あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

チェ・ウラム「anima machines」(SCAI THE BATHHOUSE)

2008-05-31 23:41:43 | アート系


SCAI THE BATHHOUSEで開催中のチェ・ウラム「anima machines」に行ってきました。

チェ・ウラムは以前、森美術館のMAMプロジェクトで見てました。

メカニカルな生命体ぽいのが動くのが気持ちよかった覚えがあるのですよ。

さあ、そんな期待をしつつスカイへ。

受付でもらったDMはこんな感じです。あくまで展示のイメージです。

ペインティングもありましたが、今回もやはりあのメカニカルな作品に惹かれました。

奥の部屋を丸々占領してたのは無数の花びら。
(DMの画像の中央)

全体の形はクリスマスツリーが逆立ちしてかのような、逆円錐形。

一見、花に見えるオブジェがこのツリーに200個くらいはくっついてる。

この花たち、かなりきまぐれに開いたり閉じたりでするんですよ。

花が開くと同時に光るのです。

何も考えずに眺めてるだけで気持ちのいい光景です。まるで、浜辺で聞くさざなみの音のよう。

結局、この奥の作品だけで20~30分くらいじっと見つめていました。

この花の開く間隔と分布はランダムっぽい。

おかげで自然のリラックスした感じのまま解き放たれるんですよね。

無機物なのに有機物のように感じてしまう。やはり、このさじ加減が上手いなあと思いました。

あと、もう一点。

受付から見て左の一段高くなったところにまたまた惹かれる作品がありました。

一見すると時計のよう。

でも、数字はないし、妖しいメタルパーツがゆらぐかのように泳いでる。

しかも、中心のパーツがぎりぎり接触しそうで、実際には接していないのですよ。

こちらもずっと見てても平気。

メタルパーツはハサミか手錠を変形させたかの形状で、背後の壁に写るシルエットもなかなか趣きがありました。

6/28まで。
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ペンギンキャリーバッグ到着!

2008-05-30 20:52:25 | Suicaなペンギンくん


やった~!

ついに到着です。当選のメールをもらったのが3月の終わり。ですから、もう2ヶ月。

待ちに待ちましたよ。

本当は昨日のハズだったのですが、家に帰ると宅配便の不在通知が。

1日延びて、今日やってきましたよ。

なんか想像してたのよりも大きくてびっくり。

もっと小さいのだと思って、ペンギンくんグッズの収納ケースとして使おうと思ってたのですが、これなら旅行に使えるなあとちょっと気持ちがぐらついております。


ちゃんと段ボールにもキャンペーンの絵柄が印刷されています。

やはりパッケージのわくわく感て大事。

この段ボールのてっぺんに封筒が貼り付いてて、中にはこの案内です。


最後の一文には「今後ともSuicaをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いします」と。
ええ、ペンギンくんをずっと使い続けてくれてこういうグッズがもらえるんですから、これからもずーっとSuicaを使い続けますよ~
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タチコマちっくなG-SHOCK

2008-05-29 23:33:20 | かわいいもの

またまた腕時計を買ってしまいました。

CASIOのG-SHOCK。型番はG-8000C-2VDR。

このG-SHOCK、コイツに似てるでしょ?
攻殻機動隊 S.A.C. GOODSMILE合金 タチコマ

グッドスマイルカンパニー

このアイテムの詳細を見る
攻殻機動隊に登場する自立思考戦車タチコマ。

見た目はメカメカしいのですが、声は子供のようにラブリー。

だんだんと思考回路が成長して、攻殻機動隊のバトーさんのために殉職してみたりといじましい!

