あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

フィルムのカメラを手放した

2007-05-31 21:41:29 | 日々のこと
いま何かと話題になってしまってるペンタックスのカメラ。

デジカメがメインで、たまにフィルムで撮るのがロモとあっては出番がない。

フィルムの一眼レフは中学生の時に初めて買ったペンタックスMXがあるのでこれ一台で充分。そう考えるとこのSFXnは要らないことになってしまう。。。

このカメラを入手したのは6~7年前のこと。

当時はまだデジカメが使いものにはならない時代。まだまだカメラといえばフィルムだったのです。

友人の結婚式で写真を撮ってあげたいなと思って中古で購入。委託品でたしか1万円ちょっとだったと思います。

このカメラだとオートフォーカスだし、ストロボを内蔵してるのですごく楽に撮れるのです。

前述したマイファースト一眼レフのMXはマニュアルオンリーなのでもっと気合いを入れて身構えて撮る感じになってしまう。

やはり余計な操作をするよりも出来るだけ、キレイに撮ってあげることに集中したいじゃないですか。

その後もこのSFXnで友人が結婚する度に頼まれないのに撮影して、2次会にはプリント済みの状態で渡したものです。

でも、ここ最近はまわりで結婚する友人がいない。(まあ、自分も含めてなんですけどね。)

となると必然的に出番はなくなってしまうもの。使わないものは誰かに渡ればきっと使ってもらえるだろう。

ま、その他にもちょいと目論みがあって先日、手放しました。(そのあたりは後で書きますが)

おつかれさま。ありがとうって気持ちでいっぱいです。おかげでいろんな人に喜んでもらえたのだからね。

またその大きな目で誰かの物語の瞬間を捕らえてください。
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Suicaなペンギンくんのバンダナ&ぬいぐるみストラップ<新商品>

2007-05-30 20:35:11 | Suicaなペンギンくん
キヨスクのホームページでチェックしてたSuicaなペンギンくんの新商品。

昨日5/29から店頭にお目見えです。

冒頭の写真はキヨスクの店先です。

左の丸いのがSuicaパスケース。伸縮リールがついてるとのこと。

右奥のがSuicaコスメポーチ。この2点は見送って、別のグッズ2点を買いました。

まずはSuicaバンダナ。

このデザインは駅でよく見かけるので馴染みがあります。

値段は500円。

もちろん、バンダナで使用してもいいのですが、単にこのままのれんみたく吊るしてもいいのではないかと思います。

最近のグッズはSuica's Penguinとなってますね。

ちなみにわたしはSuicaなペンギンくんと表記してますが、これは勝手にわたしがそう書いてしまってるだけです。

こちらはSuicaぬいぐるみストラップ。680円。冒頭の写真の右手前にたくさん並んでたのがこれなのです。

これまでもストラップ関連の商品はありましたがいまひとつ欲しいなという感じではなかったのです。

でもこれはやっぱり欲しくなってしまいますね。

左のみどりの丸いのはクリーナー。

これで画面をおそーじ出来ますね。

買った時にはビニールにくるまれてたので気付きませんでした。

ペンギンくんの顔を正面からみると。。。。

クチバシが歪んでる~。

みなさん、買う時には顔を選ぶのがポイントかもしれません。

まあ、このサイズと値段ですのでこれはこれで愛嬌があっていいのですが。
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ついに!

2007-05-29 22:32:13 | 日々のこと
ついにやってきました、この時が!

出向がようやく終わりそうです。

ひとまず、常駐という状態は解除されて、必要のある時だけ客先に出向く感じになるようです。

しばらくはいままで通り深夜までの業務なのがネックです。

でも、こうやって先が見えてくると、もうちょっとの我慢・辛抱も耐えられそうです。

ああ、早く平日に飲めるようになりたい!
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アートで候。会田誠 山口晃展(上野の森美術館)

