あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

今年もいろいろとありましたが

2009-12-31 18:00:00 | 日々のこと
ことしもいろいろとありましたが無事に終えることが出来そうです。

今年を振り返るといろいろなことが頭に浮かびます。印象に残ったのを挙げてみます。

まずは、このブログを更新できないという事態が発生したことについて。

これにはわたしもびっくり。

整体でまさかてっぺん超えるとは思ってなかったので、準備もしてなかった。

ですがその後はちゃんと毎日更新しております。

プロ野球選手の連続試合出場記録のすごさを思い知りましたよ。

サイン会で会った奈良美智さんにあおひーが認識されていたこともうれしかったですね。これも事件でした。やはり好きなことには正直に追いかけていきたいと思います。

今年もいろんなところに行きました。京都、水戸、箱根、名古屋、松本、滋賀。

あっ、そうそう自身の家も動いてました。引越ししたんでした。

2月に祖母が亡くなったのはやはり重かったです。近しい身内が亡くなることがものごころついてからずっとなかったもので、初めてこういうことなんだというのが分かりました。

自分の写真の展示については、今年は2回行うことが出来ました。

一回目は4月の「Young Artists Japan 2009」。こちらは2日間の展示。GEISAIうやデザインフェスタのように区切ったブースでの展示。

モノクロ4点を展示。

この時には全く買われることがなく肩を落としていたところ、後日うれしい連絡が。

なんと作品を見せに来て欲しいとのこと。そして、グループ展に出展することが決定。

それが「Art Point Selection Ⅳ」でした。こちらは10/26~10/31までの6日間。

展示では初となるカラーを8点。新しいプリンターを導入したり、フォトアクリルにしてみたりと気合を入れてみました。

うち4点が売約となるといううれしい成果が得られました。

この調子で来年もいけたらなあと思っています。

個展をやるか、GEISAIに出すか。まだ、全く白紙の状態。

何よりも今は納得のいく作品を撮りだめておくべきかなあと。でも、こういうのっていついつの展示に出すという目標があって、差し迫ったところですっと取れるもんなんですよね。

という訳で今年一年充実した年が過ごせたかと思います。

皆様、よいお年を!
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川喜多半泥子のすべて展(松屋銀座9回大催場)

2009-12-30 23:24:47 | アート系

川喜多半泥子のすべて展へ行ってきました。

さすがに明日で今年も終わり。こんなタイミングで見られる展示というとかなり限られる。

ちょうど戴いたチケットを物色してみたら、「川喜多半泥子のすべて展」が今日からスタートということを知る。

あっそうそう、これは見に行こうと決めていたのです。

というのも、奈良美智さんが自身のブログで半泥子のことを書かれてたので気になっていたのです。

半泥子はもともとは実業家。50歳をすぎてから本格的に作陶に取り組んだというのですが、これが趣向に富んだ曲者ぞろい。

陶器は正直、詳しくないのですがそのわたしが見てもこの面白さは分かります。

思いのままに楽しめなくてはここまでのバラエティに富んだ作風にはならないでしょう。

見ていいなと思ったのは「一声」「ねこなんちゅう」。

「一声」はさびた鉄のような趣。「ねこなんちゅう」は猫がみたらなんていうんだろうというところからのネーミングだそう。皿に継いで作った器は妙でよいのです。

あと、名前は忘れてしまいましたが、器の底につく足の部分が小さくバランスが悪い器などは笑ってしまった。実用よりもそういう色気をみせちゃうところがいい。

茶杓で「うねうね」というのがあって、竹ではなく、小枝の先を小さなスプーンみたくけずってあって、その名のとおり枝がうねってる。

こういうネーミングが実に楽しく、先に名前だけ見ても楽しめそう。

水指はどれもずんぐりとひしゃげててなんとも言えないおかしみがありました。

書画は仙に影響を受けたとのことで、モチーフからも作風からもそれは感じ取れました。あの仙独特の龍や鐘馗など。

会場の終盤には写真もあって、これは主に青年期に夢中になって撮っていたものだそう。

ピクトリアリズムな趣きのものも多く、やはりいいセンスの持ち主だなあということがわかります。

2009年1月18日まで。(1月1日のみ休み)
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2009年展覧会ベスト10!