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 08

バンダイビジュアル

このアイテムの詳細を見る
是非、ビデオをレンタルしてみてください。

このクオリティの高さは尋常じゃありません。

まだ来ない日のリアリティをいま表現してる数少ない作品だと思います。

以前にこのG-SHOCKのみどりいろのを入手してて、いつかずっとこのスカイブルーのを手に入れようと思ってたのです。

で、ようやく念願叶いましたよ。

どちらも高いところだと12,600円もしてしまうんですが、安いのを見つけると7,000円以下で購入出来るのです。

当然、この2つのG-SHOCKも安く手に入れました。

このタチコマG-SHOCKはまだ腕にはめて外出してないんですよ。
さあ、明日以降これをつけて出歩こうと思います
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YAMAMOTO GENDAI Future Feature vol.4 第三者展(山本現代)

2008-05-28 22:49:05 | アート系


白金の山本現代へ行ってきました。

‘YAMAMOTO GENDAI Future Feature vol.4 -第三者―’展として、新人作家 小林香織、平川なつみの作品の展示しています。

小林香織の作品は「役割」ということを感じます。

西洋の宗教画には万人に通じるモチーフ(受胎告知だとか)の作品がありますよね。

あれがもし、他のひとには一切通じないわたしだけの物語として提示されたら。

そんな風に感じました。

背景に広がる世界は果てしなく広がっているのですが、登場する人物たちの役割に押し込められた重さが滲んでて息がつまる感じ。

でも、人物のタッチは絶望的な重さを孕んでいないのが救いでありこのひとのオリジナリティなんだと思う。もっと思いと石田徹也になってしまう。

ベッドに横たわる女性。その夫と思しき人物。それに2人の娘?

ずっとこのままの調子で描き続けていった時、どう変化してくのか楽しみです。

平川なつみの作品は色使いもタッチも対照的。

脱力するかのごとくのへろへろ系。

かと思いきや、すごく目を惹かれた作品も。

腕組みをしてる女子校生。

でも、自殺を図って飛び降りてるその途中にも見える。

周りには般若のごとく怖い顔の同級生たち。

ああ、ぜんぜん軽くないじゃん。

もっといろいろなタイプの作品が見てみたいなあと思いました。

6/7まで。
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久々の奈良美智グッズー缶バッジ「colette(コレット)」ー

2008-05-27 20:36:11 | アート系


AtoZでやたらと購入した奈良美智グッズ。

その後も新製品やら出るたびにかなりの確立で買い揃えて、このブログに載っけておりました。

でも、ここ最近は以前に比べるとペースダウン。

グッズが出ないのは仕方ないし、欲しいので持ってないものも以前に比べると減ってきた。

先週の金曜日のこと。

登録してある、lammfromm The Concept Storeのメルマガが届いてました。

すると、久々の奈良美智グッズ販売のお知らせが!

しかも、デッドストックの商品。

こんな文章で紹介されていました。

>フランス・パリの人気セレクトショップ「colette(コレット)」。
>そのギャラリー・スペースで、2001年に開催された奈良美智の展覧会で
>販売された缶バッジが、オンラインストア限定販売で登場です!

以前にやはりデッドストックのスノードームが発売されたことがありましたが、あの時はお店でしか購入出来ず、夜い行ってみたら既に売り切れ!

そんな悲しい思い出が脳裏をよぎりました。

ところがその時の反省なんでしょうか?

今回は逆にオンラインストアのみ。

ものがものだけに1人1個限り。

5/23の未明に発売開始ということでずっとページをチェックしてました。

でポチっとしちゃたのです。

そして、つい先ほど宅配便で到着したのです。

白地に線だけのシンプルデザイン。大きさはいつもの缶バッジと同じく500円玉より一回り大きい程度。

デッドストックながら525円は良心的。

なのですが、、、宅配便の送料が735円それに代引き手数料が525円でトータルで1,680円!