2007-05-28 22:30:27 | アート系
「アートで候。会田誠 山口晃展」に行ってきました。

まさかこの2人の作品を上野の森美術館で見ることが出来るようになるとは驚きです。

アートの片隅でというサイトでチケットを頂きました。今回は頂いたチケットで鑑賞してきました。
フリーダさん、ありがとうございました。

日曜日の2時半ごろだったのでどの程度混雑してるのか読めなかったのですが、大丈夫でした。落ち着いてゆっくりと鑑賞することが出来ました。

まずは会田誠の作品から。

会場に入るなり目に入ってくるのは「無題(通称:まんが屏風)」なる作品。

屏風にマンガを貼付けてるだけなのですが、すごいインパクトです。

思いついてちゃんと作品にしちゃうのが偉いなあ。会田さんはとにかくありとあらゆる手法で攻めてくる。

絵画をきちんと描いてて、それで充分なクオリティなんですけどね。でも、きっとやりたい!という衝動を貫きたいのだと思います。

女装してヌードになってくセルフポートレイト。。。

次に何をやるのかぜんぜん読めない。ほんと、敵わないです。

さて、廊下を抜けると視界の開けた先には強烈な作品群が広がってました。

すごく濃密な空間でした。


あぜ道
女子校生の後ろ姿。

構図の面白さが取りあげられてしまう作品ですが、実物はかなり印象が異なりました。

首すじなのであからさまな露出はないのですが、すごくいやらしく見えるのです。

同じ展示室には後述するような女性の裸体を描いた作品があるのにそう感じてしまう。

なんでしょうね、この感覚は?

後ろ髪を分けた肌色の地肌とその先に続く道は。草をかき分けて力づくで突き通して出来た道。。。



大山椒魚


会田さんお得意の少女の裸体。いやらしさよりも美しさが勝ってる感じ。すっとした表情がたぶんそう感じさせるのです。

大山椒魚のグロテスクな姿とのギャップを一枚の画面にまとめてるのに破綻がありません。というよりも、あの山椒魚が男性器に見えてしまうことで成り立っているようにも思います。きっと確信犯でしょうね。

この少女の白い肌。影のつけてあるところがどことなく藤田嗣治の墨を使ったのを想起しました。

やはり意識してたんでしょうか。

でも銀地の白い扇のバックで少女と山椒魚というのは他の誰にも出来ないでしょうね。

大判のポストカードもとても見栄えがよかったです。


ジューサーミキサー
善悪を遥かに越えてしまっています。

実物を見るまでは悪趣味なだけの作品なんではないかという懸念があったのです。

ところが、そんな考えは微塵もなくなりました。

無数の女性がいっぱいに詰められたミキサー。

下のほうは手や足がちぎれ、血にまみれています。

この作品の向かう方向は血の中から産まれる生なのでしょうか?

それとも、血の海に消えていく死なのでしょうか。

しばらくみじろぎせずにじっと見ていました。とんでもない作品です。



紐育空爆之図(戦争画RETURNS)


「にゅうようくくうばくのず」と読みます。

八の字を描いて、ニューヨークに爆撃をするゼロ戦。

閉じた円環の時間を飛ぶことで戦時中とゼロ戦が現代のNYと繋がっている。

よく見ると国連の青に白の旗が細かく描かれてて、決して遊びではないことが分かります。

他にもいろいろとありましたが、これらの絵画作品が一番満足度が高かったなと思います。



さて、ここからようやく、山口晃の作品になります

四天王立像「廣目天」
ミヅマアートでの個展では制作途中でしたが今回完成した四天王。

その中でもこの「廣目天」に惹かれます。

衣の裾が波になっていながら助盾ェ立ち上がっています。

対極になるはずの水と火を統べる姿は神性を感じさせます。

この四天王に囲まれるようにしてラグランジュポイントがありました。

ミズマアートで度肝を抜かれたあの作品が上野の森に登場です。

ちゃんとひとりずつ入るように書かれていました。

黒い幕の向こうは通路になってて2~3人並んでいます。

そして、白い幕の向こうに武人のパノラマが!これは実物見ないと伝わらないですね。おそらく。


東京圖 広尾 六本木


会田さんの作品は普通に離れた距離で鑑賞していたのですが、山口さんの作品になると細かい描き込みが多いのでみんなはりつくようにして見てたのが印象に残りました。

山口さんの描く街の絵はこういう金の雲と現実の建物にはないメカのついた造りだったりがひとつところに統一されているのです。

この小さなパノラマは誰が見ても楽しいですよね。

さて、1Fをひととおり見終わると2Fにはまた何か別の展示?


と思ったら、山愚痴屋澱エンナーレ2007なるタイトルで展示が続いてました。

でも、ツボにはまったのは山口さんの作品ではなく、会田さんの映像作品をザッピングしたもの。

くだらなくてよかったです。やっぱり、ビンラディンを名乗る男は笑えます。

6/19まで。
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macがサクサク動いて快適!

2007-05-27 19:28:33 | ブログのこと
もうこういうもんだと思って我慢していたmacの作業スピード。

画像を選択して切り替えるだけでやたらと時間がかかってたのです。

先日、ともだちがわたしがブログを編集してる様子を見て一言。

「マシン、遅いんじゃない?」

あー、やっぱそうなのか~。

いやね、そうではないかと思ってたのですが、こういうもんだよなあと思って我慢していたのですよ。

ですが、改善して快適に使えるのであればそれに越したことはありません。

ということで、mac miniを携えて、秋葉原の某お店まで。。。。

発売当初は高い値段がしてたメモリーもずいぶんと安くなっています。

現在、512MBのメモリーを1GBに交換してもらいました。

昔だったら多少、手間取っても自分で交換したのでしょうが、さすがに分解してメモリを効果するのも面倒なのでお店にやって貰いました。

1GBメモリーが1万円弱、交換作業費が3000円。

まあ、この金額なら納得です。

昼前に預けて、夕方に受取ってきました。

自宅に戻り、もとあったところに設置してみました。

電源をON。

ブラウザと写真管理ソフトiphotoを立ち上げ、さらにメーラーともうひとつ別のブラウザも立ち上げてみました。

さあて、どうだろう?