2009-12-29 18:00:00 | アート系
ということで今年もついにベスト10発表の時期と相成りました。

しかしやっぱり10に絞るのは難しい。。。ということでベスト11プラス番外というランキングにしてみました。

1 皇室の名宝
若冲、若冲、若冲!(特別展「皇室の名宝―日本美の華」での動植綵絵)
特別展「皇室の名宝―日本美の華」その2(東京国立博物館)

第1期に4回、うち3回は動植綵絵に時間を費やしました。第2期も2回行ったのでトータルで6回も行ったことになります。

やはり、若冲ありきです。でも、若冲なしでもお宝ざっくざっくであれを見た後は目が肥えてしまいレベルゲージが上がったこと必至です。

なんともまあ、まばゆい展示でした。


2 若冲ワンダーランド(MIHOミュージアム)

行けるか?いえいえ、若冲であれば滋賀だろうがお構いなし。

なんでしょうね、あの象さんを見てるときの充足感は。

千葉のアナザーワールドは何回行くことになるのやら。。。


3 ネオテニー・ジャパン
ネオテニー・ジャパン その1 奈良美智(上野の森美術館)
ネオテニー・ジャパン その2(上野の森美術館)
ネオテニー・ジャパン その3(上野の森美術館)
ネオテニー・ジャパン その4(上野の森美術館)

奈良美智さんが好きなのはもちろんですが、日本の現代美術のメインストリームが一堂に会するこれもとんでもなくデラックスな内容でした。

にしても、会田誠さん山口晃さん池田学さん鴻池朋子さんなどなどミヅマ所属の作家さん率が高いことに驚きます。


4 鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人(東京オペラシティアートギャラリー)

という流れというからではありませんこちらも外せません。

作品にチカラがあるのはもとより、この構成が素晴らしく世界に入り込めました。

ミミオには何度泣かされたことか。


5 山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年(府中市美術館)

府中市美術館は時に素晴らしい内容の展示があるので目が離せません。

よくこれだけ揃えたなあとびっくりします。

これも結局2回行きました。


6 一蝶リターンズ 元禄風流子 英一蝶の画業(板橋区立美術館)

英一蝶がこんなにも面白いとは!

展示を通して見てブレがなくまとまりがあるんですよね。分かりやすい見出しコピーもよかったです。


7 よみがえる浮世絵-うるわしき大正新版画(江戸東京博物館)

そもそも認識のなかった新版画。

これがまさかこんなにも広がりをもった流れだったとは知りませんでした。


8 柴田是真の漆×絵(三井記念美術館)

小品がどれも素晴らしく、粋でした。

品があって三井らしい展示です。


9 「さて、大山崎」山口晃展(大山崎山荘美術館)

去年からスタートしてましたが、行ったのは今年なので載せました。

あの秘密基地だとか妙に笑える。

あ、もちろん新作もよかったですよ。

見立ても大好きです。


10 束芋 断面の世代(横浜美術館)

あの空間をこういうふうに使うとは。

映像メインでどこまでやれるかと思いきや、さすが束芋です。


11 熟女クラブ~日本美術を生で見る会(無人島プロダクション)

参加人数は10数名。限りなく怪しいタイトルに反して内容は超プレミアム。

ガラスケースなしで生で見る掛け軸は美しうございました。


<番外>
Art Point Selection Ⅳ(Gallery Art Point)
Art Point Selection Ⅳ(10/26~10/31)のご案内
グループ展「Art Point Selection Ⅳ」は本日17:00まで!
出品リスト
Art Point Selection Ⅳ あおひー出品作品解説

というわけで自分が見たほうでなく参加したグループ展は番外。

今回は飛躍できました。

初のカラー、初のフォトアクリル、初のグループ展、初の銀座。

お初づくしでよい結果に結び付きました。

さあ、来年はどんな展示に出会えるでしょうか。今から楽しみです!
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冬の金魚

2009-12-28 21:26:22 | 日々のこと


冬の寒い水でも金魚はすいすいと泳いでく。

ずっと撮ってるとどっちが上だか分からなくなる。

黒い金魚のシルエット、ちょっとだけシュモクザメちっく。

冬も本番を向かえますがどうぞ無事に年を越せますように。
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菅原健彦展(練馬区立美術館)

