ロモのページを見ていたら、また新しいカメラが発表されています!!
(追記:11/28ロモページで復活してました。)
なんじゃこれ?見た事のない白いカメラ。
実はこれ、れっきとしたパノラマカメラです。
単に横長のフレームになってるパノラマサイズとかじゃありません。
レンズがスイングすることで広いコマで写し撮るカメラです。
35mmフィルムを使う一般的なカメラでは通常一コマが24mm×36mm。
なのに、このカメラはなんと24mm×58mm!!横幅がほぼ1.5倍になるのです。
まったく、なんてカメラ出すんだ。
デジカメ優位でコンタックスまでアナログから撤退するこのご時世。
なのに、業界の流れに真っ向から立ち向かっていくロモグラフィーの姿勢たるやすばらしい。
このカメラ、Horizon Kompaktという名前で39,900(税込)します。
確かに高いのだけど、本格パノラマカメラがこの価格ならまあまあだと思います。
ああ、あと1万安ければなあ。でも、問題も若干あり。
というのも、絞りはF8で固定。シャッターは1/2と1/60のみ。これはちょっと厳しいかな。
さらに兄弟機のHorizon Perfektは56,700(税込)。値段からみてお分かりのとおりこちらは上位機種。
こちらは絞りが2.8、5.6、8、11、16。シャッターは1/500, 1/250, 1/125. 1/60, 1/8. 1/4. 1/2。選択の幅がかなり広いです。これなら露出を細かくコントロール出来そうです。
使いものになりますがいかんせん価格が高い。ちなみにこちらはボディが黒。
ボディ形状も流面形でかっこいい。ちょっとキャノンのT90っぽいです。
あと、びっくりしたのがその機構。
レンズをスイングさせるのに電池が必要ない。なんと、ゼンマイとのこと。そ、そーくるかー。
ページを見てたら付属品とかパッケージが掲載されてたのですが、茶色の革のケースがめちゃめちゃいい!これはかなりそそられます。
ケースがいいと自分がそのカメラを持って使ってる姿が様になるんじゃないかって幻想が描ける気がします。
値段が高い分、そこらへんよく分かってますね。
安原一式の再リリース決定がロモグラフィーの行く末だと解釈してたわたしが甘かったです。
でも、もうひとつくらいサプライズがあったりしませんかねー。
実はちょっと期待してたりするんですが。
ロモLC-Aの後継機とか。
さすがにそれは無理ですかねー。
Horizon Kompakt & Perfect / About(ロモグラフィーの特設ページ)
http://www.lomography.jp/lomography/microsite/horizonsjp/