あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

ガスコンロ導入!

2010-08-31 22:14:55 | 日々のこと


この部屋に(家にっていえないところがアパート暮らしの悲しさよ。。。)去年の5月に越してきてからというもの、ガスコンロは置いてなかったのです。

で、一年以上経って、ようやく導入です。

これで、暖かいお茶やスープ意も飲めるってもの。

あと、パスタも出来るじゃん!

でも、まずはチーバくんのレトルトカレーを暖めてみました。

さあ、これでちょっとだけ自炊率が高まるかな?
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没後25年 鴨居玲 終わらない旅(そごう美術館)

2010-08-30 22:37:56 | アート系

そごう美術館で開催中の「没後25年 鴨居玲 終わらない旅」を見てきました。

↑このチラシの酔っ払い親父(作品タイトルは「酔うて候」)のビジュアルが鮮烈で行こうと思っていたのです。

が、気がつけば明日で終了というタイミングに滑り込みで行ってきました。

実物を見るまではちょっと毒々しくて辟易しちゃうかなあくらいに思ってたのですが、ものすごく好みでした。

わたしの中ではこの暗いトーンはちょっとだけ靉光とザオ・ウーキーに通じているなあと思いました。ああ、だから好きなんだなあと。

鴨居玲は即、描けるのが空きだったようで、一時期は油彩を10年くらい描いていないこともあったそう。

いやー、このトーンが目に焼きついて離れません。

鴨居玲の描くフォルムはデッサンを見て分かるのですが、とても的確に人物をとらえておりその形だけで何意をしているのかが一目瞭然。

しかし、塗りはというと暗めでしかもその部分だけ抜いてしまうと何が何やら分からないくらい。

でも、このどんよりとした色彩のなんと心を打つことか!

それでは今回も気になった作品をピックアップ。



・静止した刻

1969年に安井賞を受賞した作品。

デフォルメされた人物のフォルム。明らかにこの人物の顔と手のバランス、おかしいですよね。

この口が気になりました。

この時期に描かれた作品をみるとどれも人物の口が洞窟のように中が真っ黒なのです。

面白かったのは同時期の「ローマ」という作品。

風景画というか建物を描いてるのだけど、入口がこの口と同じで真っ黒くはてしなく暗がりにつながっているのです。

この空虚への入口は興味深いなあと思いました。



・おっかさん

この右のおっかさんがなんともよい。

小汚い犬みたいなんだけど、真剣に息子を叱ってる(怒ってるんじゃないんだよね)姿がなんともいとおしい。

この年、1973年に海外に渡航していたその地で鴨居玲は母の死の報せを聞く。

左の放蕩息子は彼自身なのだろう。



・教会

これは意外でした。

人物の生き生きとしたフォルムもいいですが、こういうシャープな線もなかなかに決まっています。

人物とは異なり、現実離れしたホーリーなトーン。水色、キレイでした。



芥川龍之介[蜘蛛の糸]より

これ、圧巻でした。

もっと寄りで細部をきちんと描いた「蜘蛛の糸」よりもこちらのほうが響きました。

この意図の今にも切れてしまいそうな、自然の摂理の無常さにも通じてる感じがんなんとも得がたいなあと。

あとおびただしい人体が血まみれで折り重なる様は会田誠の「ジューサーミキサー」を想起しました。



・故郷を歌う(故高英洋に)

友人であった高英洋に捧げた作品。

チマチョゴリの女性が力強く歌い上げる。

深い緑の色が心地よい。

シンプルですがこれはこれで直球でグッときますね。



・1982年 私

これは圧巻でした。

何よりも作品のサイズが大きく、この絵のみが区切られたパーティションの中に1点だけ展示されていました。

晩年、自殺未遂を繰り返し、やがて1985年ついに帰らぬひととなる鴨居玲。

これはその死の3年前。

白いキャンバスを目の前にして何も出来なくなった画家=鴨居玲。

そして、彼の周りにはこれまでの作品に登場した人物たちが。

これは彼自身の走馬灯だったのでしょうか。


というようにかなり充実の内容でした。

ほんと行ってよかった~。

明日8/31まで!!
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というわけで準備中!