2009-12-27 22:11:43 | アート系


本日で終了とのことで、行ってきた練馬区立美術館での菅原健彦展。

ロビーに入ると高い位置に巨大な龍が。


雲龍図

冒頭の看板の画像が雲龍図。

向かいの横長の龍。なんと杉の板に描かれている。

ともかく大きく、見栄えよし。

近づいてみると木そのままに描いてるのではなく紙を貼った上に描いてる。

貼られた金箔がその巨大をいろいろな角度から見ようとすることで、キラキラと輝く表情も変わる。


新宿風景

今回は1階からスタート。その一発目がこの新宿風景。

写真で長時間露光をやると出てくる車のライトの光跡。

オレンジの光跡が美しい。

日本画。なのに都会のいつもの景色。初期のこのシリーズにまずはやられちゃいました。


首都県境

タイトルと作品そのものが一瞬直結しませんでした。

で、見ててこれが県境にある川にかかる鉄橋だということに驚く。

あ、よく見てみると電車も走っています。

鉄橋のクロスする様と中央右の集中線みたいなところ。ここが圧巻でした!!

じっとみてると線の重なりが合わせ鏡のように無限に連なっているかのよう!


谷中Y字路

これが描かれた時期(1993年)にはもう横尾忠則さんはY字路を描いてるんでしたっけ?

横尾さん以前なら三叉路と呼称してたはず。

それはさておき、見ててそぽの質感がすごく心地よいなあと。

さびのような色合いは見た角度で色味が変わります。


雪桜-久保桜

最初、タイトルを見ないで龍だとばかり思ってました。

前述した雲龍図のようなカラフルなものではなくモノトーン。

無理に岩絵の具を乗せ過ぎていないのですっきりとしている。その分、線にその命がかかってきます。


神代桜I

これはたらっとこぼした黒い線がポロックみたいでした。

まさか日本画を見ててこんな印象を抱くことになるとは。


雲水峡

スパーク!

炸裂するエネルギー。黒い線がダイナミックかつ繊細にぶつかる。

この展示室には同じタッチのがたkぅさんありましたが文句無くこれがよかったです。

雲水峡というタイトルながらも桜の樹にも見えてくる。


最終日、駆け込みでしたが十二分に堪能できました。ラストに近作が数点あったのですが、こちらはちょっとだけ弱いかなあという印象を受けました。

本日にて会期終了です。
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スキーを履いたペンギンくん!~スーパーモバトクの新しいポスター

2009-12-26 21:10:12 | Suicaなペンギンくん

またまた新しいペンギンくんのポスターを発見!

かわいすぎる~。

お家でスキー履いちゃってますよ。


ポスターの全体はこんな感じ。


想いはスキーへ。


あっ、こっちはイラストのペンギンくん!

実写とイラストで競演もこういう形であれば可能なんですね~。こういう合わせ技は初めてかも。


なんとお部屋のインテリアもペンギンくん。

これは貯金箱だったかな?奥の額の中のもペンギンくんですね。


反対の壁の額のは間違いありません。

もぐらたたきしてるペンギンくん!おおー、こんなところまで作りこんでるとは!


単にスーパーモバトクってだけでなく、今回はJRSKISKIバージョンなわけです。


こちらはJALカードSuicaのポスター。

飛んでるペンギンくんの額に黄色いVマークがありません!!

Vマークつきのペンギンくんはやはり絶滅危惧種に指定しちゃいます。

ああ、なんてこったい。


FromAQUAの新しいキャンペーン。

お年玉ペンギンって一体?


中を開くとケータイ用にQRコードが。

読み込んで中に書かれてるシリアルナンバーを入れるとケータイ用のいろいろもらえるというもの。

1ポイントコース>あけおめデコメ
2ポイントコース>あけおめテンプレート
3ポイントコース>あけおめカレンダー(2010年1月から3月)

ううむ。これは何本か買わなくてはいかんですね~。

また来年もSuicaなペンギンくんでいろいろと書いて行きたいと思います。
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新しいポスター!奈良美智「GuitarGirl」

2009-12-25 23:31:04 | アート系


奈良美智さんの「GuitarGirl」。

オーストラリアでの限定のポスター。といってもA3くらいの小さなポスター。

ついついこういうのって入手してしまう。

髪と顔と目のバランスがすばらしく、かわいい!

こういうのって欲しいときに手に入れるのを躊躇してると、後で入手するのが難しくなってしまう。

だから欲しい時に手に入れるのが大正解。

っということで、自己正当化してみるの巻!
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メリークリスマス!

2009-12-24 23:55:15 | 日々のこと

ええーと、やっちゃいました!

かわいー!!