でも、プレミアとかついたらもっとしちゃうんだろうなあ~。そう考えるとまあ妥当かなあと思います。

↓オンラインストアのページを見てみたら、やはり売切てました。
http://store.lammfromm.jp/product_info.php/products_id/32082

お酒飲みに行ってべろべろになってたらアウトでしたよ。

ちょっと気分がアンラッキーだったのでうれしかったなあ~。


久々の奈良さんネタなので例のリンクのっけちゃおっと。

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美しくない眺め

2008-05-26 22:41:57 | 日々のこと


さあて今日は何を書こう。

そう思ってマックのiPhotoに入ってる写真を探してたら目についたのがこれ。

トイデジカメGenieIIIで撮影した我が家の窓からの景色。

手前の斜めにクロスしてる格子状のは窓ガラスに入ってるワイヤー。

その向こうでピンが合って交わってるのが電線。

なんとまあ、美しくない景色だろう。

まあ、こんなブログをやってるくらいだから美術館やギャラリーにさんざ足を運んで、心に響く美しいものを
求めてるってのに。

せめて、機能的であれば認めざるを得ないのですが、いかんせんこんな電線は地震があったら危ないだけで見
えてること自体よろしくない。

もし、今度引っ越すとするならばせめて今よりも景色がきれいなところにしたいものです。
とか言いつつもちゃんとネタになってるので気分はちょいとばかし複雑です
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モーリス・ド・ヴラマンク展(損保ジャパン東郷青児美術館)

2008-05-25 14:57:41 | アート系


損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の没後50年モーリス・ド・ヴラマンク展に行ってきました。

先日、松岡美術館に行った折に見たヴラマンクの「スノンシュ森の落日」がとても印象に残っててこれは是非行かなくてはならないと思ってたのです。

ヴラマンクはやはり筆の使い方が素敵です。

うにうにっとうねった動きで残された絵の具のタッチは実物を見ないと分かりません。

ところが、今回の個展は前半は拍子抜けしちゃいました。

というのも、彼独特のタッチに至るまでの作品のボリュームがわりあいに多いのです。

ゴッホやセザンヌの作品に触れる度にヴラマンクは影響を受けてたんですねえ。

作品としてはもちろんいい出来なんですが、もう待ちきれないという感じ。

そんなわけで前半はあまり気分的に乗らずじまい。

ところが後半に差し掛かると、だんだんとヴラマンクらしい筆使いになってきました。

こうなると作品とじっくり向かいあって楽しむことが出来るようになりますね。



「雪の道」

この雪の描き方が最高です。

ぐちゃぐちゃになった絵の具を平らにする気はさらさらないんですよね。

盛り上がって、土の茶色とまじって雪がやっかいなものだなあという感じがすごく出てるなあと思います。

あと、樹の枝のくねくねとした勢いのある筆致もたまりません。

ほんとはこの作品のとなりにあった「雪の村」のほうが更に線がジグザグに踊っちゃってて、かなりやばかったです。

何じゃこりゃあって感じ。



「雷雨の日の収穫」

これ、実物はもっと鮮烈な色彩です。

残念ながらポストカードでは上手く出ませんね。

手前の藁の黄色とオレンジがまぶしいくらい。

画面ほぼ中央で水平に分断された空は対照的に上方び曇天を孕んだ水色。

藁は細い線で、空の雲は大きく絵の具を混ぜて伸ばすようなタッチでこの対比も面白い。



「窪んだ道」

なんかもう笑っちゃいますね。

対象を的確に捉えて描くはずが、もうそれを飛び越えてしまってます。

樹のぐじゃぐじゃっとした描写は曇天の雲との境目が分からないくらい。

手前の道のあたりの黄色のジグザグ線は何だろう?

もうこうなるとヴラマンクの頭の中と彼の筆致の心地よさまかせ。

明らかにおかしいのだけど面白すぎる。

ヴラマンクはやはり筆使いが炸裂してて欲しい。


前半はほとんど書いてなかったメモ。ところが後半はものすごく一生懸命に書いてて我ながらびっくり。

あと、図版はありませんが気になった作品は「パンと鍋のある静物」、「秋の風景」。

「パンと鍋のある静物」のパンの描き方が独特。こういう派手さのないものでもやはり独特です。

「秋の風景」は塗りの面白さ+色彩のバランスがすごく好き。

画面左の緑、青、赤の調和が明るい感じでいいなあと。でも、樹の枝は炸裂しているんですよね。

とまあ、なんのかんの言いつつもかなり楽しめました。

ヴラマンクは実物を見るべきです。あの筆の動きと残された絵の具の形は印刷では絶対に出ませんからね~。

6/29まで。
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サーナ・ホン個展(Kaikai Kiki Gallery)

