あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

カオスモス'07 さびしさと向きあって(佐倉市美術館)

2007-11-30 23:28:56 | アート系


「カオスモス'07 さびしさと向きあって」を見に佐倉市美術館へ行ってきました。

ガバさんにもらったコメントですごく気になってたのと、はろるどさんからこのカオスモスの展示は例年いいと聞いていたからなのです。

今回、5人の作家さんにスポットをあてています。

石田徹也、菊池伶司、田畑あきら子、成瀬麻紀子、正木 隆。

中でも鮮烈だったのは石田徹也。


石田徹也は今年になってから見た下記の2つの展示でがつーんとやられてしまっていたのです。

石田徹也―小さな展覧会(CB COLLECTIN ROPPONGI)
石田徹也―悲しみのキャンバス展(静岡県立美術館県民ギャラリー)

今回、正直なところ石田さんの作品がまた見られたらいいなと。

作品は12点。やはり見応えがありますね。

写真は「飛べなくなった人」。

この困惑の入り交じったでもあまりにその感情は薄く出されててどちらかというと無表情に見える顔が印象に残ります。

あと、気付いたのはこのスーツの色と飛行機の錆びが同じ色をしたるなと。

彼は全身さびだらけで疲れてしまったのでしょう。

見終わるとやはり、言葉に出来ないくるしさのような感情が胸のあたりにしばらく渦巻いて留まってしまうのです。

やっぱり、石田さんの作品を見た後は他の作家さんの作品はそれほどのインパクトを受けなくなるもの。

ところが、田畑あきら子の作品を見ててだんだん引き込まれてしまいました。

「作品」1967年-68年

何を描いてるのか分からない作品なんですが、時折画面に書かれてる文字が読めてちゃんと意味をなしてはいるんだなあと。

オブジェクトが何なのかは不明だとしても、そのラインと微妙な塗りの色使いには強く惹かれるのです。

この手の作品って、だいたいは面白くなくってつまらなくなるものなんですよね。

だから、なおのこと強い印象が残りました。

市立でこんな美術館があるとは立派ですよ、佐倉市。

さて、この日最初に受付に行ってみたところ、「今回は若い方が多いですね」と係のひとが教えてくれました。

やはりわたしと同じように石田徹也の作品見たさで訪れるひとが多いのですかね~。

何がきっかけにせよ、美術館に訪れるひとがちょっとでも増えてくれればいいなあと思いました。

展示は12/24まで。
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初の屋形船!~季織亭の忘年会~

2007-11-29 01:57:55 | お気に入りの店(季織亭@経堂)

以前から楽しみにしてた屋形船。

季織亭の忘年会ということで、11/27の火曜日に行ってきました。

12月に入る前に忘年会に参加するのって楽しみです。

ちょうちんの赤い色が雰囲気をもり立ててくれます。

勝どきの駅から少し歩いた桟橋から乗船しました。

お酒は舟で用意してくれるのもあったのですが、みなさん舌の肥えた方ばかり。

自信のお酒をたくさん持ち込んでました。

やばいです。

いつも季織亭で飲んでるのと同じ、もしくはそれ以上のクオリティ。

舟が桟橋を出て、加速してくといやがおうにも気分は高鳴ります。

さらに、みんなを沸き立たせてくれたのが、昨日も記事にしたかもめさん。

ちょうちんの灯りで赤く流れていい感じに撮れました。

舟としばし並んで飛んでくれたので、刺身とか窓から出して更にあおってしまう。

誰か、焼き鳥を出してたので、「共食いはだめー!」と叫んでしまいましたよ。

お酒も進んでくと天ぷらが登場です。


去年もこの屋形船での忘年会が開催されたものの、当時の仕事が毎日深夜までで参加出来ず非常にくやしい思いをしました。

その時に後で聞いた話で気になってのがこのてんぷら。

みな、絶賛してたの納得でした。

出来立てを舟で楽しめる。これはなかなかの贅沢ですね。

そして、今回は超弩級のすごいのが登場しました。

ワインです。

ラベルに書かれた年号は1967!

なんと40年もの。

ぜったいに渋い味だろうなと思ってたら、、、あり得ない!