これまでだと写真を切り換えるだけで時間がかかってたのですが、動きが総じて快適です!

こんなに違うもんなんだ~。
これで気持ちよく効率的にブログが更新出来ます

つか、なんで今まで遅いスピードで我慢出来てたのか謎です。
仕事でお客さんのパソコンだと環境をすごく気にするのに、自分のマシンとなると無頓着だったということですね
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Suicaポイントの広告~他にもペンギンくんの広告が!

2007-05-26 18:26:58 | Suicaなペンギンくん
ついに6月からスタートするSuicaポイント。

オレンジの「P」マークのペンギンくんが目印です。

このサービス調べてみたのですが、モバイルSuicaかviewSuicaカードでないとそもそも申し込みが出来ないようです。(あと、7/1からviewの提携カードも開始)

世の中のポイントカードってクレジットカード加入の必要のないものが多いのでまた、ちょっと抵抗がありますね。。。

でも、ケータイを換えてモバイルSuicaが使える状況になったら加入するかもしれません。

さて、気になるのは特典です。

期間中にSuicaポイントクラブに加入すると抽選で1000名に2000ポイントが当たるとのこと。

さらにペンギンオリジナル待受け画像をプレゼント!となっています。

どんな画像なんでしょう、気になりますね~。

しかし、この循環してる矢印マーク。リサイクルっぽいのです。


今のところはペンギンくんがアイコンとして使用されるパターンの広告なのであまり面白みがないのですが、そのうちイラストとして楽しめる内容のものが出てくることを期待してたりします。

さて、こちらは久々に実写のペンギンくんです。

  いつもの!Suicaが!
  PASMOのお店でも!


PASMOが販売中止のこの間にどんどんSuicaの宣伝をしちゃおうというJR東日本の戦略は正解です。

ツボにはまったのはペンギンくんが持っているアイス。

「南極アイス」となってます。

色は水色だから、きっとソーダ味でしょう!

PASMOがこういう広告に対抗してロボットくんのポスターとか作ってくれないかなと期待してるのですが、やはり私鉄各社の足並みは揃わないんでしょうかね。。。

今日はペンギンくんが大漁でした。

改札のところのシールの広告。


  オートチャージはビュースイカ。

何気にこの字体がシャレてて好きなのです。

あと、このペンギンくんの目!

下を見てる目線のはあまりなかったと思います。

応募するタイプのSuicaキャンペーンではことごとく外れてるので、次回こそは何か当たって欲しいものです
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古いのと新しいのと~奈良美智ポストカード

2007-05-25 21:59:55 | アート系
ここ最近、ラムフロムに行き過ぎです。

というのも、欲しいなと思ってたものが短いスパンで次々と登場するのです。

まあ、うれしい悲鳴ってやつですね。

先日ここで書いた「Slash with a Knife」改訂版を購入しに行ってきたばかり。

結局、その後に2度訪れてしまいました。

ラムフロムのブログで「Puddle Flowers」の1が入荷したとのこと。
(再入荷の数量が少ないようなので欲しい方はお店に問い合せてみてください)

「Puddle Flowers」とは角川書店から発売になっているポストカードセットです。

1~4まで出てるのですが、1がいつもないのです。

もう入荷しないのでは?と思ってたら、ついに再入荷とのこと。

こういう機会にてに入れておかないとダメだなあと思い、お店に走りましたよ。

3と4は既に持ってたので、今回1と2を購入しました。やはり全部揃うと安心ですね~。

さて、これで一段落と思ってたら今度はラムフロムからメルマガが届きました。

なんと、ついにAtoZのポストカードセットが発売されるとのこと。

忘れもしない昨年の7/29。

AtoZの初日に行ったのですが、まだこの時にはポストカードは売られてなかったんだと思います。

後でポストカードの販売があったと聞いてからは、ラムフロムで発売がないか店員さんに尋ねてたのです。

それがついに発売です!