ボトルのクリスマスツリー!


こちらは先日行ってきたクリスマスコンサート。


工事現場。見立てクリスマスツリー。

緑の金網がツリーっぽいなあと。

メリークリスマス!!
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国宝 土偶展(東京国立博物館)

2009-12-23 19:07:07 | アート系


国宝 土偶展に行ってきました。

縄文スーパースター。

いいですよね、このサブタイトル。

タイトルのまんまで今回は国宝の土偶が3点同時に見られるといおうことがポイントです。

ところが見るべきは国宝だけではありませんでした。

なんでしょうね、この大昔の造形の豊かさは。

技術が勝ってるであろう現代ではたしてこういったデザイン、造形が出来るのか。

見たことのないものに会えたのがうれしかったのです。



仮面土偶

のっけからこれです。

ぶっとい脚。肩から出たパーツのような小さな手。

そして、逆三角形の顔。

今回見た中で1、2を争うくらいのオリジナリティ溢れるデザイン。


十字架土偶

口を開けて絶叫してる様はムンクちっく。

でも、髪はアラーキーにも近いかも。

首の部分で分断され、頭と胴体が離された状態で発見されたとのこと。

やはり、祈りなり想いなりを込めたまじないの道具なのでしょうか。

とにかく顔の表情が印象に残ります。



立像土偶

これも見たときにガツーンときました。

なんでしょうね、この洗練されたフォルムは。

どうしても土偶というと縄文のワイルドで力強いイメージですが、これはベクトルが違うように思います。

肩から胸、腰から脚へと至るラインの美しいこと。

いったいどんな人物がこういうものを拵えたのか。興味が湧きますね。


ハート型土偶

顔がハート型で愛嬌がありますね。

体のフォルムが切り抜いたかのようなフォルムで美しい。

写真やなんかで見たことはありましたが、実物を見るのはこれが初めて。


土偶

ああ、この名前はどうにかして欲しい!

猫顔土偶とかにして欲しいものです。

目の細くてつりあがった顔がにゃんこに見えるのです。

ほんとにひとをイメージしてこうなったのでしょうか。謎なのです。


遮光器土偶
(冒頭画像、右から2番目)

土偶といって思い浮かべるのはこれってくらいにメジャーな遮光器土偶。

このデザインがもたらしたインパクトは一番影響が大きいのでは?

マンガやイラストレーションでかなり出てきてると思います。

やはり、一目見て、宇宙人って想ってしまう。

このフォルムでやはりボリュームがあるなあと思いました。


合掌土偶
(冒頭画像、左から2番目)

国宝その1。以前にここ東博で初めて公開されて衝撃でした。

この手を合わせて祈ったままの形でこの表情。なんともいえない趣ですね。

彼はこのガラスケースの向こうで何を想い、そして祈るのか。


縄文のビーナス
(冒頭画像、一番左)

国宝その2。ネーミングがいいです。

そしてこのでっぷりとしてるくらいのボリュームにもかかわらず、優雅に見える曲線のライン。

びっくりしたのが頭のてっぺん。平らになってて切り株みたい。年輪ではなくって渦巻きのデザインになっています。


中空土偶
(冒頭画像、一番左)

これは何か異様でした。

数ある土偶の中では比較的人間に近いフォルムなのですが、逆に何か妙な感じがするのです。

このくびれたウェスト?それとも刺青と思しき表面の筋彫り?

どことなく日本ぽさが薄いなあという印象を受けました。


深鉢型土器

これぞ縄文土器という感じ。迫力がありますね。

面と線が想ってたよりも複雑な構成になっていて表情豊かです。

素晴らしい。


猪形土製品

いい。これ、デスクに置きたいです。


今回は特別展ですが、会場は本館特別5室。

でも、これで十分というくらいに内容のつまった展示です。

昔から我々の祖先は豊かな文化を持っていたのだということに誇りを感じます。

2010年2月21日まで。
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ここ最近のSuicaなペンギン君グッズなど

2009-12-22 23:25:49 | Suicaなペンギンくん

というわけでここ最近のペンギンくんグッズについて。

まずは紙バッグ。

やっぱりかわいいなあ~。


すみません。こちらは既に期限が終了しています。


横浜駅の構内でのキャンペーン。


黒いノート。

ペンギンくんが黒に溶け込んでいるのがポイントです。


こちらは冬バージョンのノート。


こちらも冬バージョン。カードケースです。


あおひー的に必須アイテムのハンドタオル。


こちらは秋バージョンのボールペン&シャープペン。


というわけで本日発売の冬バージョン。


そして、バームクーヘン!