2010-08-29 22:39:42 | 日々のこと


ふー。

昨日今日と仕込みをしておりました。

次回の展示用の作品です。

実はこれまで、わたしの作品は自分で紙のフレームに入れたり、フォトアクリル加工&ゲータフォームを発注したりで、実はきとんとした額装したことってあまりなかったのです。
(実は1点だけあるのだけど、これは当時気付いた人が何人居たやら。。。)

でも、今回はなんとなく額に入れたいなあと思い、某所に依頼。

そして、ようやく本日上がってきたのです。といいつつも、プリントのリテイクがあったりで結構どきどきもんだったのではあるのです。

5点、さあ、どんなのかは見てのお楽しみ。

もう少ししたら情報をリリースしていきますのでお待ちくださいねー。
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ついに登場!2011奈良美智手帳

2010-08-28 22:55:28 | アート系


もう5年も前のエントリー「かわいい犬の手帳のこだわり」。

奈良美智さんの手帳ってずっとなかったのです。

だからせめてそういうのが欲しいとおもってならさんのポストカードを挟みこんだ手帳を使っていたのです。

そしてついに奈良美智さんの来年2011年の手帳が登場!!

5月だか6月に予約してもう前に届いてたけどツイッターで紹介してて、ブログに上げるのを忘れておりました。

いいでしょ?

いつでも奈良さんの絵とともにいられる幸せ。

しかも、見てのとおり向かって右にチャックがあってここにもいろいろと入れられる。

でも、レシートとかじゃなくって奈良さんのポストカードをさらに入れてみたいという衝動にかられちゃいます。


裏もこんな感じ。

さあ、来年この手帳を仕事で使う勇気を私にください!!

種類は4種類。A6変形とB6変形がそれぞれ2種類です。

いまから見てわくわくってのありですよー。


<奈良美智+graf AtoZ 関連記事>
奈良美智 展「セラミック・ワークス」(小山登美夫ギャラリー)
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もう手に入る!奈良美智AtoZ缶バッヂ(lammfromm The Concept Store)


B6変型 週間ホリゾンタル型レフト式 奈良美智【B】<2010年10月から2011年12月対応> 1
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B6変型 週間ホリゾンタル型レフト式 奈良美智【A】<2010年10月から2011年12月対応> 1
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わーい!!

2010-08-27 23:56:01 | 日々のこと

わーい!

言う訳で今日はお誕生日だったのです。


シャンパン頂きました~。

フルーティな味わいと発砲はとてもよいハーモニー。


和牛ステーキ!


菜々鶏をしめたもの。うまし!


鰯のつみれあんかけ。


たこわさとトマトおくらの味噌のっけです。

ふあー、満足です~。
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不本意なれど

2010-08-26 23:35:42 | 日々のこと
不本意。

ここ最近のキーワード。

ほんとはバーンとぶち切れてしまいたい状況なのですが、いろいろと後先を考えるとなかなかそうもいかないなあと考えて、内側に溜め込むような感じです。

状況がダメなら腐らせてしまったほうがむしろいいのかなあと。

というわけで仕事が嫌々になっちゃってます。

今日こそはきちんとした記事を書きたかったのですが、自分の会社のひとと久々に飲んでしまい未だに帰る途中。

うーむ。この状況こそ、不本意のきわみですねー。
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帰宅してだらだらとしゃべるかのように

2010-08-25 23:54:26 | 日々のこと
うわーん。

出張からいま、帰ってきたところ。

む、無念じゃ。

ということで実のあることが書けないです。

ということであおひーの展示の展望だとか。

秋口に動きがあるかも。冬はひとつだけ確定。

ってなくらいです。詳細決まったらまたお知らせします。個展はたぶん来年にならないと難しいですね。

いかんなあ。

ここのところ行くだけ行ってかけてない記事がいくつか。

三井記念のも文化村のも書けていない。

でも、書きます。

あっ、言っちゃった!

ということで自分にプレッシャーをかけて今日は終了。

おやすみなさーい。
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祝!3000回

2010-08-24 21:50:03 | 日々のこと

ということでこの記事で3000エントリー達成です!

ということでセルフ、↑お祝いのお花。

このブログを始めたのが2005年の4月のこと。

当初は一日に3回更新していたため5年ちょっとで3000回を迎えることが出来ました。

皆様、ありがとうございます!

これも見ていただいているからこそ出来たことなのです。

コメント、トラックバック、アクセス数。ほんと励みになります。

実は当初は「Suicaなペンギンくん」カテゴリーは存在してませんでしたし、「アート系」もスタートしてしばらくしてからエントリーが増えるようになりました。

ブログをやることで再び撮るようになったことで、写真で展示を行うようになってもうすぐで2年。

やりたいと思うことをどんどんやっていってそれがいい流れを作ってくれているように思います。

昨年からツイッターをはじめて、ブログがどうなるか心配だったのですが今のところどちらも継続できてるのでこのペースで行けたらなあと思います。


ペンギンくんもばんざーい!