2008-05-24 19:49:46 | アート系


広尾のKaikai Kiki Galleryに行ってきました。

サーナ・ホンの個展。

前回初めて来て、このギャラリーであれば何にせよ又見にきたいなあと思ってたのです。

だから、申し訳ないのですが、ホンさんについてはよく知りませんでした。


でも、ちゃんとこういうペーパーが用意されていて、今回の展示についてとホンさんの経歴を知ることが出来ました。

韓国系アメリカ人の女性でアニメの背景を担当してたそう。

そうそうこのペーパーの頭にはちゃんとカイカイとキキがいましたよ。

やっぱ、村上さんところだけあってさすがです。

さて、作品はペインティングなのですが、一見してすぐにあることに気づきます。

女の子の服や樹の部分にシートを貼っているのです。

ペインティングのつもりで見ててあれれとなるんですよ。

描いてる部分は決して写実的なものでなくって、馬や熊などその顔までは詳細に描き込まれてはいないのです。

その同じ画面にコラージュのように画面を破壊かき乱すかのようなベクトルではなく調和を見いだそうとする形で入ってくるシートの貼付け。

しかし、画面の塗りは不完全で緑の塗り残しに見える赤がだらあと下に流れてる。

女の子がその作品のほとんどに登場するものの、笑顔はひとつもなし。

すました顔でたんたんとしてる。

なんとなく、おんなのこが黒い髪でアジア系なので日本の昔のイラストにも通じてるなあという感じがするんですよね。

でも、画面全体から伝わってkるのはそんなにのんきな感じではなかったりする。

奥のスペースにインスタレーションがあったのですが、一カ所すごく気になってしまいました。

女の子の服のシートを貼った丸いボードをつないでつくった構成はよこにひろがる樹の枝葉にも見えてくる。

ところが、そのボード一枚一枚を繋いでるネジがままシートの上に見えてしまってる。

これがなければなあ~。なんかすごくもったいなと思いました。

あとは作品のトーンも独特でいいんですけどね。

6/1まで。

Kaikai Kiki Gallery
東京都港区元麻布2-3-30元麻布クレストビルB1F
Tues - Sat /11:00 - 19:00
Close Sun / Mon
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フレッシュアップルマンゴーと黄桃のプリン(ギンザサヴール@豪徳寺)

2008-05-23 23:20:36 | 美味しいたべもの

以前に紹介したギンザサヴール@豪徳寺の奥久慈地鶏の卵の焼きプリン

相当に美味しかったのでちょくちょく食べてたんですよ。

今日も買おうと思って、ギンザサヴールに寄ってみました。

すると、いつものではないプリンがあるじゃあないですか。

その名も「フレッシュアップルマンゴーと黄桃のプリン」。

なんと新発売。

お店のひとに聞いてみたら、何でも今日から発売になったとのこと。

これは買って食べてみるに限ります。

夏っぽいプリンにしたいということでこういう風になったそう。


この箱だけでもうわくわくしちゃいます。

さて、箱を開けてみると。。。

食感はプリンよりちょっと緩い感じ。ふんわりとしています。

やはりマンゴーの味がふわっと出てますね。

でも、よくよく味わってみると、その裏にはりんごの味が控えています。

中には黄桃の切り身が入っててアクセントになってるのです。

プリンの甘さではなくってフルーツの奏でる野性味のある酸味が夏に向いてますね~。

ああ、やばい。

これ、絶対にリピートしちゃう!