開けてみたら、こんなかわいらしいフォークが!


本体はこんな感じ。

てっきり、小分けされた状態で入ってたかと思ってびっくりです。


先日、昼間に行ってきちゃいました。ペンギンクリスマスツリーの昼バージョン。


平日だったので手前に柵などもなく、思い切りペンギンくんに近づくことが出来ました。幸せ~。


銀座某所にて目撃したペンギンくん。

これから寒さが増すこともあるかと思いますが、路上にてご自愛くだざいませ。
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待ちぼうけ

2009-12-21 21:12:54 | 日々のこと
ううむ。

来ない。。。来ないったら、来ない。

昨日、ドアに挟まってた宅配便の不在票。

もう夜だったので当日の再配送は無理。

まあ、これは仕方ない。

電話での自動受付で翌日、つまり今日の再配達をキー操作で手続き。

何度もやってるし、そう間違う内容でもない。

指定した時間帯が19時~21時ということで19時ちょいすぎに帰宅。

新しい不在票は挟まってないのでこれからだろう。

と思って、部屋で待てどくらせども来ない。

気がつけば時計は既に21時を回ってしまった。

で、書いてある番号に掛けたら既に留守電。

おいおい。一応21時までとなってるのに。

かけたのは21:00でまだ、21:01にはなってなかった。

この2時間を返して欲しい。

時間はお金だ。

この時間があれば買い物やら食事やら有意義に使えたろうに。成果には至らぬ時間の浪費はとても悲しい気持ちになる。

ああ、納得がいかない。

でも、もう少し待ってみよう。

飲みの誘いがきてるのですぐに家を出たいのだけども。


<追記>
WEBで追跡してみたが再配達の手続きがそもそもされていないよう。

とても納得がいかない。。。

時間も遅いし、寒さのせいか喉も痛くなってきたので今日はもうじっとしていよう。
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なぞなぞカメラ その12

2009-12-20 21:36:08 | 日々のこと


久しぶりのなぞなぞカメラです。

クリスマス?

緑がキレイです。


<追記>

お待たせしました。解答編です。



正解はごらんのとおりの一升瓶でした。

どうでしょう、難しかったかな?
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束芋 断面の世代(横浜美術館)

2009-12-19 09:29:00 | アート系

金曜日の夜間開館を利用して横浜美術館へ。束芋 断面の世代。

今回の映像は新作のみで5本も見られるとのことで楽しみにしてたのです。


入口の先に暗幕があってその先にもう映像が見えています。


今回のチラシに登場している「団地層」。

真っ暗にしたエントランスに映し出すとは。こういう使い方もあるんですね~。

中央に大きなスクリーン1面。そして左右の階段の上の細長いスクリーン4面ずつを使ってて、やはりこのスケール感は生でその場所で見ないと伝わらないですね。

横から見た団地の部屋がところてん方式でこちらに押し出されてくるようなイメージ。

手前の壁がない状態で押し出されてくる家具がどんどんと落下してくる。モノトーンでやたらと細かく描かれていることにびっくりします。手書きでひとりで(どこまでひとの作業を任せてるかは分かりませんが)ここまで。。。その作業を想像すると気が遠くなりますね。

束芋というとどうしてもちょっとしたグロさが潜んでいますが、これはビジュアル的にもどろどろしていないし単に見ててその動きを楽しめるような作品でした。

導入としてはぴったりだと思います。ちなみに中央の映像は2分53秒。左右のは4分23秒。

チケットを買った後はこの映像を横目にエスカレーターで2階へ。

最初の部屋は新聞の小説「悪人」の挿絵と映像によるインスタレーション。
(※性格には「悪」の字は旧字のほう)

なんと50点組です!