全部で3種類。まとめて買っちゃいました。


左から1、2、3。

1と2は11枚入で¥1,050。3のみ10枚入で¥997。

特に真ん中のおんなのこの絵が好きです。AtoZで初めて見た作品です。

あの小屋たちの記憶も蘇ってきます。

しばらくは封を開けずに表の一枚だけで楽しもうっと。しばらくしたら、中にどんなのが入ってるかのお楽しみ。

楽しみをじんわりと味わうつもりです。

しかし、こうやって新旧のポストカードを見るにつけ、奈良さんの作品は変化してるんだなあと感じました。

「Puddle Flowers」の発売は1999年。AtoZが開催されたのは去年の2006年。
どちらも大事な宝物です

なお、AtoZポストカードセットは下記のラムフロム・ザ・オンラインストアでも購入出来ます。


lammfromm The Concept Store
ラムフロム・ザ・コンセプトストア
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
Tel.03-5454-0450
on-line store: http://store.lammfromm.jp/


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水の情景 - モネ、大観から現代まで 展(横浜美術館)

2007-05-24 18:58:41 | アート系
前々から行こうと思ってた「水の情景」展に行ってきました。

モネ、大観から現代までいうサブタイトル。でも、モネは国立新美術館の大回顧展でさんざ見てきたので、どこまで満足できるかなという思いもあったのです。

ところが行ってみて大正解!

モネがどうこうでなくって全体的に楽しめる内容でよかったです。自分のツボにはまる作品が多かったように思います。


丸山直文「path3」

目に優しいぼんやりとしたみどり。
その中を縫う、青いライン。はっきりとでも滲んでる。青いのは田んぼの中の畦道に見える。人物がひとり、このラインを駈けていく。
丸山さんの作品はこの他にも2点ありましたが、どれも好みです。この色使いはすごくいいですね。
集中して凝視するんではなく、ぼうっと見ててリラックス出来るのです。


クロード・モネ「睡蓮」1914-17 アサヒビール所蔵

やはり、睡蓮はいいですね。

蓮の花なんて近寄って見るとなんだか分からない。でも、離れてみるとちゃんと蓮に見える。

目に優しいみどりのイメージが強いのですが、その中にひっそりと息づく紫の使い方が秀逸です。


高松次郎「THE PLAN OF THE DIVING BOARD」

海の中に波打った巨大なダイビング用のエリアを水彩で描いた、イメージボードみたいな作品。すみっこに断面図的なものもある。

このシリーズが3点、展示されてたのですが、どれも見てて楽しい内容。波うってるビルとか実現したら楽しいだろうに。

さて、今回、絵画の他にも映像もなかなかよいものを見ることが出来ました。

展示室の外に2つ。専用のボックス型の暗室があるのですが、どちらも素晴らしい内容でした。


高嶺格「水位と体内者」
扇型の水槽に映し出される映像。
オーロラのような光のカーテンのようなものがゆらゆらと映し出される。
よく見るとその光が人体になってて、その水の中をゆらぐのです。
羊水のイメージですね。
見ててかなり気持ちよかったです。ずっと見ていられる作品。


石田尚志「海の壁ー生成する庭」
3つのスクリーンに映し出されるコマ撮りのドローイング。編集が上手く、見てて飽きません。白いホワイトキューブに青く波が描かれてく、幾重にも。そこからの展開が読めませんでした。色彩での表現だけでなく立体を使った空間的な動きも面白い。
たった4ヶ月で作成されたということに驚きました。


あと、映像ではもう一点気になる作品がありました。

ビル・ヴィオラ「リフレクティング・プール」

プールに歩いてくる男。プールのへりで躊躇してる。意を決して、飛び込む。
と、そこで中で体をかがめたまま男は止まってしまう。

そのまま、プールにはプールの外には写っていない景色や人物が映し出されてく。

その間も見てるほうはずっと、飛び込んだ男がどうなったのか気になったまま。こちらの気分も宙づりのまま。

しかし、ある段階でだんだんと男の姿が徐々に消えて背景に溶けてしまうのです。ラスト、何事もなかったかのように男がプールから上がり、森の中に消えていきます。しかも、全裸で。登場した時に着てた服はどこへ行ったんでしょうね。

ビル・ヴィオラの作品のトーンは一貫していますね。どこかへんちくりんな気分にさせてくれます。

と気がつけば、映像関連に惹かれてしまった今回の展示。
かなり、満足度は高かったです

7/1まで。
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bloodthirsty butchers「ギタリストを殺さないで」

2007-05-23 21:13:42 | おんがく
bloodthirsty butchersの新譜「ギタリストを殺さないで」。

先週の水曜の発売日に手に入れて、ipodでヘビーローテーション。

ジャケットは奈良美智さんが描いています。

前作、「banging the drum」をラムフロムでジャケ買いしたのが最初。

ところが昨年の夏、奈良美智+graf「AtoZ」のイベント、A-nightで行こうでbloodthirsty butchersのライブを体験したら、、、かなり好きになってしまったのです。

あの轟音にまみれる気持ち良さ。

次のアルバムが奈良さんジャケであろうが買うことは決めてたのです。(実際のところ、itunesからなので音源だけだけど「birdy」は購入してしまった。)

「ギタリストを殺さないで」
01.yeah#1
02.神経衰弱
03.ギタリストを殺さないで
04.アハハン
05.official bootleg / let's rock
06.ホネオリゾーン
07.ムシズと退屈
08.story
09.理由
10.イッポ

ブッチャーズ、結成20周年だというのになんでこんなにも自由でいきいきとしてるんでしょうか?