なんと甘いのです。

くいくい飲めちゃってやばいやばい。

舟は動きを止めていたものの、むしろこの停泊してる際の緩い揺れのほうが酔うんですよね。

でも、そういう認識があったおかげで悪酔いしないように注意しつつ飲むことが出来ました。って、ビール、日本酒、焼酎、ワインとめちゃめちゃに飲んでるんだからだめだめですね~。

この後、カラオケ大会になりました。
あおひーも一曲歌ったのですが、後で自分のデジカメの写真をチェックしてたらいつの間にか撮られてました

酔ってて、ぜんぜん気付きませんでした。


お疲れ様でした~。

屋形船での2時間半はあっという間でした。

でも、ここでは終わらないのです。

結局、この後タクシーを連ねて経堂へ戻り、季織亭で2次会を行いました。

終了したのは夜中の1時。

みんな最高にはじけてました。

今年最速の忘年会を満喫することが出来ました。

来年も是非、参加したいものですね~。
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シャア専用?改札

2007-11-28 23:49:51 | 気になる看板/広告


井の頭線の渋谷駅にて。

インパクトのあるピンクの改札。

PASMO、Suica専用改札となっていますが、どう見てもシャア専用ですよ。

泣けるのがこのピンクの部分が手作りっぽいところ。

私鉄としてはやっぱり、PASMOのカラーってことでこの色にしたんでしょうが、なんか浮きますよね。
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かもめさん

2007-11-27 22:47:36 | 日々のこと


今日は屋形船でしこたま飲んできました。

船が桟橋を出てしばらくすると、かもめが寄ってきました。

こんな近くで遭遇するなんて、びっくり。

思わずデジカメで撮りました。

さあ、これからまた2次会で飲んできま~す。
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ちびっ個展 drawing by sawa(calcutta cafe@阿佐ヶ谷)

2007-11-26 22:57:45 | アート系


ようやく行ってこれた、「ちびっ個展」。

以前からブログを拝見しててすごく好きなイラストを描いてるsawaさんの個展なのです。

見ててほっとする感じがいいんですよね。万人が見て、ニコニコ出来る子供や動物のイラストです。

会場は阿佐ヶ谷にあるcalcutta cafe。

フレーズがいいんですよね。

多分日本に一つ、インド風カフェ

なるほど~。

これだったらお腹空かせてきて、カレーが食べたかったなあ。

店内に入ると、壁の上のほうに10点近いイラストが展示されていました。

こんなかわいいイラストなのです。(これはポストカード)


ほっこりしますね。

わたしが気に入ったのは一番大きいサイズの動物さんのイラスト。

あの中だとワニさんとキリンさんが好きですね。

でも、残念ながらポストカードにはなってませんでした。

あと、個展にはなかった作品ですが、ポストカードで購入したこちらのイラストもいいんですよね。


このお店とのコラボでこんなポストカードもありました。


なるほど、インドだけに白いぞうさんは納得です。

チャイを久々に飲もうかと思ったのですが、もっと気になるメニューを発見!

ホットレモンジンジャー。


これ、最初はレモンとジンジャーがほどよい加減なんですが、飲み進むに従ってどんどんジンジャーが強烈になってくるという飲み物でした。

これで風邪予防になりそうなくらい。

機会があればまた訪れてみたいお店ですね。


sawaさんのページ:happydrowing-sawa
http://drowersawa.exblog.jp/

calcutta cafe
www.calcutta-cafe.com
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Chim↑Pom展 サンキューセレブプロジェクト アイムボカン(無人島プロダクション)