ギンザサヴール
世田谷区豪徳寺1-45-11
9:00~23:00(水曜日定休)
http://www.ginzasaveur.jp/
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最近、愛用してるもの

2008-05-22 23:53:14 | 日々のこと


去年の秋から撮り始めた、ボケボケなモノクロ写真。

デジタルカメラはボケが苦手だというけれど、ちゃんと取り方によっては上手く出せるのです。

最近は何かと人に見せてるものの反応はちと微妙。

「これ、欲しい!」

そう思わせるような写真が撮りたいなあと目論んでいます。

まあ、そんな流れでやたらとプリントしてるのです。

いくつかの用紙を試してみたのですが、これがかなりいい感じ。
ピクトリコ ピクトリコプロ・セミグロスペーパー ハガキサイズ(20枚入り) PPS200-HG/20

ピクトリコ

このアイテムの詳細を見る
セミグロスというだけあって光沢すぎず、かと言ってマット紙のようなのっぺり感でもなくほどよい感じでモノクロに上手く合うのです。

でも、まだまだ修練が必要。

なかなか思った通りの黒がしっかりと出たモノクロにはならないんですよね。

その微妙な色をオリジナルな個性としてとらえるかどうかがポイントかなあと。

試行錯誤はまだ続きそうです。
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夜は不穏な空気

2008-05-21 23:08:57 | 日々のこと




夜ってのは不穏な感じ。

これだけ灯りが煌々と照らす現代であっても、闇夜で獣に怯えてた頃の記憶は刻み込まれてる。

暗さの中に光るものがあれば余計にその陰が目立ってしまう。

昼には気にすることのない見えない不安が浮かんでく。

何も見ず、感じずにただ穏やかに眠りたい。

ちょっと疲れてます。

オヤスミ。
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MAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバース(森美術館)

2008-05-20 23:41:53 | アート系


MAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバースを見てきました。

ターナー賞の歩み展がメインだったのですが、こっちのほうがツボにはまりましたね。

でも、意外にも先日行ったオオタファインアーツのほうはイマイチな感じがしてたのに。

理由はすごく簡単。

オオタファインアーツでは字幕なし、森美術館では字幕あり。

ちょっとでも意味が、筋が分かればいいのですが、映像に集中しつつ、慣れない英語に耳をそばだてるのはちょっと苦しいのです。

だから、今回内容がある程度分かって(いや、かなり分かりずらい物語ではあるのですが)、より映像にハマることが出来ました。

実は見に行ったのは先のエントリーの季織亭の湯川酒造の試飲会の後だったのです。

日本酒のアルコールを帯びて気持ちのリラックスしたまま六本木へ。

日曜の夜に開いてるところって少ない(美術館に限らず)ので、すごく有意義でした。

ターナー賞の歩み展を一通り見て、最後にこのMAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバースのコーナーがありました。

会場は区切られていて、映像作品が2種類上映されていました。

手前は「プラシーボ(偽薬)」、奥が「キロワット・ダイナスティー」。

いずれもヴィデオで6分。

これはどうやって撮ってるんだろう?

見てまずそう思いました。

前情報としてミニチュアを撮影して制作してるということは知ってたものの想像を遥かに越えていました。


「プラシーボ(偽薬)」

白いボンドのようなにゅめっとした液状の物体がぬらーと落ちてくる。

無機物と有機物の境界が崩れてく感じが快感。

たぶん、ハイスピードで撮影してるんではないでしょうかね。

不倫してた医者の男が事故にあって云々というモノローグが語られます。

どこまで物語を作ってから映像を制作したのかが気になります。

病院の手術台っぽい造形はあったのである程度の枠組みとしての物語は先にあったかとは思うのですが。

ここまでオリジナルで変な感触の映像作品は初めてでした。


「キロワット・ダイナスティー」

メインの画像がこの作品の中に登場する水中のオブジェクト。

これもぬめっとしてて生物っぽい。

水の中に生えてるのも水草のようでいて、でも無機物。

たゆたうイメージが全編通して心地よい。


出来れば、もう一度オオタファインアーツのほうの作品を字幕付きで見たいなあと思いました。

英語を学んでリスニングしようという気がさらさら無いのが我ながらよし。

7/13まで。
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湯川酒造試飲会@季織亭

2008-05-19 23:31:46 | お気に入りの店(季織亭@経堂)

ずらりと並んだ一升瓶!