以下、楽曲毎の感想です。

01:直球勝負というくらいストレート。聞いてて気分が高揚するんです。それは演奏してる当人たちがそう感じてるに違いありません。
02:季節や年数が出てくるのはやはり節目の年だから?曲の終盤になって登場する田淵さんのハミングが清涼感ありますね。
03:アルバムタイトルの曲なのでどんなふうか気になってたのです。もっと激しい曲かと思ってたので予想外。吉村さん田淵さんのボーカルが絡むのは今回初では?
04:こんな牧歌的なテイストになるとはまたまた予想外。でも、こういうのもアリですね。
05:イントロのギター、艶かし。ブートレグとあるのはこの曲が一番ライブっぽいからでしょうかね。ステージのキラキラ感が出ています。
06:「ななめ右上!」って絶叫する雄叫びが気持ちよし。
07:ギターのリフがハードでかっこいい。吉村さんのボーカルが動パート、田淵さんのボーカルが静パート。このコントラストが効いてますね。
08:叫ばず、がならず、澄んだトーンでただ唄う。個人的には一番好きな曲。
09:曇りの無い青い空のもと、野外で聞きたい曲です。
10:もう20周年だというのに、締めくくりの最後のタイトルが「イッポ」。これからもまんま突っ走ってくっていう決意表明なんですよね。にしても謙虚で誠実な言葉です。

ほんとは購入してすぐに記事にするのがいいのですが、やはりアルバムはちゃんと聞き込んで感想を書きたかったのです。

さて、新作発売の情報を調べてみるといろいろとお店によって特典がつくことが分かりました。

今回は渋谷の岩盤というお店で購入しました。

メインの写真に載ってるのが缶バッヂ。上はジャケのままのデザイン。下は今回設立したレーベル391toneのマーク。

そして、岩盤で予約したもっともおおきな理由はこれ↓


ジャケと同じ奈良美智さんのおんなのこ。B2サイズのでっかいポスターです。

実はこのポスター、アルバムだけでなくライブのチケットも同時購入で先着30名という厳しいハードルがありました。

奈良さんのポスターで大きいのってあまりないのでこれはうれしかったなあ。

ようやくポスターフレームに入れてみました。あとは飾る場所を決めてあげようと思います。
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京都観光

2007-05-22 21:22:35 | 日々のこと
先日の続きです。

相国寺で若冲展を堪能した後、ひとまず京都駅へ戻りました。

荷物を預けるためと、観光MAPをもらうためです。

地図どころかどこに行くのかも決めていませんでした。

ただ、若冲展の障壁画が鹿苑寺(金閣寺)に描かれたものだったということだけで、漠然と金閣寺に行こうと思ってたのです。

ルートを調べてみたらバスで行けることが判明。

相国寺からのほうがぜんぜん近かったものの、夕方お仕事で使用するノートPCの入ったカバンはやはり駅に預けて正解でした。

金閣寺は昔、子供の時に家族で京都に行った際に何故か行った記憶がないのです。

観光バスのルートに入ってなかったからかな?嵐山や太秦に行った記憶は鮮明なのですが。

やはり、いい見栄えです。

池の奥にそびえる金色の建築。出来売れば、消失前のものが見たかったですね。

平泉の金色堂といい、どうしてこうも金ぴかの建物が作られたのでしょう。

話だけ聞いたにせよマルコ・ポーロも黄金の国なんて報告をしちゃうわけです。

金閣寺は見て写真を撮って満足です。

さあ、次はどうしたものか?

観光マップを片手に迷いました。

しばし記憶を頼りに京都で関心のあるのって何だろう。。。で、決定!

以前に「杉本博司:時間の終わり」展で見た三十三間堂の千手観音。そうだ、この実物が見てみたい。

ということでバスで京都駅まで引き返し、終点の一つ前で下車。

そこから歩いて三十三間堂に到着。


とにかく建物が長い!

まずは建物の外をゆっくりと一周してみました。なかなかいい気分です。ふだん、こういった建物の前を歩くことってないですからね。

もとの地点に戻って、クツを脱いで堂内に入りました。

残念ながら、写真撮影はNG。というわけで売店で買ったポストカードから。


数え切れない数の千手観音が目の前に!