2007-11-25 11:05:09 | アート系

なかなか都合がつけず、ようやく行ってこれました高円寺。

目指すは無人島プロダクション。

待望のChim↑Pomの展示です。

今回は前情報でいろいろ知ってたので、そう驚かないだろうと踏んでたのですが、やられました。

やはり、彼らはとんでもないひとたちです。

セレブ。庶民ならちょっとは憧れる世界。

Chim↑Pomのエリイ(ポストカード↑中央の金髪のギャル)の憧れのセレブのイメージはダイアナが地雷撤廃を訴えるために現地に趣く姿だったとのこと。

その憧れを実現するのに、カンボジアに行って地雷でふっとばすアートを実行に移してる。

セレブというのはお金持ってるからいろいろな活動が出来るというのに、彼らはお金もないのにいきなり現地に飛んでしまう。

地雷で爆発させた、エリイの私物の数々。

ヴィトンのバッグ、ipod、プリクラなど。

地雷で爆発させた作品にお目にかかる機会って今後きっと皆無に近いと思います。

見たことのない形で劣化し、ぼろぼろに朽ち果てたバッグには一瞬でそうなったとは思えない迫力があります。

会場にはモニターが設置され、現地での爆破風景が流れその度に「どーん!」と響く地雷に音には戦慄を覚えます。

ところが、現地のひとと戯れたり、爆破する前の仕込みの雰囲気とかの映像は楽しそうなんですよね。

なんでしょう、このギャップ。

片手を地雷でふっとばれた現地のひととも仲良く楽しそうにしてる様子が映し出されるのです。

こんな映像はテレビで見ることは出来ないでしょうね。

作品で圧巻だったのは、エリイの石膏像を地雷爆破で吹き飛ばしたもの。

てっきり、似せて作ったものかと思いましたがメイキングの映像を見てみたら、なんと現地で本人の型を採って、パーツ毎に作成したものを組み上げたものだったのです。

像の台座には黒く「寄贈」なんて書いておふざけムード満点でしたが、爆破された後の姿の実際は実に生々しくその威力を感じさせるものでした。

片手はふっとび、無くなった足には義足がつけてあります。

木製の仏像が経年変化で何百年も経ったことで初めて獲得出来るであろう存在の重さみたいなのが、一瞬の爆破にさらされた像にも感じられるという妙な感覚。

サンキューセレブプロジェクトは単に作品を公開するだけではなく、会期終了後の12/15に開催されるオークションで販売されその収益の彼らの取り分全てをカンボジアに寄付することで完結するのです。

一見、軽くておバカなノリでやってしまってますが、一歩間違うと自分の命さえ危うくなるところに行ってるわけです。

やっぱり、彼らはただ者ではないですね。

メイキング映像の副音声でたくさん笑わせてもらって会場を出た後、ずっと頭の中でいろんなことを考えました。

言葉に出来ない感覚がずーっと響いてました。

今回、小さな展示ですが、なんとカタログがありました。

チャリティーオークションカタログということで作成したようです。1000円でした。

ここでしか見られない衝撃をその目で確かめてください。12/8まで。

無人島プロダクション
木ー土 11am-7pm(※月ー水は事前に連絡が必要)
166-0003東京都杉並区高円寺南3-58-15平間ビル3F
tel03-3313-2170
http://www.mujin-to.com


<関連記事>
Chim↑Pom「オーマイゴッド」展(無人島プロダクション)
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さかざきちはる ランドマーク クリスマス展2007(有隣堂ランドマークプラザ店)

2007-11-24 19:22:42 | Suicaなペンギンくん


さかざきちはる ランドマーク クリスマス展に行ってきました。

これまでは横浜駅直結のルミネの有隣堂で開催されていたましたが、今回から会場がランドマークプラザ店になりました。

今回、そういった流れだからでしょうか?