皆様、今後ともよろしくお願いいたします!!
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なやみどころ

2010-08-23 22:10:56 | 日々のこと
夏休みも終了。

久々にお仕事に行ってきました。

しばらく間が開くとどうも不安になってしまい、昨夜はあまり寝られませんでした。

まあ、それでも8割方動けるくらいではあったので仕事的にはまるで問題なし。

ところが、いろいろと雇用の部分で悩みどころ多し。

いろんな事情でまた9月から契約なのだけども、この半年とまるで同じ。

途中から一人体制になって厳しいという話は何度もしていたのに。人も増やさず、待遇の改善も無し。

というわけで自分の進むべき道を思案中。

はあ、どーしたものか。

一応、何度目かの文句を言ってみようと思うも、今日は仕事終わるともうそれでへろへろ。

うーむ、オチもなければ解決にも至らぬ話。むむむむむ。
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残暑お見舞い申し上げます

2010-08-22 21:53:56 | 日々のこと


残暑お見舞い申し上げます。

今日は暑かったですね~。

ということで涼しげな写真にしてみました。

水の中、骨まで透ける君たちと一緒に泳ぎたいなあ。
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Suicaペンギン扇子(紺)登場!、他

2010-08-21 12:56:35 | Suicaなペンギンくん

ということでペンギンくんの扇子が登場!!

Suicaのペンギングッズご案内サイトを見ていたら、扇子が発売になっていました。
( http://www.eki-net.biz/suica-goods/ )

でも、この扇子はどこにでもあるものではないようで、東京駅のPenstaのみで販売のよう。

うわ、8/18にすでに発売が始まってる。昨日は8/20。2日経ってて売切れてたらどうしようと急遽、東京駅へ。

そしたらありました~。

Penstaは久々だったのですが、かなり落ち着いてきましたね。

ゆっくりと商品を見て選んでお買い物できる状態でした。まあ、もっとも時間帯によって混雑はするのだと思いますが。


パッケージはこんな感じです。紺が和モノにはぴったり。


左は裏紙。ちゃんと絵柄の表裏が確認できます。


こちらは裏面。TOPの画像が表。


ペンギンくんのお顔、3つ揃い!

にっこり、むー、ウィンク。どれもかわいい~。

この扇子は1400円。

和テイストシリーズは今後も続きそうですね。


こちらはFromAQUAの自動販売機の中のポップ。

これまで実写ペンギンくんの画像に入った平面のはありましたが今度はなんと立体です。

背景の山々が現在中吊りに使われているイラストの絵柄と同じシリーズですね。タコさんもイカさんもいませんが。


ペンギンくんのポーズがどことなく土俵入りちっく。


こちらは先日、吉祥寺に行った際に発見したポスター。

「アトレ吉祥寺はSuicaで。」キャンペーン。

ペンギンくんグッズがもらえるなら喜んで買い物しちゃいますが、びゅうの商品券ばかりなのでPASS。


去年もあったエコプロジェクトのポスター。

普通のビルの入口入ってすぐだったのですが通りざま、このペンギンくんの顔を見て即、立ち止まりました。

ペンギンくんセンサーは今日も感度良好ですよ~!!
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日本美術のビーナス(出光美術館)