ひとが込めた祈りの形がここまでになるというのが驚異でした。ただただ、圧巻です。

生でこの千手観音を見られてよかった~。

他に二十八部衆なる木像もあってこちらも素晴らしい造形でした。

興味のないひとはさっさと歩いて行ってしまうのすが、わたしは噛み締めるようにゆっくりと歩を進めました。

建立当時は極彩色で彩られていたという堂内。その状態に鎮座まします金ぴかの千手観音、1000体。想像しただけでくらくらとしてしまいます。

さて、この日も微妙にお仕事があったので京都駅に戻り、ノートPCでミッション完了。

そして気がつけば乗る予定の新幹線の出発まで30分ありませんでした。

あ、ごはん食べてなかった!

といってもなあ、夕方4時半にちゃんとしたご飯という感じでもない。

ということで、スイーツに決定。

八ッ橋の発祥であるという本家西尾八ッ橋というお店でイートイン。

和風と思いきや、こんなものを頼んでしまいました。


フレンチトーストです。

シナモンパウダーが別で出てきたのがうれしかったなあ~。

さて、その後定刻で新幹線に乗車です。

行き帰りとも窓側でしたが、行きは生憎の曇り。

帰りは晴れてたので期待してたのです。そう、富士山です。

18時40分過ぎだったのですが、まだ明るく富士山が見えました。


やはり、この景色は大好きですね。日本の景色の決定版。

日帰りではありましたが充実した旅行でした。
また、折りを見て行きたいですね、京都
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「Slash with a Knife」改訂版&「HAPPY HOUR展」予告

2007-05-21 19:01:14 | アート系


ラムフロムのブログを見てて気になるものを発見。

それがこの「Slash with a Knife」改訂版。

奈良さんのグッズはかなり手元にあるのだけれど、実は書籍はそんなには持ってないのです。

ドローイングファイルとAtoZのカタログくらい。(ちなみにどっちも奈良さんサイン入り)。あと、そうだ、ムーンライトセレナーデのカタログもあったっけ。

だから、こういう機会に手に入れてしまうのが正解。

改訂版ではなくオリジナル版のほうを本屋さんでチラ見したことはあるのですが、やはりタイトルは伊達でありませんね。

表現とは時にひとを傷つけるものであるのです。と同時に表現者も同時に痛みを伴っているのかもしれない。

奈良さんの描く作品は印刷されて書籍になってもその本質がぶれることはない。

我が家にかざってあるお気に入りのポストカード。この作品も収録されていました。


かわいい。だけでは済まなくって、やはりどこかどよんとした闇がその裏に潜んでいることが分かるのです。

「Slash with a Knife」改訂版は2100円でした。

さて、先日、そのラムフロムからDMが届いてました↓


緑にピンクの文字でHAPPY HOUR。

はて、誰の展覧会だろう?

そう思って裏返してみたのです。あ、わかった!


あの奈良美智さんのファンサイト「HAPPY HOUR」だったのです。

現在、休止中のあのページ。なんと8周年とのことです。

しかも、今回期間限定でページも復活とのこと。

http://happyhour.lammfromm.jp/

今回、6/5から「HAPPY HOUR」の誕生8周年を記念した展覧会が開催されるとのこと。

いまからどんな展示になるのか楽しみです。
奈良さんが来店したりしないかな~と密かに期待してるのです

「HAPPY HOUR展~THANKS ALWAYS」
会期:2007年6月5日(火)~ 8月10日(金)
会場:lammfromm the Concept Store/GALLERY at lammfromm
〒151-0064 
東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
TEL&FAX 03-5454-0450
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若冲展(相国寺承天閣美術館)