先着55名にペンギンプチスタンプが配られました。
整理券と同時に配布してくれました。

透明のペッケージの中にはペンギンくんの顔の入った白い袋、そしてポストカードが入っています。

白い袋の中に入っててスタンプはちっちゃーかったです。やっぱりスイカなんでみどりのインクでスタンプしてみました。いろいろと活用出来そうです。



プリントは今回、この「ペンギンと雪だるま」の1種類のみ。

まあ、前回があり得ないくらい絵柄が多かったので今回は控えたのでしょうか。

季節ものはやはり架け替えて使うのが良さそうです。

さて、グッズはかなり充実していました。ついつい買物かごに入れてしまいます。

顔が楽しいペンギンセロテープ。

これを貼るとなんでもペンギンくんグッズになってしまう優れもの。かわいすぎます。

そして、更に想定外のグッズが!
なんと、あのちびすけのグッズが登場です。

ペンギンくんのは既に持ってるので並べて飾る予定。

そして長袖Tシャツ。やはり、メンズのサイズがあるとうれしいですね。

渋めでなかなかよいし、長袖のTシャツはこれからの季節、重宝しそうです。

あと、驚いたのは「ペンギンはがき2」。

いつの間に!って感じです。

これは限定ではなく普通に書店に流れてる類いの商品です。でも、見つけたらやっぱり即買ってしまいます。

ペンギンバンダナは世界のペンギンの絵柄です。

右のは小皿。プリントと同じデザイン。しょうゆ皿くらいの大きさ。

こちらのポストカードはチャリティーのです。

左はクリスマスなペンギンくん。右のはコロボックルさんとさかざきさんのコラボのです。

アップにしてるのは色えんぴつ。といってもひとつの芯にいろんな色が入ってるもの。こういうシンプルデザイン、すごく好き。

質感がかなり気に入りました、マウスパット。さて、使うかどうかが悩みどころですね。

とまあ、今回もお財布の紐が緩みっぱなしでした。
ペンギンくんの居る生活、プライスレスってことで
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東京コンテポラリアートフェアー

2007-11-23 23:06:05 | アート系
東京コンテポラリーアートフェアに行ってきました。

このチラシにあるとおり、購入可能な作品が展示されるアートフェアです。

期間は11/23~25の3日間。

明日、あさってもいろいろと予定を組んでるので今日行くことにしました。

11時スタート。ちょいすぎに入場してみたら、会場である東京美術倶楽部の入ってるビルの1Fのロビーにひとだかかり。

まだ、オープンしていないという。

しばらくして10分押しで開場しました。

エレベーターで4Fへ。

まず、見たかったのは西村画廊。

会場図を確認し、急ぎ足で向かいました。

町田久美さんの作品が出品されるとのことで気になってたのです。

ひょっとして手の届く価格だったりなんて淡い期待をいだきつつ。

しかし、二重に打ち砕かれました。

小さいサイズの作品が2点、受付の上にありましたが既に赤丸がついてて売却済み。

この時間についてるってのはきっと事前に決まっちゃってたんでしょうかね。

小さなサイズでも価格は20万以上しててなかなか厳しいなあと思いました。

まあ、購入はその絵と価格が合致してなおかつ自分の欲しいと思うものでないとなかなかありえませんね。高い買物ですから。

いろいろなギャラリーが集まる機会ってそんなにないだろうし、いろいろと回ってみました。

GALLERY IDFには深堀隆介さんの金魚がありました。

お酒を入れる桝の中に閉じ込められた金魚は1万円代からとリーズナブルな価格でした。ちょっと迷ったものの、購入には至らず。

やはり涼しげでいいですね、金魚は。

他に気になったところはギャラリー玉英。

渡部満さんの作品。

以前に「ぴあ」のPFFでのビジュアルに使用されていたのが印象的でした。

幼稚園?小学校低学年くらいの女児が描かれてるのですが、バックには燕子花と若冲ちっくなわんこ。

そして女児の肩から下がるバッグにはキティちゃん。

そして全体のトーンは西洋画な感じ。

なんとも異なる要素がばらばらにならず一枚に統合されてるところが技ありです。

他に気付いた点としては中国の作家さんの作品が意外にも多いなと思いました。

アメリカでは中国アートへの投資が盛んらしいのでそういう流れなんでしょうね。

でも、あんまりいいなとは思いませんでした。

ひととおり回ってみてなんとなくギャラリー毎の色は感じ取ることが出来ました。

気になったところはチェックして、個別に訪れてみようと思います。

ああ、宝くじ当たんないかな~。そうしたら、いいなと思ってすぐに買えるんですけどねえ。

以上、庶民の願望でした。
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ピピロッティ リスト:からから(原美術館)