こういう光景を見ると、ああ試飲会だなあと実感しますね。

あ、この写真だけ例のトイデジカメ(VQ1005)で撮影しました。やっぱり雰囲気でますね~。


おちょこやとっくりも準備万端です。


試飲会の楽しいのは蔵元の方と直接お話出来るところ。

今回は湯川酒造の湯川尚子さんにお越しいただきました。笑顔の素敵なお姉さん。

長野からはるばるありがとうございます。

って、あれ?

おかしいな。東京だというの先月松本で会ったgeleeさんさんと92さんがいる!

世田谷で再開です。もうわけ分かりませんね~。

おいしいものに敏感なひとたちは遠方だろうがおかまいなし。素晴らしいことです。


お酒は全部で12種類。

さあ、どこまでききわけられるか?絶対に途中であやしくなってくるものです。





一見、瓶の色とラベルは同じように見えるのですが、生酒だったり火入れだったり酵母が違ってたりで味が変わってくるのです。

↑この左から4番目のがにごりで美味しかったです。

にごりの濃いい感じと発砲感がたまりません。


脂ののった大きなサバ。


今回もチーズに酒盗。

このチーズ、前回買いに行ってきた清水牧場のもの。

ちなみに湯川酒造さんはその向かいでご近所とのこと。とはいえ、向こうの感覚なので車で1時間くらいはかかるそう。


かきあげは塩で頂きます。

うーん、やっぱり豊かな肴があるというのはいいですねえ。

このあたりから、いくつか燗にしてみたりと皆さん興味が尽きません。


この燦水木(さんみずき)というお酒を燗にしたのは美味しかったなあ。

味がふああと開いてくのが気持ちよし。

参加者は20人を越えていたのでさすがに2階のカウンターだけでは収まりません。

ということで、お座敷も解放です。

こうやって仲良く楽しく集えることが幸せだなあと思うのでした

さて、このお座敷にかかってた掛け軸。美術ブロガーのはしくれとしては載っけておかねば。なんとなく味わいがあっていいですね。
この「日本一」に目が止まりました。

今、日本一楽しいことをやってる自信はあるぞっと!その時に思ったのですよ。

また、こういう飲みが出来ますよーに。
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村田朋泰展ー夢がしゃがんでいるー(平塚市美術館)

2008-05-18 23:28:51 | アート系

平塚市美術館で開催中の村田朋泰展に行ってきました。

アニメーションの作家さんです。

前に新日曜美術館(だったと思う)で見て印象に残りました。

なんか昭和ちっくな感じの映像で面白そうだなあと。


入り口に入ったところに「さかだちくん」なるキャラがいました。

こういうのがあるとお子さんたちも見てみたくなるのでは?


さらに受付の前には三沢厚彦さんの「ユニコーン」が2頭も。

去年、開催された三沢厚彦 アニマルズ+はいい内容でした。

さて、今回も期待しちゃいます。

受付でチケットを購入し、入り口のある2階へ行こうと思ったら。。。

いきなり、妖しい黒い板で囲われててびっくり。

映像を上映するためのシアターとグッズショップコーナーの部分がすごいことになってる。

美術館でここまでやるか!

