、体調が悪かったのです。

前々から痛かった右の肩から背中にかけての痛みがだんだんと耐えられないレベルに。

おとといがピークで手帳にわざわざ、「背中右痛い。左も」なんて書いてあるくらい。

そこでいつもよりも早く寝て、睡眠で体力の回復を狙ったものの、思ってたほど調子はよくならず。

こうなると整体に行くしかないなあ。

実は7月に一度、メンテナンスなつもりで診ていただいてる。

さすがに耐えられないなあと思い、給料日前だったけど電話。

すると最速で今日の夜ならオッケーとのこと。

個人で開業されている方なので時間の自由度は高い。

ということで夜8時前からスタート。

時間制ではなく整体師さんが納得いくまで施術してもらえる。

いつもだとだいたい3時間くらい。

今日もそのくらいだろうとタカをくくってたら。。。。

なんと終了したのが午前0時すぎ。

うわー。4時間超は初めて。

で、どこが悪かったのか聞いてみたところ、右の手首だそう。

このずれを治すのにまずは全身をやってという流れだったそう。

あと、ストレスもかなり大きな原因。まあ、これは予想どおり。なかなか解決しなさそうなのが問題なんですが。

幸いだったのはもっと悪化した状態になってからの治療だともっと時間がかかっていただろうということ。

ちょうど、まだなんとかなるタイミングで来ることが出来て本当によかった。

やはり、身体が資本ですからね。

ということでブログは仕込みも出来ない状態で日が変わってしまったため、昨日は更新が出来なかったというわけなのです。

一度、更新が滞るとそのままずるずるというのは厭なので、また毎日更新出来るように頑張ります!
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一蝶リターンズ 元禄風流子 英一蝶の画業(板橋区立美術館)

2009-09-16 23:31:41 | アート系


江戸文化シリーズ25 御放免300年記念 板橋区立美術館開館30周年記念 一蝶リターンズ 元禄風流子 英一蝶の画業

おおー!!

正式なタイトルを書くとこんなに長くなる展覧会も珍しいですね。

見てこられた方の話では相当にいいということでこれは行かねばと思い、行って参りました。

それと、あおひーとしては「一蝶」といえば、さかざきちはる展でのグッズ製作を担当されている一蝶美術さんと繋がってるのでやはり縁があるなあと。
(※一蝶美術さんの由来を聞いたところ、英一蝶からではないそうです)

実はこの板橋区立美術館に行くのはこれが初めて。

どうしても西高島平というのが遠く感じてしまいこれまで敬遠してたのです。

でも、今回の展示、相当によかったのでまた行くのは間違いありませんね。

展示をほぼ2周してじっくりと堪能しました。

英一蝶はもとは、多賀朝湖(たがちょうこ)という人気絵師。

ところが、罪で三宅島に流罪となる。この頃、島一蝶として知られていたよう。

というのも、江戸から絵具やら紙やらを送って、三宅島でも描いてたらしい。

そして、将軍の代替わりの大赦で江戸に戻り、英一蝶と改名したそう。

タイトルにあった御放免300年ということで、これが1709年だったというわけ。

どうも生類憐みの令で罪に問われており、綱吉が亡くなったので戻ってこれたよう。

それ以外にも罪を問われていたこともあるようだが諸説あるみたいです。

吉原で男芸者と言われるくらいの話術の持ち主だったそう。

今でいうところの口の達者なお笑い芸人みたいなひとだったのでしょうか。

気になるところです。

さて、そうした人物だったからでしょうか。

一蝶の描くひとは、滑稽ででも愛おしい。何気ないことを描いててもちゃんと暖かい目線で見てるのです。


不動図

青い体のお不動さん。(不動明王?)

滝に打たれて修行中。でも、顔はなんだかきまり悪そう。

水のかからぬ隣の岩場に、剣と炎が。

なんと、背中にしょってる炎を滝の水で濡れないようにと外してしまったらしい。

いいな~。神様仏様の類を描いてるのにすっごく人間くさい。



投扇図

3人の男が鳥居めがけて、扇を投げています。

なんかこの表情とこっけいなポーズがたまりませんね。

一蝶の人を見る目線がよく出ています。


布晒舞図

ポスターやチケットなどのメインビジュアルで使用されてました。

キャプションの見出しが「江戸版新体操リボン演技」というのが入りやすい感じです。

曲線のリズムがなんとも愉快。

イラストレーターでベジェ曲線が簡単に作れるわけでもないのに、この見事な線の按配。素敵すぎる。

晒の曲線はもとより、踊り手の腰のくねりはちょっとあり得ないカーブ。

でも、むしろこうでないとしっくりこないようなうまい収まりなのです。


四睡図

豊干禅師、虎、寒山、拾得が寝てるのが本来の四睡図だそう。

でも、この四睡図は三人と一匹がまさに起きて慌ててるところ。

こういう着想がお茶目ですよね。もう、見てて楽しい。


江口西行法師図

これは構図がすごくいいなと思いました。

西行と遊女が歌詠みを行ったとのエピソードから。

画面の多くは雲に隠れてることで主題となるべき人物の周りのみ描かれている。

その玄関に訪れる西行。建物の奥には侍女と遊女。

おぼろげな感じがまだ始まってない=これから始まるというまだ見ぬ期待へと続いてく。


張果老・松鷺・柳烏図

タイトルから分かるように三幅対。

右は松鷺図。左は柳の上の烏。白と黒の対照的な鳥。

そして、中央には瓢箪から駒。

瓢箪の中に老人と子供がいて、口を見上げてる。

その口から勢いよく飛び出てく煙。遠くに見える馬を掠めてく。

この瓢箪の中は地の白。瓢箪の外のラインを薄い墨で描いてて、外に向かって短いグラデーションで消えていく。

突拍子もない感じなんだけどもこの不思議な画風もうまく合ってて違和感なく仕上がってる。


阿弥陀来迎図

この一点のみ仏画です。

展示の一番最後にあるのもさもありなん。

画風がかっちりとしてて、他のものとは違います。

このピンクと白の雲がなんとも艶かしい。

さらに仏様の肌の金色、背後に広がるインディゴは宇宙ちっく。

一蝶としての個性はともかく絵としてすごく力があります。

見てて気持ちが高揚しますね~。


いやー、ヤバイ。相当に見入ってしまいました。

作品はどちらかというと細かい書き込みのものが多く、ガラスケースで近づけないので単眼鏡は必須です。

でも、えらいのはここではオペラグラスを貸し出してるところ。そんな美術館はちょっと聞いたことがありません。


印象に残るものが多く、図録を購入。1800円。

この装丁、かっこいい。

表紙と裏表紙の紙が分厚い厚紙で持ったときの感じがよい。

前期、後期と日程が分かれており、前期は9/23まで、後期は10/12まで。

10/12まで。
コメント (9)
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