2007-11-22 23:08:44 | アート系


「ピピロッティ リスト:からから」を見に原美術館に行ってきました。

品川の駅を出ると異様な数のひと、ひと、ひと。

うむ?何やら某新聞社の赤い旗を配ってる。

あちゃあ~、何と東京国際女子マラソンとかいうのですよ、これは。

問題は信号です。規制をかけてて渡れない。

仕方なく歩道橋に向かったのですが、何せ人がいっぱいでめちゃめちゃ時間がかかりました。

そんな予期せぬトラップを乗り越え、なんとか原美術館に辿り着きました。

ピピロッティ リストはスイスのチューリッヒの映像作家です。

なんでも今回の「からから」というタイトルはピピロッティ自らが、日本語の「からから」からつけたそう。

去年、同じ原美術館で開催された束芋の個展のタイトルは「ヨロヨロン」。

ちょっと似てるなという感じはしたのですが、あくまで別のもんですね。

さて、会場を入ってすぐの部屋では「星空の下で」なる作品が流れていました。

これは飽きないで見てることが出来ました。

くるくると回るカメラ、人物の口など体の一部にズームインしてくと光の粒子が溢れる映像が展開されるのです。

どことなく、手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。

ミクロな細胞のうごめきが、宇宙の銀河のそれに等しいみたいな。

とにかく見ててふわふわしてきちゃう。

で、ラストが圧巻です。

水に浮かびくるくると回転する全裸の女性。股間から赤い液体が流れ出し、生命の予感を感じさせて終わるのです。

すごく神々しく、美しいのです。

この作品、階段の途中から入った小部屋からだと見下ろして鑑賞出来て、そうするとまた違った印象で見ることが出来ます。

束芋「ヨロヨロン」でも同様の使い方で上から見られてよかったです。

さて、このチラシの「あなたに大賛成」。


これはものすごく謎な作品でした。

スーパーや自宅での女性の姿を映してるのですが、彼女の背後に全裸の男女が交互に登場するのです。

これは彼女の妄想?願望?

見ててなぞが解けるかと思いきや、ますます深まるばかり。

後で夢に見そうな妙な印象が残りました。


「エヴァー イズ オーヴァー オール」

にこにこした女性が花を携えて街中を歩いてく。右の画面にはその花のアップになった映像が流れています。

やがて彼女は駐車してある車の窓ガラスを持った花(花+茎)でぶち壊してくのです。

しかも、写真にあるように警官とにこやかに挨拶をかわし、それでも窓ガラスをぶち壊してく。

なんでしょうね、この状態は。

どんどん確かなものがゆらいでく感じです。

あと楽しかったのは「膝ランプ」。

1Fの一番奥の窓ガラスから光がふりそそぐ部屋にその展示はありました。

ランプの横にイスがあり、座った鑑賞者の膝に映像が投影されるもの。

並んで実際に自分の膝の上で映像を見てきました。

気になったには映像がどこから映されているかということ。

確認してみたら、至極かんたんでランプシェードの内側にプロジェクターが仕込んでありました。でも、見た感じそう思わせないところが立派です。

ちょうどこの日は白いトートバッグだったのでそこに映像を映してみました。

みどりの中をマクロで這ってく映像。

なんだか虫になったみたい。でも、映像は膝の上に投影されてるので客観性は残したままなのです。

あと、見逃してしまいそうな展示が一点残ってました。

説明書きを見て、ふと気付きました。

その作品は展示室には存在しないのです。

場所はなんと1Fの身障者用トイレ。

ショップを通り抜けた奥にそのトイレはあります。

タイトルは「隠れたサーキット」。

なんとトイレの便器の中にカメラを仕込み、用を足す様子をモニターで見られるというもの。

ドアの横には盗撮していない旨とけっこうショッキングですよという断りがありました。

ううむ、実際に用を足してみましたが、これは見たことのない画でした。

たぶん、2度と見ることのない光景だと思います。

やはり、原美術館の展示って独特だなあと思いました。

来年2/11まで。
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試作!味噌ラーメン(季織亭@経堂)

2007-11-21 23:09:26 | お気に入りの店(季織亭@経堂)

ちょっとばたばたしてて、久しぶりに行けた季織亭2。

なんでも、試作で味噌ラーメンを作ってみたとのこと。

これは頼んでみるしかありません。

季織亭に通って、早4年半。

醤油と塩、それに冷やし麺やらつけ麺、あげくは軍鶏、雉、ベジョータと多彩な味を堪能させてもらいました。

しかし、味噌というのはありそうでなかったのです。

以前にマスターから試作はやっていると話だけ聞いてたので、いったい何時になったら食べることが出来るんだろうと気にしてたのです。

ついに、そのタイミングが巡ってきました。

出て来たのはやはり味噌って感じのオレンジのスープ。

さて、そのお味はというと。。。

おお!意外や意外、辛い。

というのもこの辛さは香辣油(ファンラー油)です。
(関連記事:香辣油つけ麺(季織亭@経堂)