2007-05-20 10:41:55 | アート系
昨日書いたとおり、京都の相国寺へ行ってきました。

先週始まったばかりの若冲展。

すでにまわりの美術ブロガーの方が何人も行かれてて、わたしも出来るだけ早く行きたいなと思っておりました。

金曜日、おそらく明日の土曜日に行っても大丈夫だなという目処がたって、新幹線のきっぷを手配。

眠い目をこすりながら、のぞみで京都へ。

相国寺には10時ちょっと前に到着出来ました。

チケット売場で並んでると、女性に声をかけられました。

なんと、一緒に来るはずの予定の方がこれなくなってチケットが余ってるとのこと。

おかげで通常1500円のところを、1000円で譲っていただくことが出来ました。幸先のよいスタートです。

コインロッカーはないのですが、代わりにテントのところがクロークになっているので荷物を預けました。混雑してたので預けたのは正解。

さて、会場に向かっての通路に並んでじりじりと進んでくのですが、なかなか入口が見えてきません。

20分くらいたってようやく中に入ることが出来ました。

会場は2部構成になっていて、まずは障壁画や掛け軸が展示された部屋になります。その後、今回のメイン「釈迦三尊像」と「動植綵絵」33幅となるのです。

さて、朝一に行ったというのにいきなり大混雑です。

最初は正直、身動き出来ませんでした。ひとの流れに合わせてなんとな動くという感じ。

それでも合間をぬって作品に近づいて見ることが出来ました。

「厖児戯帚図」は今回、初公開ということで気になってました。


ほうきとわんこ。ほうきが柔らかそうに描かれているのが意外でした。

しかも、色が薄い群青。

わんこは後ろで、ほうきを掃かれていても後ろをちょいと覗くだけ。

吠えもせず、逃げもせず。

このわんこは絵だけに集中した若冲自身の姿でしょうか。

掛け軸はどれもいいなと思うものばかり。

中でも好きだったのは「エイ図」、「龍図」。(※エイは魚に賁)
もちろん、3匹並んだ鯉もよかったのですが、顔つきはこの2匹に軍配が上がります。

エイって表情のある生き物ではないはずなのに、この目!これでキャラが出来上がってます。目の上あたりのシワが、額に浮き出た青筋のよう。

一方、龍のほうは体を筋目書きで描きたかったばっかりに、顔は白く浮いて見えるのです。

で、さらにこの表情だもんだから、どことなくかわいい。

本来、ここまであたまでっかちだとバランス崩しそうなものをきちんと一枚の作品に仕上げてるところはさすがです。

今回圧巻だったのが障壁画。

「葡萄小禽図」はふすまだけではなく、柱も含めて部屋を再現しています。


もとは鹿苑寺(金閣寺)の大書院にあった部屋に飾られていたものとのこと。

この床の間、このように上のほうまで見えてますが、実際にはしゃがみこまないと上まではみることができません。

いくつもの面に渡って描かれたぶどうのつるの広がりいく様は壮観です。

と、ここまでで第1展示室は終わり。

お腹いっぱい。しかも、今回初めてのが何点も見られて大満足です。

さて、今回のメインである釈迦三尊像と動植綵絵です。

120年ぶりの再会がついに実現しました。

もともとは相国寺にあった釈迦三尊像と動植綵絵。しかし、お寺の改修のための費用を得る為に動植綵絵を皇室に献上。

釈迦三尊像と離ればなれになっていたのです。

相国寺としては気合いも入るわけです。

会場に足を踏み入れるや否や、震えました。

33幅が同じ部屋にある!

この濃密な空間に触れた感覚はどんな言葉でも伝わらないでしょう。

涙を流すような感覚ではないのですが、ほんとに全身が小刻みに震えましたね。

昨年、宮内庁三の丸尚蔵館で5回に渡って、6幅ずつ鑑賞した時でさえこのくらいで充分おなかいっぱいくらいに思ってのです。

で、釈迦三尊像も加えて33幅。

こんなのがお寺にずっと飾られていたわけですよ。残念ながら今回は3週間程度の展示で終わってしまいますが。

今回、発見したのは全幅そろっての展示だと印象が異なって見えました。

昨年、別々に見てた時に正直、マイナスイメージのものもあったのです。

例えば、貝甲図などは以前は死んだようにしか見えなかったのが、今回はそういうイメージはないのです。

33幅の大事な構成要素です。

しかも、どの絵もなんだか今回は再会を喜んでいるかのようで非常に楽しげに見えました。

長い時間見てたのは「群鶏図」「蓮池遊魚図」「老白鳳図」。にしてもどの作品も超絶クオリティーで濃厚でした。

今回はじめて見る釈迦三尊像も圧巻でした。


模写とはいうもののこの画力たるや本物と張り合えるだけのパワーが出てると思います。

残念だったのは会場が混雑しててトラブルになってたこと。

係員にぶち切れしてるひとを何人も見かけました。

せっかく、動物も植物もみんな楽しそうにしてる中で争ってるのはなんだかいやだなあと思いました。

みんな、仲良く!

「動植綵絵」についての個々の感想は以前に書いてるのでよろしければこちらをご覧ください↓

花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第1期(宮内庁三の丸尚蔵館)
花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第2期(宮内庁三の丸尚蔵館)
花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第3期(宮内庁三の丸尚蔵館)
花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第4期(宮内庁三の丸尚蔵館)
花鳥-愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 第5期(宮内庁三の丸尚蔵館)


さて、もろもろ見終わったあとに図録を買ってしまいました。2500円。


重いですが京都から持って帰ってくる価値がありました。

というのも動植綵絵が大きなサイズで掲載されているからです。


昨年の宮内庁三の丸尚蔵館での図録ではここまでの大きさで掲載されてなかったのです。

他にもグッズはポストカード、手ぬぐい、お菓子などなど充実していました。

京都というと東京からは遠いので行くことに躊躇しなくもないのですが、行ってみて本当によかったです!