人体のパーツが物体と融合してるかのような挿絵たち。一枚が思ってたよりも大きく横長。和紙に墨というのも見た感じ巻物と通じてて横長があうかなあと。

色がついていないことでこちらは感情を抑えて、比較的純粋にフォルムを楽しめる。

線と構成が見事。たゆたう悪夢。このシュールな感じは中村宏を思い浮かべるものの、束芋の場合には即物的な接合というよりも想像を超越した落とし込みが優れている。

一番、すごいいなと思ったのは抱かれた女の背中のフォルムが舌になってるもの。やられたって幹事です。

そして中盤の区切られた奥のスペースには新作映像の「油断髪」。

「悪人」の登場人物、金子美保をモチーフにしたとのこと。

凹面鏡のような円柱を半分に切ってその内側に映像が映し出されていました。

髪がばさーと天から降ってきて、最後には波の如くすべてをかき消して再びもとの天へもどってく。

音楽がすごく合ってるなあと思いました。途中にとおりゃんせが入ってみたり、脳みそがびかびか光るところの音が軽いけど不気味だったり。

印象に残ったのは指と指がシャワーを浴びてる時のその黒い影。

これがなんともセクシー。これまでの束芋では出てこなかったようなトーンの気がします。この影がなんともなまめかしい感じをかもし出してるのですよ。

4分13秒はあっという間でした。

さて、このスペースの反対側には3点。一見、バックライトの当たっただけの挿絵に見えます。

ところがよくよく見見るとLEDの映像。ただし、線は動かずに、スポットライトが移動するかのように照らされた部分のみに色が乗るという趣向。

しばらくじっとみていないとどういう色になってるのかは分からないという仕掛け。

再び、挿絵がずーっと続いて、最後のほうの一番奥の壁。

ここには直接、壁に束芋が描いたドローイング。白い(暗いのでたぶん)線で描かれてて、悪人の中に登場するイメージを再編したかのよう。

トイレの中から出てる合わせた手、イカの先に手が伸びて、醤油さしから流れる水流。

この展示が終わるとなくいなるであろうこのドローイング必見です。

のっけから全力で行ってますね。

意外でしたがその場の雰囲気で納得だったのが「展示協力:森美術館」となっていたこと。

照明とかアクリルでの額装とかがそのあたりなんでしょうかね。

さて、次の部屋へ。

今度は映像のみ。「団断」。


このポスターのビジュアルになってるのが「団断」

スクリーンが3面。正面にひとつ。その上辺につながるのがもうひとつ。さらに下辺につながるのがもうひとつ。

横からみると「コ」の字をちょっとひろげたような感じです。↑ほんとこのポスターのとおり。

上方から見る部屋の中で起こる風景。

これまでの束芋の集大成的な作品だなあと思いました。

鳩が窓から入ってきて血の付いたベッド。

この部屋が上下に、つまりは隣の部屋にスライドしてくのです。

移動する際に壁やらをすり抜けてく感じが面白い。

透過図は静止画ではありますが映像でそういうイメージってあまりないのでは?

みててぐらぐらするんですよね。しかも、画面は3つあるので時には別の画面、も同時にチェックしなくちゃいけない。

最後にはすべてのオブジェクトが病みにかき消され、闇の中から一羽の鳩が颯爽と飛んでいく。で、冒頭につながるというもの。この構成は束芋作品だとしっくりときます。4分31秒。飽きないので何回も見ていられる。

次は「ちぎれちぎれ」。

これ、スクリーンの説明がすごくむつかしい。円筒の中に横たわる全裸の男。円筒の上方に写した映像をミラーで反転させてる。

さらに天井に写した映像もミラーで奥行きプラス反転で4倍に。

映像を消した状態でどうなってるのか見てみたいもの。

男性の体は真っ赤なハイヒールで透過してく。気になるのはこの途中途中でお腹の辺りに乳房のような二つの塊がもりあがり、時にはそれが妊婦のお腹のようにも変化するところ。

一度人体をを透過させて内臓の見えた状態からもとにもどるちょっとした狭間に、胸のところに乳房が現れ、すぐにまた男の胸にもどってしまってる。

蛾が出てくるところや、雲の向こうに蛸が出てくるところよりも、むしろ、このはらんだジェンダーの部分が気になりました。

時間は短く、2分43秒。

さて、ラストは「BLOW」。

脚を踏み入れた部屋には6点のスケッチ。

と思ってたら、動いてる。植物ばかり。時間をかけて花がかすかに開いてく。

その先に本編の映像。

青いライトが仄かに点る水のイメージ。

船の底を断面にしたかのようなスクリーン。通路も含めて映が投影されるのでその両側を見なくてはならない。

人体と植物のイメージ。蛇の如く水の中を悠々と泳ぐのは脊椎。

咲いた花から落ちた耳が根を張るかの如く、器官を伸ばしてく。

このあたりの妙な感じは他に真似できないですね。

これが今回の新作映像の中で一番暴力的かもしれません。開いた花に仕掛けはなくって花そのものに暗闇が潜んでいたあたりで、かき乱す音でカットアウト、反対のスクリーンへ。