なるほど、こういう使い方もありですね~。

麺を食べてくとだんだん、味噌の味が強く出て来ます。

そして、季織亭のラーメンでこういうの初めてだなと思ったのがこれ。

なんと中にはボイルしたキャベツが。

味噌の味にうまくハマってくれました。

味噌は赤みそと白みそをブレンドして使っているとのこと。

これに香辣油が合わさることでこの味がでるんですなあ。

やはり、季織亭は研究に余念がありません。

あと、今日は新たな展開について情報を聞くことが出来ました。

なんでも、予約で「小麦そば懐石」を始めるそうです。

予約は4名~6名くらい。気になるお値段はなんと2,990円!(お酒は別ですよ)

懐石ですので量は少ないですが、いろいろな味を楽しめるのがよいところ。

麺だけでも、全粒粉小麦粉つけ麺、オーガニック小麦粉つけ麺、吟醸麺が食べられます。その他にはオーガニックの温野菜やベジョータのチャーシュー、合鴨胸肉ソテーなどクオリティの高い食材を使ったメニューばかり。

これは是非とも予約して食べてこようと思っています。

やっぱり、期待を裏切らないお店です。

あおひーミシュランでは☆3つ!!
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「みんなSuicaで。キャンペーン」始まりました!

2007-11-20 22:45:16 | Suicaなペンギンくん


エコバックで不意打ちキャンペーンから間もないまま、新しいキャンペーンがスタートです。

その名も「みんなSuicaで。キャンペーン」。

今回のキャンペーンはこれまでのとちょいと違います。

これまでのキャンペーンはシールをもらってスクラッチした番号をケータイで登録、もしくは店頭でSuicaでいくら以上の買物をして先着でいうパターンでした。

しかし、これまでとぜんぜん違います。

シールはありません。あのシールかわいくて好きだったので貰えないのはちと残念。

ケータイでアクセスして登録するところまでは一緒。

でも、今回はなんとSuicaの裏に書かれてる番号を登録するのです。

今回の応募条件は週に3回以上Suicaで100円以上のお買い物をするというもの。

つまり、どこで買物していくら使ったというデータが流れて集計されるというものなのです。

ひょえ~。すごい時代になったものです。

わたしがあのコンビニでおにぎりとジュースを買って260円払ったのでこのキャンペーンの対象になるっていうことが分かってるんですよね、ネットワークを通じて。

さて、今回当たると貰えるのはこちら。


週変わりで400名にペンギンくん入りのフリースとマフラーのセットをプレゼント。

色は、ベージュ、オレンジ、ピンク、ブルー。ラスト1週+3日だけ変則で800名にプレゼントとのこと。

うーん、微妙な色です。

グリーンがあれば言うことないんですけどね~。

あと、モバイルSuicaだとWチャンスでペンギンブックカバーをプレゼント。色はフリースと同じですね。こちらは毎週500名に当たります。

このペンギンくんのマークがいいですね~。


さて、今回登録をした際にアンケートに答えて、ケータイの待受け画像をゲットしました。

最近のキャンペーンは絵柄がひとつでちょっと寂しいです。

季節ものですね~。


やっぱりかわいくてにんまりしちゃう。

「みんなSuicaで。キャンペーン」は12/20まで。

さあ、Suicaで買物だ!
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デザインフェスタに行ってきた!

2007-11-19 23:08:11 | アート系


これだけいろんな美術館やらイベントに出かけてるのに今まで訪れたことのなかったデザインフェスタ。

今回、初めて行ってきました。

やはりお祭りの空気って好きですね。文化祭の時のあのわくわくが蘇ってきます。

さて、今回はお目当てのブースがあったのです↓

ステイニーに出会ってからはまってしまったKAIJINさんのフィギュアたち。

今回、ハンドメイドのフィギュアを30体限定で発売するとのことで朝一に行ってきたのです。

とはいえ、土曜が初日。行ったのは2日目の日曜日。

売切れたらどうしよう。。。

そんな不安な気持ちで訪れてみたら、ありました!