2010-08-20 22:32:53 | アート系



○「更衣美人図」喜多川歌麿

冒頭のチラシのビジュアル。

フラットに非ず。少し情報から見下ろすかのようなアングル。

これでもかと渦巻いた裾が奥行きと空間を形作る土台になっています。

歌麿の肉筆ってどこかしら濁ったかのような感じがあるんですよね。

くすんでいない当時の姿を見てみたいなあと思いました。


○「柳下納涼美人図」西村祐信

縁側に腰掛け、胸をはだける美人。

なるほど、胸を自然と出してるたりもビーナスってフレーズはぴったりです。

ひとつ挟んで隣に展示された、「納涼美人図」とは左右逆のポーズ。細部は違うけれど、これはペアで見れてよかったです。


○「蛍狩美人図」

双幅。各々に美人が描かれています。

団扇の絵柄の紋が実はキーになってて、平家物語の合戦する武将同士になってる。

なるほど、二人とも必死な様の理由はこういうところにもあると。

向かって左の女性が足を突っ込んでる水のあたりの割れたかのような描写が面白い。


○「見返り美人図」長陽堂安知

彩色されてるのですが、着物を描く線がところどころ筆を走らせたままの黒い線になっていてアクセントになっています。

やりすぎるとうざくなりそうなところぎりぎりのところでセーブしてる。


○「月下歩行美人図」葛飾北斎

袖に描かれた藤がなんともキレイ。

あと、バランスの小さな頭と周辺との対比のバランスが見事。

顔はいまひとつなのですが、トータルで見ると好印象。さすがの北斎です。


○「遊楽人物図貼付屏風」菱川師宣

六曲一隻。こういうのみるとなんとも皆、豊かに暮らしてたのだなあと思う。

面白いなと思ったのはどれも人物がシンプルに描かれていてお人形っぽいなあと。


○「四季美人図」上村松園

これ、最強ですね。

ひとつひとつのディティールは正直、そこまでってことはないのですが4枚そろうと趣きって意味で最強コンボ。

春から冬まで行くにつれ、それぞれに登場する女性の頭の位置が山のようなカーブを描くバランスやよろし。

秋のおねえさんの顔が立原あゆみちっくに見えたのは気のせいかしらん。


○「少女」菊池契月

残念ながら契月のこの「少女」、「朝爽」、「友禅の少女」はあさって8/22まで。

これは見られてよかった!!

契月の描く女性の目が尋常ではない。

世俗に生きる人の目ではないのです。

おそらく彼なりの理想の女性の意識を形にしたようなもので、この「少女」も年齢を超越したかの如き、面立ち。

解説によれば「肉体の輪郭を朱線で描く方法は仏画から」とあったがおそらくそういう技法レベルを超えたところに何かあるのだと思います。

もっと、契月の作品が見てみたいなあと思いました。


○「通り雨」伊東深水

エロい!かなり意識的にそうしていますよね。

見える首筋とかなんともいえません。

でも、それが洗練されたところにいってなくてどことなく垢抜けていないのです。

そこがなんとも味ですね。



前期展示は8/22まで。8/24からは後期展示がスタート。

9/12まで。
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建設中の東京スカイツリーへ

2010-08-19 21:50:12 | 日々のこと

建設中の東京スカイツリーへ行ってきました。

押上の駅に案内とかあるかなあと思ってたら、B3出口にしっかりと「東京スカイツリー(建設中)」との表示がありました。

地下から出てみるもまだ見えない。少し歩いて振り返ってみるとただただでっかいタワーがそこに。

感想は「でっかい」のひとこと。

いえ、でもこれでもまだ完成ではなくって2/3しか出来上がっていない状態。


上のカットの下のほうはこんな感じ。

完成したらかなりの広角レンズじゃないと入らないなあ。


手前の川に映るスカイツリー。


この巨大な構造!


なんか目線が実物大ガンダムの細かいステッカーを見るときと同じになっています。


見やすいところばかりでなくって、電線が至るところで邪魔します。


なんて思ってたらちゃんと「見学広場」なる鑑賞スポットが複数あって、中にはこんなものまで。

実際に見知らぬおじさんがこれを使ってました。うわお。まだ、本物は完成してないってのに。。。


スペーシアとの2ショット。ばっちり。でも、このスペーシアは走ってなくって留置線で止まってる状態。


クレーン2台がとても小さく見えます。


日もとっぷりと暮れました。

完成したらきっとキレイにライトアップされるんだろうな~。

早くその高みに上ってみたいなあと思いました。
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夜闇のパレット

2010-08-18 22:10:29 | 日々のこと


闇に溶けてく鈍い色たち。

ノイズの粒子、にじむ色彩。

さあ、どうしたら写真から遠ざかることが出来る?

次回の展示に向けて試行錯誤中です。

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ザ・コレクション・ヴィンタートゥール(世田谷美術館)

2010-08-17 16:09:18 | アート系


ザ・コレクション・ヴィンタートゥールに行ってきました。

この日は三軒茶屋で昼酒の後、急遽思い立って徒歩で世田谷美術館へ。

いやー、さすがに暑さが堪えました。

でも、たまに視点を変えたくなったら歩くのはよいなあと。

さて、今回の展示はなんと90点もの作品すべてが日本発公開だというところ。

なんでこのようなことになったかというと、オルセー展と同じくこのヴィンタートゥール美術館も改装のタイミングでこれあ¥まで国外へ貸し出していなかったコレクションをまとめて出していただいたとのこと。

ありがとう!スイスの方々よ!!