ぜひ、行ってみてください。


「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」
2007年5月13日(日)~ 6月3日(日)
相国寺承天閣美術館
コメント (8)
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寺へ

2007-05-19 09:57:28 | アート系
ソルジャーブルーに導かれて、あおひーは京都の相国寺に来ています。

テラ違いですがまあ良しってことで。。。

これから若冲展を見てきま~す!

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Suicaなペンギンくんの缶バッヂ勢揃い!

2007-05-18 21:52:18 | Suicaなペンギンくん


ということで、全部揃えてしまいました!!
(参考記事:Suicaなペンギンくんの缶バッヂ

やっぱり、ペンギンくんを見ると冷静ではいられません。

昨日、残りの9種類をGET!したはずだったのです。

ところが、家に帰ってきて並べてみたらだぶってる。。。

おにぎり持ったペンギンくんが2羽。

しまった~。

通常、こういう絵柄がたくさんあるようなノベルティであれば、一覧みたいのが袋に載ってるのがふつうです。

このペンギンくん缶バッヂにはそういった情報は一切なし。

しかも、見てのとおり似たようなポーズが何点かあるのもトラップになってます。

気に入ってるのは真ん中のほうにある、横向きの絵柄。

このペンギンくん、正面向いてるときは口が白いのですが、横向きだと真っ黒になるというのがミソ。

この横向きの黒いクチバシも好きなんですよ。

この渋い銀色ですが、これブリキだったのです。袋にちゃんと書かれてました。

なるほどいい感じなわけです。

さあ、この缶バッヂをどうやって飾ろうかな?

うまく並べて見栄え良くしてみたいものです。
おかげで今、冷蔵庫の中は「朝の茶事」のペットボトルだらけでーす
コメント (10)
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健康診断の白い悪魔

2007-05-17 22:20:08 | けんこう
一年に一度、そいつはやってくるのです。

前の日の夜とその日の朝に食べたいものが食べられない。

今日、健康診断を受けてきました。

毎回のことですが、憂鬱になります。

というのも、結果によっては再検査になるからです。

去年、2年ぶりに再検査になったので、今年も心配。

しかも、出向先が去年と変わりストレスが増えてるのは確実です。

そんな心配材料をかかえて受けてきたのですが、今回の一番問題は最後に控えていました。

バリウム。

これまでも決して好きではなかったものの、人から言われていたほどにはひどくなかったので正直、苦痛というほど苦手ではなかったのです。

むしろ、血液を抜かれるほうが恐怖だったのです。情けないのですが、未だに自分の腕に注射針が刺されて血が抜かれてく様は目を開けて見ることが出来ません。

ところが、今回ラストでこんなにもがき苦しむことになるとは。。。

白衣の担当はちゃきちゃき進めてくので、そのペースいはめられてしまいました。

「はい、これ飲んで」と発泡剤を渡され、そのまま口に。

「はい、じゃあ炭酸飲んでください」これもそのまま飲む。まだ、大丈夫。

「はい、バリウム。げっぷしないように飲んでください」

こうテンポよく、はいはい渡されてしまったものだから、同じペースでバリウムを流し込みました。

ううう。かなり、気持ち悪い。

げっぷ、でちゃいそう。

そのまま、奥の検査台へ。

係のアナウンスに命ぜられるまま、右に自力で回転。もう一回転。

ああ、もう限界。

「あ、げっぷしちゃいましたね」

なんで、わかるの?

すかさず、発泡剤と炭酸を追加で渡され、検査続行。

もう、ヘロヘロです。

かなり気持ちが悪い。それ何よりも他人に自分の体の働きを支配されるということがこの上ない苦痛です。(だから、床屋さん歯医者さん嫌いなんだよな~)

さて、終了してから下剤を渡されました。この気持ち悪いの早く出てって欲しいなと思い、飲みました。

その後、2時間の間に3回トイレに。その後も何度もトイレに。

ああ、白い悪魔の怖さがよく分かりました。

でも、なんでこれまで平気だったんだろう。そのことが腑に落ちませんでした。
というわけで今日はぐったりです

なんて、書いてから過去のを読み返してみたら大ウソでした。やはり、去年も白い悪魔うんぬんと同じようなことを書いてました。すみません。。。

やはり、バリウム苦手じゃん。初めての時だけ大丈夫だったよう。
記憶が凄くいい加減みたい。そのことがちょっとショック
コメント (2)
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