いぬのラックスくん。

大きさは思ってたよりずっと小さくて高さは10センチもない。

ビニールをとるとこんな感じ。


このシンプルで無駄がないんだけど、KAIJINさんの個性がばりばり出ています。

坊主あたまの子供みたいなシルエット。

みみを四角にしていたり、目と口の位置が顔のかなり下なんだけどもしっくりくる感じはやはりすごい処理だなあと思うんですよ。

くちの笑ったラインが短か過ぎるんじゃない?って思うくらいだけど最小限で過不足なく表現がなされてる。

9000円は高いかなと思ったけど、この造形とデザインには正当な対価だと納得です。

次はこんなのを出すようです。かわいいのとはまた違うんだけどたぶん、買っちゃいますね~。

発売元のブースで実物も見てきたがなかなかか面白い感じです。

さて、朝一で目的を済ませた後はのんびりと面白そうなものを探しに散策です。

ところがなかなかツボにハマるものに出会えない。

どうしても、他の既に世の中に出てるものの亜流に見えたり、誰かさん風って感じをかぎとるとそこでもう萎えてしまうのです。

でも、そんな中で素敵な絵画に出会うことが出来ました。

つやのある赤が印象的な汲田幸世さんの作品。


これ、インクジェット出力なんですが、なかなかオリジナルの質感を出せてていいなと思いました。

あまり他の絵画で見たことのない感じ。

こういう作品に出会えるとここに来てよかったなあと思います。

さて、今回もうひとりいいなと思った作家さんに出会いました。

歩いててふと目に入った作品が地味目なんですが、何か分からないけれどひっかかる感じがして足を止めました。

なんでもない日常の景色。

静物をこういう色と配置でしかも、無限のカラーで描くのってむつかしい。

こういうトーンのって色紙はるとそれっぽくなりそうだけど、ちゃんと絵の具で盛り上がってて色見があるのってのがいいのです。

この左のが凄く気に入りました。描いたのは勝島美耶さんという若い方で、こうやって作品を展示するのは初めてだそう。

これからがすごく楽しみです。

ちなみにご本人もこの左の作品が一番好きだそう。この色彩と切取り方、センスいいです。実物の色味はもうちょっと濃いです。

会場が大きかったので全部回ることは出来ませんでしたが、ざっとまわっただけでもなかなか素敵な作品に出会うことが出来ました。
こういうチョイスで自分の嗜好性がすごくはっきりとするもんですね~
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2008年版の手帳もかわいい犬で決まり!

2007-11-18 18:15:03 | アート系
ということでやっぱり、来年の手帳もこういうことになりました。
(去年の手帳はこちら:かわいい犬の手帳のこだわり



先日、掲載した奈良美智のグリーティングカード「勉強中」を手帳の表紙に貼付けました。

去年一昨年はポストカードをビニールの袋に入れてさらに手帳のカバーに内側に入れるようにしていました。

でも、これだと固定されていないのでずれるのと、ビニールにほこりがついてくるのです。

もう今度のは割り切りました。

グリーティングカードの開く部分からカットして、裏に両面テープをつけて貼付けました。

手帳はたぶんここ3~4年連続で使用してるエヌ・プランニングのもの。

型番も去年と全く同じのでした。

やはりこの透明カバーがあってというのが決め手ですね。

今年の手帳は裏に蜷川実花さんの金魚ステッカーを貼ってたのですが、今度の手帳はどうしようか思案中。

なんかいいのがあったらまた、くっつけてカスタマイズしちゃおうと思ってます。
犬年とか関係なくここ3年はかわいい犬ってことで
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ひとりになりたい

2007-11-17 23:17:08 | 日々のこと
今日は土曜日だというのにお仕事でした。

先ほどようやく終了。

そもそも早くて15時終了、遅いと終電というアバウトな予定。

少しでも時間で終わったら森美術館にでも行けるなあと思ってたら、それも絶対に無理って時間。

少しでも早く仕事を終わらようと必死でしたた。

その間、思ってたのがどこかに行きたいとかよりも、早くひとりになりたいなと。

ひとに合わせるのはやはり疲れます。自分と同じ趣味のひとや気心の知れたひととお酒飲むのは楽しくて仕方ないのですけどね。

いま、ひとり電車のなかでこうしてケータイでブログを書いてのが作業としてはあせってやってるものの、気分としてはすごく解放されてるのを感じます。

出来れば、土日は働きたくないもんですね。

さあ、明日はまた思いっきり好きなことをしようっと。
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夜の光

2007-11-16 23:04:02 | 日々のこと


夜の写真だけど、光が溢れてる。

真っ暗な闇も捨て難いのだけれども、人が集う明るい夜の街はいいものです。

モノクロでズームいっぱいに寄ってみた。

いい感じに輪郭がブレてキレイ。

さあ、今夜も街へ繰り出そうか。
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