日本もぜひ、東博での国宝土偶展といったものを是非とも貸し出してもらいたいものです。

来てもらうばっかりじゃなんか申し訳ないですよね。

さて、というわけで今回の展示はすごく気になっておりました。

今回も気になった作品について取り上げてみたいと思います。


○フィンセント・ファン・ゴッホ「郵便配達人」

冒頭のチラシのメインビジュアル。

ここだけ特別な作りになっていました。

祭壇ていうほどの豪華さはないのだけどもそのような形で真っ青な背景の段をしつらえてあってそこにこの郵便配達人のみが展示されています。

黄色バックに青い帽子と服のこの絵にぴったりあっていました。

背後がホワイトキューブだと明らかに浮いてしまう。落ち着いた青があることでちょうどフラットになるくらい。

やはり、ゴッホ作品の異様さに驚かされます。

背景はびっくりするぐらいにフラットに塗られた黄色。

郵便配達人の顔の水色の線は写実的にみると明らかにおかしいのだけど、この絵の世界の中ではぴったりとはまっている。

人物の顔とかはともかく、この黄色の背景とブルーの人物の対比は強烈に脳裏に焼き付けられて印象としては確実に残ります。



○マックス・リーバーマン「カシーネの競馬」

地面の流れるかのような黄緑が眼に心地よい。

のだけどよく見るとおかしい。

馬が飛び越えているはずの障害物が妙な逃げ方をして描かれている。

「そこに何がしかがある」

というような感じを与えてくれるのでむしろこれはうまい効果だなあと思いました。



○フェルディナント・ホードラー「女性の頭部」

となりにもう一点男性の肖像もありました。

似顔絵のように対象となる人物の特徴抽出し、印象づけてくれるのはこの髪や顔の線のように思います。

塗りもかなり特徴がありますが人物の表情をぱっと相手に理解させているのは線なのではないでしょうか。

たぶん、ホードラーはサインペンで描いてもすごくいい感じの作品が描けるのではないかなあと妄想しちゃいました。



○ピエール・ボナール「散歩」

昨日、会期を終了したオルセー美術館展。その一番の収穫は自分にとってはナビ派でした。

あのコーナーでみてからというもの、ドニとボナールが気になって仕方ありませんでした。

ざっくりと描いてるのだけどアジがあってむしろ好き。

浮世絵に魅せられたボナールはやはりシンプルなのがよいですね。



○エドゥアール・ヴュイヤール「室内、夜の効果」

うわー!!

すごい変な絵に出合ってしまいました。ボナールがもうふっとんでしまいました。

オルセー展でもヴュイヤールには惹かれてましたが、ここまで強烈なのは初めて。

暗い室内で会話する姉と母。奥の母は黒をバックに黒い服、手前の姉は暗さで横顔が見えない。

チェストを挟んで画面の左右を黒で埋めた絵画っていうのはこれまでに見た覚えがありません。

夜のもつ怖さと暖かさが出ていてなんとも不思議な気持ちになる作品です。



○エドゥアール・ヴュイヤール「アネット・ナタンソンと道化人形」

そして、もう1点ヴュイヤール。

このひとは光と影を頭の中で分解してて「しきい値」で切っているのだと思いました。

そして見えるぎりぎりの部分だけの描写で逆に想像と畏怖を抱き込むことに精工している。

こちらも不思議でついつい見入ってしまいます。



○モーリス・ユトリロ「ボントワーズのノートル=ダム教会」

何故だかこの教会が生き物ちっくにみえてきます。

なんでしょうね、この塗りの妙ななまめかしさが尋常じゃなくって、それで妙な気配が漂ってるのかなあと。

損保ジャパン美術館でのユトリロ展を見逃していることを激しく後悔。



○パブロ・ピカソ「二人の人物」

この目がなんともかわゆい!

まさか、ピカソの作品を見てこんな感想に至るとはびっくり。

この閉じた目とみっフィーみたいな「ばってん」のお口。

気持ち悪いでも妙でも突飛でもなくってかわいいに尽きますね。



○ワリシー・カンディンスキー「はしごの形(しみの上の)」

これ、意外でした。

カンディンスキーってあまり得意ではないのですが、これはとても響きます。

幾何学模様のパールのくっきりとした線分と葉荻野にじんだ「しみ」とがうまく呼応してる。

これは実物みないと伝わりにくい感覚ですね。



○アンリ・ルソー「赤ん坊のお祝い!」

圧巻ですね。

描かれているのは意識上の赤ん坊でしょうね。

どうしてもこのりっぱなはちきれんばかりの足を見るとカミーユ・ボンボワの描く少女たちを思い浮かべてしまいます。

赤ん坊であるはずなのに道化人形を支配し、美しき花さえも自分のもの。

生きる欲を全肯定して、ずっしりとこのこは立っている。

おめでとう。


とかなり見所は多かったです。

売店に行ったところ、8/14(土)の時点ではシスレーの「朝日を浴びるモレ教会」とゴッホの「郵便配達人」のポストカードが品切れになっていました。ゴッホは想像してましたが、シスレーのは意外でしたね。

10/11まで。
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