架空の「三ノ函」なる地方の観光の街をモチーフにしていて、シアターは「三ノ函映画館」と黒バックに赤い字で書かれてたのです。

2階に上がると同じイメージでチケットもぎりの係のひとのところまでの5メートルくらいを暗い中歩いてくのです。

左手には撮影で使われた小道具が展示されています。

会場の中は薄暗く、よく作り込まれていました。

壁は外と同じ黒のトーン。そして、壁の上のほうにピンクの妙な物体が。天井からはカラフルだけどどこか寂しい感じのする電灯が灯っています。

区切られていて、部屋ごとに映像を観るようになってるのですが、非常に凝ってます。

湘南電車のカラーとつり革、その窓に映される映像。

疲れた顔の男が都会の喧噪を離れて列車で三ノ函に向かうのです。

こういう映像を上映するのって、でっかいモニターさえあればそれだけで最低オッケーなもの。

でも、今回の展示ではどの部屋も空間として練られてているだけで飽きないような仕掛けになっている。

あと、やたらと「立入禁止」なるドアがあって空けてみたものの、スタッフかお客さんかの判別がつかず、すぐにドアを閉めてしまいました。

順路を進んでくと後でそれが空けてもいい扉であることが判明。

なるほど、上手い仕掛けです。

奥の奥のほうの部屋には村田さんからのメッセージが。

黒板にチョークがひっそりと書かれた文字。途中で消えてしまってる。

ふつうなら冒頭にもってくるであろうものをこういうところに置いてくところにセンスを感じる。

映像は台詞はなくって音のみ。

色味のくすんだ感じが妙に郷愁をさそう。

なんだろう、この昭和なテイストは。

連れていたペルソナをつけた女性が実は彼の妄想で、結局彼女はそこにいなかったそのせつなさ。

記憶の残滓は少し痛かったりする。

単に見てるだけだとストレスもたまりそうですが、ちゃんとお客さんがコントロール出来るのもありました。

その名も「三ノ函ジュークボックス」。

古びたジュークボックスなのだけど、英語のキーと数字の組み合わせで三ノ函の名所案内が映像で見られるというもの。

これ、ガチャガチャとキーを打って、映像が流れるというのが子供に大受け。

というか、わたしもやってみて楽しかったです。

しかも、流れる映像がやっぱり昭和ちっくかつチープ、しかもくだらなくってよい。

映像によってはすぐに終わってしまうのもあるし、意外に長いのもある。

SAMURAI IKAがなんかすごく意味もなく長くて、あの音が耳に残って離れません。

無意味にセクシーな場面、その上に意味なく画面を横切るSAMURAI IKA。

謎だなあ。

とまあ、かなり楽しめる内容でした。

規模こそ違えど、AtoZのことを思い出しました。

美術館のホワイトキューブを感じさせない展示として大成功だと思います。

よくぞ、やりましたね!

今回、ショップではガチャガチャがあってやってみました。

なんと100円。

で、引いてみた結果は。


なんと2等のピアニストピンバッヂ。

このコーナーも昔のゲームがあったり、駄菓子屋さんのケースがあったりでなかなか面白い造りになってました。

5/25まで。
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お好み焼 もんじゃ焼 素材鉄板焼 古無門(こなもん)

2008-05-17 23:40:53 | 美味しいたべもの

ともだちからの提案で、弦巻にあるお好み焼き屋さんに行くことに。

古無門(こなもん)なるお店。

雑木林の中にふいに現れるのでびっくりする。


しかも、建物がこんなログハウス。

2階建てで結構キャパもありそうです。


エントランスも雰囲気ありますね。


まずはビール。


彩りもよし、豚キムチ。

豚肉がお花になってていいなあって思う。


炒めて出来上がり。

やばい、ビールが進みます。


お次ぎはお好み焼き。

ねぎ豚天におそばをトッピング。


マヨネーズ、かつおぶし、青のりをふりかけて出来上がり!


お酒の勢いが止まらないのでもう一品追加。

男爵芋バター。

バターだけど、お好み焼きの濃い味に比べたらぜんぜんさっぱりとしてる。


そして〆はもんじゃ焼き。

つるよんもんじゃ。あれ、これどういう意味だっけかな?チェックしてませんでしたよ。


まずは防波堤を作成。


流し込んだら、あとはじっと我慢です。


あとは焦がしていただきまーす!

もんじゃ焼きってそうそうしょっちゅうは食べないので、食べるたびに美味しいなって思います。

今回は食べてないもので気になるのがたくさんあるのでまた行くつもり。

待ってろよ、焼きそば!


お好み焼 もんじゃ焼 素材鉄板焼 古無門
〒154-0016 東京都世田谷区弦巻4-14-1
03-5451-8800
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