そしてすべては水泡へ帰す3分43秒。

いや~。濃密な1時間半でした。常設展示そっちのけ。

何度も見られる。

どうしても束芋となると文章がやたらと長くなってしまいます。映像はやっぱり分析しちゃうのです。

2010年3月3日まで。

※木曜日休館だったりとちょっと変則的なので注意!
開館時間:10時から18時まで(金曜は20時まで。12月25日を除く。)※入場は閉館の30分前まで
休館日:木曜日(2月11日[祝日]は開館)、12月29日から1月1日まで、2月12日


<関連記事>
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束芋 ヨロヨロン、2回目(原美術館)
束芋 ヨロヨロン(原美術館)
束芋さん、すごい!(KIRIN ART PROJECT2005)


まだ、画像はないみたいですが、図録は一般の書籍としては販売されるようです。

束芋 断面の世代
束芋
青幻舎

このアイテムの詳細を見る
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ペンギンくんグッズありがとうございます!!

2009-12-18 22:44:35 | Suicaなペンギンくん


こうやってブログを続けてるといろいろと戴く機会が増えました。

本当にありがとうございます!

ということでその一部をご紹介。

↑のメモは昨年戴いたもの。Suicaペンギンの目もってとにかくバリエーションが多いのでさすがに全部は持ってないんですよね。

ラブのハートがグリーンなところがさすがにSuicaです。


三鷹?


おおー!JR東日本三鷹地区とは。なるほど黄色い電車だからこの色なわけです。


Suicaではありませんがペンギンくん!


キラキラがたまりません。これは番外編ってことで。どうしても載せたかったもので。


こっ、これは!


カレンダーです!

実は昨日、郵便が届いていました。

クリスマスプレゼントとのことで頂戴致しました。

ペンギンの神様、ありがとうございます!


これは家宝にします!!
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天明屋尚 展「風流」(ミヅマアートギャラリー)

2009-12-17 18:10:32 | アート系

昨日のオープニングにおじゃまさせて頂いた、ミヅマアートギャラリーでの天明屋尚さんの個展「風流(ふりゅう)」。

「ふうりゅう」とは違い、「ふりゅう」とは侘び寂びの正反対の美意識。人を驚かせるために華美な趣向を凝らした意匠を指すのだそう。

今回は全部で9点。

少ない?とか一瞬思ったのですがいえいえ大作もあってじっくりと見ていて飽きのこないものばかり。

まずは冒頭のDMの「思念遊戯」から。

DMは印刷でキラキラしていますが実物はもっと落ち着いた金色です。

今回一番大きな作品で圧巻でした。

モノトーンの刺青から浮き出てくる蛸が圧巻。

美意識と計算。

天明屋さんの作品を見ていると熱よりも冷というかすごく頭がクリアな状態になるような気がします。

対象との距離が明確で狂わないからでしょうか。

不思議とそんなことを感じました。

あと、飾りが素晴らしいのです。

フレームの部分に貼られた掛軸の表具に使われる布や床にどっしりと垂れ下がる二組の結びに趣向を凝らした紐。

既存のフォーマットから逸脱してるのですが実にしっくりとくるバランス。完璧です。

5点の連作の「五輪図」のシリーズも素晴らしかったです。

それぞれに火、風、空、水、地というモチーフで描かれています。

火には真っ赤な朱雀。風には腰から先がいそぎんちゃくみたいな風天。中央の空には星座。水に描かれたのは琳派でも描いていないねっとりしそうな水しぶき。地にはありそうでない感じの山の描写と刺青から浮かぶ花。

絵ですがこちらも見たことのない飾りがあり、厚みのある木製のパネルに描かれていてそのボリューム感がよい感じ。

掛軸ちっくだけど細かい部分がオリジナルで心憎い。

あと、いちばんおくのスペースの作品は見てのお楽しみ。

この小さなモチーフを見て、ふと是真の印籠を思い出しました。

作品はもちろん素敵なのですが、こういう飾り(ほかの作品から類推出来そうで出来ない感じ)で見せてくれることがやはりセンスなのだなあと。

来年2010年1月30日まで。
コメント (4)
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